学校と日本社会と「休むこと」 の商品レビュー
【目次】 序章:「休むこと」についての意識は変わってきたのか? 第Ⅰ部 日本社会と「休むこと」 第1章 「休むこと」についての意識変化 第2章 日本社会の働き方 第3章 長時間労働の勤務間インターバル 第4章 教員の場合 第Ⅱ部 スポーツ界と「休むこと」 第5章 高校野...
【目次】 序章:「休むこと」についての意識は変わってきたのか? 第Ⅰ部 日本社会と「休むこと」 第1章 「休むこと」についての意識変化 第2章 日本社会の働き方 第3章 長時間労働の勤務間インターバル 第4章 教員の場合 第Ⅱ部 スポーツ界と「休むこと」 第5章 高校野球と「休み」 第6章 近年のスポーツ界等の動向 第7章 高校野球の今後 第Ⅲ部 学校教育と「休むこと」 第8章 皆勤賞という存在 第9章 「出席停止」という規定 第10章 入学試験における「欠席」 第11章 学校の部活動におけるガイドライン 第Ⅳ部 「休むこと」について考える 第12章 「欠席」からみた戦後学校教育 第13章 具合が悪くても休まない学校教育 第14章 「長期欠席」に注目しなくなった学校教育 第15章 「休むこと」についてのルールと無知学 第16章 学校教育における「しつけ」 終 章 欠席と遅刻
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※このレビューにはネタバレを含みます
不足するマンパワーを超過勤務により補う働き方は、持続可能ではない。これの話を最近、ずっとしてた。休むことも推奨しながら、超過勤務は見過ごしているし、休むとやっぱり肩身は狭い。 学校教育において、欠席はいけない、迷惑をかけるとしつけられ、休むことについてのルールを伝えてもらえず、結果長時間労働へ依存するというのが結論として導き出される。 「休むこと」の固定観念と広まりつつある多様性。持続可能な働き方をしながら事業も持続するには。複雑にいろんなことが絡まってて、「休むこと」が当たり前に、ポジティブになるには、何からしたらいいのかとグルグルしている。
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・過重労働と働き方改革と死と ・思い起こせばスポーツ選手をはじめとした 選択的休養をよく見るようになった ・皆勤賞もすっかりなくなった(減った)なぁ
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皆勤賞はすごいことですが、求められるとつらいです。 働き方改革に取り組まれていますが、個人的にまだ休みをとりづらいと思います。 プラベートも大事にしていきたいので、仕事と休みのバランスをとっていきたいです。
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著者の「休むこと」へのこだわりを強く熱く感じる。常々、皆勤賞とか無遅刻とかには否定的というか休みがち、遅刻しがちな私でも若干気圧されるほど。 確かに社会の歯車となるべくマシン化する礎は義務教育の頃に植えつけられている。休んでも後ろめたさを感じる国民性。過労死に当てはまる他言語が無...
著者の「休むこと」へのこだわりを強く熱く感じる。常々、皆勤賞とか無遅刻とかには否定的というか休みがち、遅刻しがちな私でも若干気圧されるほど。 確かに社会の歯車となるべくマシン化する礎は義務教育の頃に植えつけられている。休んでも後ろめたさを感じる国民性。過労死に当てはまる他言語が無いなんて。
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また土曜半ドン、休まない生徒でも校内授業内全て勉学に充てていたかは不明。逆だバブル以降、福利厚生も接待も激減、労働強化と年功序列制の縮小やリストラ激化や勤務評定導入との関連性を無視 学校と社会は鶏と卵。 仮説と断っている。本人も因果関係は証明しきれず、またそもそも証明困難(社会実...
また土曜半ドン、休まない生徒でも校内授業内全て勉学に充てていたかは不明。逆だバブル以降、福利厚生も接待も激減、労働強化と年功序列制の縮小やリストラ激化や勤務評定導入との関連性を無視 学校と社会は鶏と卵。 仮説と断っている。本人も因果関係は証明しきれず、またそもそも証明困難(社会実験がでいない) 読みやすく細かいデータは斜め読みで論旨を取るだけなら2〜3時間で可能。 一番役立つのは椅子と机ごと教室から出して仕舞えば欠席にもカウントされなかった70年代の旧制中学に遡れるナンバースクールの牧歌性。
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