わたしが「わたし」を助けに行こう の商品レビュー
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読み終わって、理解をさらに深めたくて2週目してます。 苦しい時どうすれば良いかと調べれば、「誰かに相談しましょう(頼りましょう)」と書かれた本やネット記事ばかりで、「そんなことは分かってる!」「相手も人間なんだから、24時間いつでも私のタイミングに付き合ってくれる訳じゃないだろ!」とツッコミたくなるばかりの中で、「自分で自分を救う」という長らく望んでいたメソッドを教えてくれる本で、本当に有難かったです。 すぐに出来る訳じゃないことは承知の上で、ナイトくんと対話してみたいと思いますが、まずは1秒足りとも見捨てることなく私を守ってくれたナイトくん(自分)の存在を意識してみようと思いました。
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女子高生かな?ぐらいの若い2人の女の子のイラストが表紙。とてもかわいい。 もしかしたら、著者がこの本を届けたかったのは、そういう若い子達だったのかな。。 私の中に、別の私がいて、仮に名前をナイトくんとしよう(名前は自由につけていい)という説明のしかたは、若い子だとわかりやすいのかもしれないな。 私の場合だと、「無意識のうちに自分自身がそうしむけてしまっていた」のような表現のほうが理解しやすいと思った。 私の中に、何人ものナイトくんがいる、というのは、ちょっと腑に落ちなくて。。。 私は、何かをしようとするとき、 うまくいくことを想像しない。 ダメだったときのことを想像する。 ダメだったら「やっぱりな」と思うように。 そのほうがショックが小さいから。 よく、「願うならいいことを願いなさい」とか「願いは叶う」とか言うけれど、本気で願って信じてると、叶わなかったときのダメージが大きいと経験してしまったから。 もちろん叶うことを願いはするけど、どうせダメだろう、と、心の中で半分諦めている。これは、ひとつの例だけど、私が考えて自覚して行ってる。 こういうことを無自覚にやっていたとして、 それはナイトくんがやっていた、になると、むしろピンとこない。 人間関係がうまくいかない、お金がたまらない、部屋が片付けられない、頑張っても成果がでない、それらはすべて、そのナイトくんが、よかれと思ってやってることだった、 私が傷つかないように守ってくれていた、 というのは、うーーん・・・・と思ってしまう。 片付けられないのは脳の問題の場合もあるし、お金が貯まらないのには別の事情もあるかもしれないと思う。人間関係になるともう他者も絡むから私だけの問題とは限らないと思う。もちろん無意識に色々やっちゃうこともあるし、なんであんなことしたかな、なんで言っちゃったかな、ってことはある。 でもそれら「すべて」ナイトくんが引き起こしていた、とは、私にはどうしても思えなかった。 食べ過ぎや飲み過ぎは、不安やストレスを誤魔化すのに即効性があって楽なのでそうしている、というのは納得するけど、 それは私自身が無意識にやってることで、 ナイトくんじゃないなあ、と思う。 ナイトくんという考え方がとても合う人もいるだろうし、 それで改善される場合もあるんだと思う。 でも私は、腹落ちする、納得する、という気持ちになれなかった。 アタマかたいのかもしれないなあ(汗) 私を助けるのは私、というのはその通りだと思う。ただ、表現のしかたが私には響かなかったという感じです。
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ナイトくんの存在がいることに、とても納得出来た。 毎回同じようなことで引っかかっていたのが、そこはナイトくんが助けてくれていたんだとわかり、ナイトくんワークでしっかり向き合いたいなと思いました。 日常で感じたザワザワに気がついたら、メモして向き合おうと思います。
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オーディブルで聞いていたが良すぎて本も購入。ずっと探していた具体的な「自分の愛し方」をとてもわかりやすく解説してくれていて、今後私のバイブルになりそうな一冊。カウンセリングなどで高いお金を払ってもずっと解消されなかったモヤモヤに、光が差した気がした。ずっと愛を追い求めていたけど、...
オーディブルで聞いていたが良すぎて本も購入。ずっと探していた具体的な「自分の愛し方」をとてもわかりやすく解説してくれていて、今後私のバイブルになりそうな一冊。カウンセリングなどで高いお金を払ってもずっと解消されなかったモヤモヤに、光が差した気がした。ずっと愛を追い求めていたけど、一番身近なところに、誰よりも私を大切に考えてくれている存在がいた。これからは、自分と対話しながら自分の力で沼から抜け出せそうな気がする。 私の言語化できない気持ちを、全て言葉にしてくれたような一冊。そしてオーディブルの朗読者のパフォーマンスが素晴らしい。
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自分の内面と向き合い、対話することの重要性を痛感した。 悩みをなかなか解決できなかったり、及び腰になるのは心の中にいるナイトくんが自分を守ろうとしてくれているから。 傷つきたくないと思うのは悪いことじゃないし、新しい出来事にひるむのもあらゆるリスクを想定できている証拠。 だからど...
自分の内面と向き合い、対話することの重要性を痛感した。 悩みをなかなか解決できなかったり、及び腰になるのは心の中にいるナイトくんが自分を守ろうとしてくれているから。 傷つきたくないと思うのは悪いことじゃないし、新しい出来事にひるむのもあらゆるリスクを想定できている証拠。 だからどうか不安だらけの自分を否定せず、逆に慎重になってくれてありがとうと感謝できるくらいになれるといい。 その上で自分が今なぜ悩んでいるのか、どうすれば改善できるのかを具体的に言語化し行動に移す。 大きなゴールへ向かって漠然と突き進むのではなく、自分にとってのベストを理解しそれに至るまでの過程を逆算する形で、初めは低い目標から少しずつ。
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自分を救う心理学。あなたの心に住む「もう1人のあなた」=「ナイトくん」はあなたを守ってくれるために良かれと思って頑張っているからこそ、あなたの人生に問題が起きてしまっているのである。 あなたが抱えているあらゆる問題は「心の防衛反応」によって起きている。心の防衛反応を「ナイトくん」...
自分を救う心理学。あなたの心に住む「もう1人のあなた」=「ナイトくん」はあなたを守ってくれるために良かれと思って頑張っているからこそ、あなたの人生に問題が起きてしまっているのである。 あなたが抱えているあらゆる問題は「心の防衛反応」によって起きている。心の防衛反応を「ナイトくん」とこの本では呼ぶ。 ナイトくんと対話することで、必要以上の心の防衛を少しずつ緩めてもらうだけでよくて、これからも一緒にいてもらったほうが良い。 ナイトくんを労い、もう1人ではないことを伝える。ナイトくんに自分が大人になったことを伝える。 ナイトくんと手をつないで一緒に歩き出そう。 どんなに悩んでいても、心の底から幸せを感じ、落ち着いた緩んだ、心と体で穏やかに生きられるようになる。自分らしい、生きたい人生を生きることができる。 ナイトくんワークを続けることで心が軽くなることを願う。
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自分のなかにいる、自分を守るためにうまれた存在をナイトくんと呼び、ナイトくんの存在に気づき、名前をつけ、対話し、ナイトくん、ひいては自分自身を癒していく、そんなワークが丁寧に優しく書かれている。 ただ、自分自身のなかにいる存在を意識することは、間違えてしまうと妄想になると思う。...
自分のなかにいる、自分を守るためにうまれた存在をナイトくんと呼び、ナイトくんの存在に気づき、名前をつけ、対話し、ナイトくん、ひいては自分自身を癒していく、そんなワークが丁寧に優しく書かれている。 ただ、自分自身のなかにいる存在を意識することは、間違えてしまうと妄想になると思う。 妄想を生ずる疾患を持っている場合(私だ)はあまりやらないほうがいいかもしれない。もしくは信頼するカウンセラーと共に行うのがいいんじゃないかと思った。 文章が傷ついた人に優しく寄り添ってくれるようで、読んでいるだけで不思議と安らげる。そこが好きだし、私も読むことができて良かったと思う。
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最後まで読んで思わず泣いてしまいました。 自分でも気付いていなかった「今まで傷ついてきた自分」の存在を知ることができました。自己防衛のあり方とその役割について、ゆっくりと手を取りながらわかりやすく教えてくれるような文体でとても読みやすかったです。中学校や高校の図書室に置いてあると...
最後まで読んで思わず泣いてしまいました。 自分でも気付いていなかった「今まで傷ついてきた自分」の存在を知ることができました。自己防衛のあり方とその役割について、ゆっくりと手を取りながらわかりやすく教えてくれるような文体でとても読みやすかったです。中学校や高校の図書室に置いてあると救われる生徒さんも多いのではないでしょうか。とても良い本でした。
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丁度同時並行で心理系の『嫌われる勇気』を読んでいたのだが、『嫌われる勇気』がハードなら、こちらは超ソフトな印象だった。心のブロックになっている部分に丁寧に寄り添った内容。 紹介されているワークは1つだけでわかりやすいが、ワークに至るまでの原因や経緯の事例紹介が多く、端折ると半分く...
丁度同時並行で心理系の『嫌われる勇気』を読んでいたのだが、『嫌われる勇気』がハードなら、こちらは超ソフトな印象だった。心のブロックになっている部分に丁寧に寄り添った内容。 紹介されているワークは1つだけでわかりやすいが、ワークに至るまでの原因や経緯の事例紹介が多く、端折ると半分くらいになるんじゃないかと思った。 最後の方は、潜在意識の書き換えみたいな話になったのも印象深い。 きっと解離性同一症なんかは、ナイトくんが全面に出てきた結果なんだろうな〜なんて思ったりした。
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この本で言う「ナイトくん」が自分の中に存在していることを意識できるのはなかなか大きいと感じた。何か問題が起こったときに「向き合う」という作業をワンクッション置けるので、客観的に、落ち着いて問題に対処できそう。
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