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女の国会 の商品レビュー

4.1

83件のお客様レビュー

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2024/09/01

おもしろい。予想しない結末。 政治家というのは絶対向いてないな。やりたがる意味がわからない。 世の中にはいろんなマイノリティがある。政治は民主主義だからマイノリティの権利を守るのは難しい。

Posted byブクログ

2024/08/31

2024.8.22読了 仕事柄女性であるということで何か大変だったということはない人生だったけれど(幸い出産した時の職場は非常に理解のある職場でマミートラックとかもなかった。産後4ヶ月で業務復帰は体力的にきつかったけれど、女性だから大変というのとはまたちがった)、でも職業によって...

2024.8.22読了 仕事柄女性であるということで何か大変だったということはない人生だったけれど(幸い出産した時の職場は非常に理解のある職場でマミートラックとかもなかった。産後4ヶ月で業務復帰は体力的にきつかったけれど、女性だから大変というのとはまたちがった)、でも職業によっては非常な困難が伴うのだろうなと 同性の政治家に対して良くも悪くも何の思い入れもなかったけれど、この本を読んでいろいろ考えを改めました 年齢的にも一度自分のきた道を振り返らなければならない時期であり、仕事にいろいろ行き詰まりを感じている時に、この本に出会えて良かったと思った本です

Posted byブクログ

2024/08/24

議員は私たちの代表なのに、構成員の性差がありすぎる。評価軸や働き方を決めるトップを高齢男性が占めているのだから、そりゃあ男性が有利になるわな。 そんな不利な状況で女性議員や秘書、記者が対立したり協力したり、たまにえげつない事もしながら、信念を持って働くお仕事小説。と思った。 現実...

議員は私たちの代表なのに、構成員の性差がありすぎる。評価軸や働き方を決めるトップを高齢男性が占めているのだから、そりゃあ男性が有利になるわな。 そんな不利な状況で女性議員や秘書、記者が対立したり協力したり、たまにえげつない事もしながら、信念を持って働くお仕事小説。と思った。 現実の政治家も信念を持っているんだろうか…?多くの国民が政治家に期待していない悲しい時代だけども、政治家には信念を持っていてほしいと思う。 オチに関しては、ちょっと不自然に感じるくらいヒントが散りばめられていて、途中でわかってしまう人も多いだろうけど…、展開が面白いし一気読みできる!

Posted byブクログ

2024/08/24

性別によって戦わざるを得ないことがこんなにも違うのか、と改めて思った。多くの業界で、女性は正当に評価されずに苦しんでいると思うと、憤りを感じてしまう。 今回の新川帆立さんの作品は、政治の世界が舞台。本作品に出てくる男の政治家たちにイライラするが、最後はスッキリとした気持ちになる作...

性別によって戦わざるを得ないことがこんなにも違うのか、と改めて思った。多くの業界で、女性は正当に評価されずに苦しんでいると思うと、憤りを感じてしまう。 今回の新川帆立さんの作品は、政治の世界が舞台。本作品に出てくる男の政治家たちにイライラするが、最後はスッキリとした気持ちになる作品。 これまでの新川帆立作品を楽しめた人、新川帆立作品を読んだことがない人におすすめの作品。

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2024/08/23

女性政治家・女性政策秘書・女性政治部記者が立場をこえて、ジェンダーが絡む事件の謎を解くミステリー小説。展開・設定はかなり荒唐無稽だが、そこは帆立さんらしく抜群のエンタメ筆力でぶった切る。面白い小説だが、結局何を描いているのかブレブレの感もある。まあごった煮としてのエンタメ小説とし...

女性政治家・女性政策秘書・女性政治部記者が立場をこえて、ジェンダーが絡む事件の謎を解くミステリー小説。展開・設定はかなり荒唐無稽だが、そこは帆立さんらしく抜群のエンタメ筆力でぶった切る。面白い小説だが、結局何を描いているのかブレブレの感もある。まあごった煮としてのエンタメ小説として読めば問題ない。

Posted byブクログ

2024/08/23

題材が扱いが難しいものだったが、 話の内容はとても面白かった。 お腹のそこから力が湧いてくるような作品だった。 ストーリーもわかりやすく各人のキャラクターが立っているので、とてもおもしろい。

Posted byブクログ

2024/08/20

政界関連の小説はあまり読んだことがなかったので、人間関係や政治活動の概要が分かって面白かった。性同一性障害の法案がキーになっているが、それを最後のトリックに使っちゃうのかぁとは思った。女性の議員がもっともっと増えると良いな。

Posted byブクログ

2024/08/17

国会のマドンナ"お嬢"が遺書を残し自殺した。敵対する野党第一党の"憤慨おばさん"は死の真相を探り始める。 この小説はある議員の自殺から始まります。主人公が真相突き止めていくミステリー要素を軸に、国会議員を取り巻く様々な職種の女性たちが男社...

国会のマドンナ"お嬢"が遺書を残し自殺した。敵対する野党第一党の"憤慨おばさん"は死の真相を探り始める。 この小説はある議員の自殺から始まります。主人公が真相突き止めていくミステリー要素を軸に、国会議員を取り巻く様々な職種の女性たちが男社会の中で戦い抜く物語です。 ジェンダー指数の政治分野で世界から遅れをとっている日本。政治の世界でいかに女性が戦いにくいか、またそれに関わる女性記者の苦悩や葛藤をこの本を通して学べた気がします。また葛藤おばさん誕生の瞬間は少しテンション上がりましたね。国会議員の裏での立ち回りなど新鮮に感じる内容に加え、この本の軸であるミステリーと合わさって飽きずに読み進めれる作品だと思います。

Posted byブクログ

2024/08/14

この著者の本はほとんど読んでいるので、今回も読んでみた。 国会議員、地方議員といった政治家や新聞記者など、男社会で奮闘する女性たちが登場人物で、政治の世界を描いている。 政治のことはわかっているようでわかっていない。政権を執るとか政策を通すための根回しなどリアルなんだろうなと...

この著者の本はほとんど読んでいるので、今回も読んでみた。 国会議員、地方議員といった政治家や新聞記者など、男社会で奮闘する女性たちが登場人物で、政治の世界を描いている。 政治のことはわかっているようでわかっていない。政権を執るとか政策を通すための根回しなどリアルなんだろうなと思った。もっとフラットに政治はできないものなんだろうか? 最後の謎解きのようなのが唐突過ぎて、違和感があった。 そのうち映像化されるんだろうな。

Posted byブクログ

2024/08/12

語り手が変わるごとに、「あ、この人にはあの人のことがこういうふうに見えてたのか」というのが見えてきて面白かった

Posted byブクログ