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ものがたり洋菓子店 月と私 の商品レビュー

4.1

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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2024/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初っぱな、ラブコメ確定演出で笑っちゃった 読んでいる途中で気付いたんですが、シリーズ作品の2作目とのこと 若く美しいオーナーシェフ糖花さんと、ストーリーを以てデセールを売る語部さん、そして糖花さんの妹、麦さん周りの人間模様 訪れるお客様のストーリーも折り込みつつ、ファンタジックで素敵なお店だなあと眺めていたら、クリスマスシーズン突入の怒濤の展開 めっちゃドキドキしました、どうなるどうなるって 結果としては上手くきれいに幸せに収まるのですが、いやーたのしい読書でした ケーキ食べたくなっちゃった

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2024/09/11

「ほろほろで、さくさくで、ざくざくで、しっとりな、月を集めたクッキー缶」 適当に話を聞いた結果。 たくさんの人に物語を届けたいのであれば仕方がないとはいえ、互いに気になるのならば伝えるべきだろ。 「儚いメレンゲとミルキーなシャンティに降り注ぐ、軽やかなマロンクリームに溺れるトル...

「ほろほろで、さくさくで、ざくざくで、しっとりな、月を集めたクッキー缶」 適当に話を聞いた結果。 たくさんの人に物語を届けたいのであれば仕方がないとはいえ、互いに気になるのならば伝えるべきだろ。 「儚いメレンゲとミルキーなシャンティに降り注ぐ、軽やかなマロンクリームに溺れるトルシェ・オー・マロン」 シェフに選ばれた者は。 心配する要素がありすぎるのは確かだが、全て真似た結果とはいえ本人の意思を無視するのは別なのでは。 「謎めくジョコンドにコーヒーのシロップがひたひたにしみた、伝統のガトーオペラ」 言葉が紡げなくなって。 今まで順調に過ごしていたからこそ、突然の出来事に全てが終わってしまったように感じて絶望しただろ。 「う〜んと大きくカットして香ばしくキャラメリゼした甘酸っぱい林檎くるりとひっくり返るタルト・タタン」 勝手に好かれて嫌われ。 考えもせずに無意識に発していた言葉だからこそ、相手を傷つけるものも平然と言ってしまったのだろう。 「甘くて、ひんやりで、もちもちな、優しい優しいリオレ」 体調不良で早退した後。 熱と薬で朦朧とした意識中だったとはいえ、自分で決めたことを覆してしまったのが失態だったのかもな。 「バターとスパイスの香りとともに月の魔法をしっとりと抱きしめる、奇跡のシュトレン」 ボロボロな店を支えて。 何を言っても言い訳にしかならないだろうが、逃げてばかりで向き合わないのは相手に対しても失礼だろ。

Posted byブクログ

2024/09/03

もしかしなくても九十九さんのあだ名はつっきー…w みんな月の語りの魔法にかかってシェフが空に浮かべるおいしい月を食べちゃうのだ。そしてシェフがかけた魔法にかかっておいしくてしあわせになるのだ(おいしそうすぎて毎回こんなに食べると太りそうとは思うよしかも太る要素バターと糖タップリ洋...

もしかしなくても九十九さんのあだ名はつっきー…w みんな月の語りの魔法にかかってシェフが空に浮かべるおいしい月を食べちゃうのだ。そしてシェフがかけた魔法にかかっておいしくてしあわせになるのだ(おいしそうすぎて毎回こんなに食べると太りそうとは思うよしかも太る要素バターと糖タップリ洋菓子だしw(でも食べたいw しかし自信がないのはしょうがなくても責任逃れはダメでしょ連絡はしないと

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2024/08/25

ほろほろで さくさくで ざくざくで しっとりな 月を集めたクッキー缶 もうこんなの読んだら… 住宅街に佇む洋菓子店 月と私 それは儚く美しいパティシエと 彼女の作品をストーリーとともに語る ストーリーテラーと 魔法がかけられたスイーツが待っている 関わったひとたちは スイーツ...

ほろほろで さくさくで ざくざくで しっとりな 月を集めたクッキー缶 もうこんなの読んだら… 住宅街に佇む洋菓子店 月と私 それは儚く美しいパティシエと 彼女の作品をストーリーとともに語る ストーリーテラーと 魔法がかけられたスイーツが待っている 関わったひとたちは スイーツの魔法という後押しに 少しだけ勇気をもらって一歩踏み出すのだ そしてその魔法は 美しいパティシエとストーリーテラーにも きっと効くはずで… はい! 私はすっかりかかったよ! はい! 読了後、すぐに お気に入りのパティスリーへ走り 素敵なクッキー缶を買いました(笑)

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2024/08/14

『ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私は、こちらです』 この案内看板に誘われるまま店内に足を踏み入れると、黒い燕尾服に身を包んだストーリーテラーが出迎えてくれる。彼の深みのある艶やかな声で語られるお菓子のストーリーは、いずれも盛り付けの説明からスイーツにまつわる由来まで、丁寧で...

『ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私は、こちらです』 この案内看板に誘われるまま店内に足を踏み入れると、黒い燕尾服に身を包んだストーリーテラーが出迎えてくれる。彼の深みのある艶やかな声で語られるお菓子のストーリーは、いずれも盛り付けの説明からスイーツにまつわる由来まで、丁寧で奥深い。そして数々の魅力的なお菓子を作るのは、エレガントな白いコックコートに身を包んだ美しいシェフ。彼女がお菓子に込める想いは、そのお菓子を手にした人の心を優しく包み込んでいく。寂しい人にはそっと寄り添うように、一歩踏み出せない人には優しく背中を押すように。シェフの作るお菓子を中心に、登場人物たちの人間模様が穏やかに描かれている。ページをめくる度に、ケーキの箱を開けるときのような期待感、或いはクッキー缶の蓋をとるときのようなわくわくした気分を味わえる。そして読了後には、温かい気持ちで満ちている。登場人物たちだけでなく、読者にも優しい魔法がかかる一冊だ。住宅街を歩いたら、思わず水色の壁と水色の屋根の洋菓子店「月と私」を探してしまうかもしれない。

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2024/08/12

読み始めるまで前作を全く忘れてたけど、 読み始めたら蘇ってきた 難しい横文字は読み流して、 それでも高校生とか出てくるから ポップな感じで読みやすい。 続編も期待。

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2024/08/11

美味しいお菓子が食べたくなる!語部さんのストーリーも聞きたくなる!キュンキュンカップルばかりで幸せな気分になる!

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2024/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブクログのおすすめにあったので読んでみた。タイトルだけでは気付けなかったが、シリーズの2作目だった。1作目は未読。 小さなお菓子屋さんと、お菓子のストーリーテラーと、お客さんたちの話。どれもお菓子が出てくる。知らないお菓子の名前はスマホで検索しながら読んだ。全部美味しそう。 洋菓子店『月と私』のシェフの糖花とストーリーテラーの語部。糖花の妹の麦と同級生の令二、爽馬、小鞠。パティシエ見習いの郁斗と親戚の兄みたいな時彦。ソムリエの絢辻。3人のパートのおばさんたち。どの登場人物たちも優しくあたたかく可愛らしい。 一話第二章の話が絢辻さんのことだったとは。第三章の女の子がクリスマスイブにケーキを引き取りに来たのも微笑ましかった。 私にとっては糖花と語部(と麦)のやりとりが甘ったるすぎたかな。というかこの本全体が甘い。自分の好みとは違ったが、ネガティブ要素ほぼなし(一応あるにはあるけどそこまで重くない)でライトに読みたい人には好まれそう。少女漫画読んでるみたいな気分になった。

Posted byブクログ

2024/06/20

月と私の、2つ目の物語。 今回もまた、とっても美味しそうなスイーツが盛りだくさん。 進展した二人の関係にもドキドキさせられ 大切な人とスイーツを食べたくなりました。

Posted byブクログ

2024/06/02

大好きな本の続き! 今作も可愛くて美味しそうなフランス伝統菓子がたくさん登場して幸せな気持ちになれた。糖花と語部の距離が縮まっているのも素敵! シーズン1で出てきた懐かしいキャラクター、新たに出てくるパティシエの卵や元ソムリエ、みんな魅力的で心が温まった。

Posted byブクログ