ファスト・カレッジ の商品レビュー
思ったより面白くなかった。 全体的に「〜ではない」「〜ないのです」など“ないない尽くし”で、そのあまりのネガティブっぷりに、読んでいると鬱々とした気分になる。しかし途中から、言葉遊び的な筆者の言葉選びがクセになった。
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他の本探してるときに目に留まって、一緒に購入した。 大学の事務局から見た大学の実態ということで、赤裸々というか呆れるような話が次々と。自分のいた大学(学部)にお坊ちゃんな人いたかな?と思いつつ、著者も言うように色々な人がいる中でこんな方達も混じっているのかなとも感じる。 教員の...
他の本探してるときに目に留まって、一緒に購入した。 大学の事務局から見た大学の実態ということで、赤裸々というか呆れるような話が次々と。自分のいた大学(学部)にお坊ちゃんな人いたかな?と思いつつ、著者も言うように色々な人がいる中でこんな方達も混じっているのかなとも感じる。 教員の質は問題あると思うが、一方で学生にも問題あり、妙なところで需要と供給が成り立っているのかなとも。 著者はこの事態に何も(本は書いたけど)してないの?と中盤まで気になっていたが、終盤にそのような中で自分のやっていること、今後の展望はあげていた。シラバス比較というのは、確かに一理あると思う。
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類書とは異なり、実名や勤務先を明かしてということで、私の周囲でも話題になっていたので、早速入手して読んでみた。 大学雨教員の実態については、多少デフォルメもありなのかなとは思いつつ、あるあると思わせられたり、本学だけではないのかと安心(?)させられたりと、少しヒヤヒヤ、大いに楽し...
類書とは異なり、実名や勤務先を明かしてということで、私の周囲でも話題になっていたので、早速入手して読んでみた。 大学雨教員の実態については、多少デフォルメもありなのかなとは思いつつ、あるあると思わせられたり、本学だけではないのかと安心(?)させられたりと、少しヒヤヒヤ、大いに楽しめたという感じでリアルで受け止めることができた。私にとってはエンタメ的に受け止められたが、大学関係者以外の一般の方がどう受け止められるかは興味深いところではある。 最後がちょっと綺麗事すぎる結び、提案かなと思うが、何を期待していたのか、もし自分ならどう結ぶかを考えると、妥当(この表現は上から目線で適切ではないと思いつつ)というか、かなり良いまとめであると言えるのだろう。これがなければ大学の将来も真っ暗で夢も希望も持てなくなるかも。大学界にもまだ微かな光明も残されているかもと感じられ、多少勇気が貰えた様にも思う。
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