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池上彰の20世紀を見にいく の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/01/24

池上さんの本はどれをとっても良いのだけれど、やはり映像の力はスゴい。何だかんだ言って知ってそうで知ってないの20世紀前半を短時間でカバー出来てしまう超効果的な歴史を振り返れる本(映像)である。 戦争を正当化する嘘偽りをシャアシャアと述べていた方々は、今この動画を見て何というのだ...

池上さんの本はどれをとっても良いのだけれど、やはり映像の力はスゴい。何だかんだ言って知ってそうで知ってないの20世紀前半を短時間でカバー出来てしまう超効果的な歴史を振り返れる本(映像)である。 戦争を正当化する嘘偽りをシャアシャアと述べていた方々は、今この動画を見て何というのだろうか?と怒りを持って問いたい。 同時に、同じ日本国の歴史構成者の1人として、自らのあり方に対する責任を感じさせられる。

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2018/12/16

DVDで池上彰氏の明快な解説で近代史を振り返ることができてお得な一冊でした。この知識は今後のニュースを追う上でも役立つと思います。

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2012/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同名番組の中から選りすぐりの15回分を収録した120分のDVDと、カラーMAP満載tキストで構成。 国連脱退を決めた決定的場面、ヒトラーの怒号のような演説、真珠湾攻撃のカラー映像目当てで購入しました。 日本では流されていない映像も多数あって、見応えがありました。 中でも、田中隆吉の映像(第一次上海事変は関東軍の謀略だったと認めている)のは、はじめて観たので衝撃でした。 1つの場面、その映像が どう編集され、どのような意図をもって公開されたのか、またはされなかったのか、リアルタイムだったのか、あるいは何十年も経ってからなのか。 っていうのは国によって、内容によって、立ち位置によって 違うけれど、映像そのものは真実。 フィルムが記録として残っているからこそ、なかったことには出来ない。 一時的にはそれが出来たとしても 時間が経てば、事実が露呈する。いずれ。 そういった意味では 抑止力なんだなー、と思いました。

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2012/08/10

 池上さんのビデオを注文したら付いてきたDVD動画付きの本です。一般でも売られているようです。  もとはBSジャパンの番組で放送された映像を編集したもので,一話一話がコンパクトにまとめられていて,歴史の授業でも利用できそうです。  第10回「第一次上海事変」での田中隆吉元少佐のイ...

 池上さんのビデオを注文したら付いてきたDVD動画付きの本です。一般でも売られているようです。  もとはBSジャパンの番組で放送された映像を編集したもので,一話一話がコンパクトにまとめられていて,歴史の授業でも利用できそうです。  第10回「第一次上海事変」での田中隆吉元少佐のインタビュー映像を初めて見たのですが,これにはビックリでした。

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2010/09/25

20世紀を振り返るというDVD付きの本。 後半は中国との関係を中心に構成されているので、これから中国と関係する仕事をする人はあらためて日本の歴史を振り返る意味で読んで(見て)ほしい。(特にわたしのように歴史に疎い方) 中国とのビジネスが急拡大されていことに合わせてリリースされた...

20世紀を振り返るというDVD付きの本。 後半は中国との関係を中心に構成されているので、これから中国と関係する仕事をする人はあらためて日本の歴史を振り返る意味で読んで(見て)ほしい。(特にわたしのように歴史に疎い方) 中国とのビジネスが急拡大されていことに合わせてリリースされたという見方もできます。 それにしても複雑ですね。 歴史を振り返ると満州事変からはじまり日本は中国を常に侵略先と見てきた。 中国から見れば日本は侵略者。 それが現在の反日教育につながっていると考えると納得せざるを得ないところもあり。 過去は過去として認め、新しい未来を築く。 言ったり書いたりするのはとても簡単ですが、実際根は深いです。

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2009/10/04

古くは日露戦争からの映像がDVDのなかに入っている。 本を何冊か読み想像していた当時と、映像に映っているものは違う部分が多くあった。 戦争中の映像では、本で読んでいるとなかなか伝わってこない、厳しさが感じ取れた。 日常での映像では、想像していたよりも、当時の人々が現代的に見えた...

古くは日露戦争からの映像がDVDのなかに入っている。 本を何冊か読み想像していた当時と、映像に映っているものは違う部分が多くあった。 戦争中の映像では、本で読んでいるとなかなか伝わってこない、厳しさが感じ取れた。 日常での映像では、想像していたよりも、当時の人々が現代的に見えたのが新鮮だった。 なにより映像を観ることで、「やはり本の中のできごとではなかったんだ」と、改めて感じたことが何よりの収穫だ。 こうしてみると後世のひとたちにとって、その場の雰囲気を伝えてくれる映像というのは、貴重な資料なのだと気付いた。 いままでビデオを撮っている人たちを見ると、すこし軽侮していたところがある。 だけど、このようにあとあとになって見返せる資料というのは大事なのだ。これからは記録をどんどん残そうと思った。 ほとんど余談  ヒトラーが演説しているときの映像も入っていた。 言語も違っており、実物を見たわけではないけれども、とてつもないカリスマ性を感じた。 思わず、ついていきたくなる人だ。 あのように、人前でまったく臆さずに熱弁できるほどの信念を自分も持とう。 そうすれば周りのひとの心も動かせる気がする。

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