紫の女王 の商品レビュー
最近好きで「作家読み」している小森香折さんの「青の読み手」シリーズの最終巻。 児童向けファンタジーが沢山あるなかでも、比較的年齢の低い子でも読める感じを目指している風で文章は平易、あっさりした読み口だけど、サンドラたち大人キャラの一筋縄でいかない感じなど、独特のえぐみ?のようなも...
最近好きで「作家読み」している小森香折さんの「青の読み手」シリーズの最終巻。 児童向けファンタジーが沢山あるなかでも、比較的年齢の低い子でも読める感じを目指している風で文章は平易、あっさりした読み口だけど、サンドラたち大人キャラの一筋縄でいかない感じなど、独特のえぐみ?のようなものがあって、個人的にはそこが好きです。 このシリーズはこれで終わりですが、まだ読んでいない過去作もあるし、新作も楽しみにしています。
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楽しみにしていた最終巻。初巻に比べて、あっという間に終わった感じのするラスト。ストーリーの中心で動いている人物に、それぞれ思惑があり、ストーリーの結末への願いもまた、それぞれだった気がする。 中心となったラベンヌ王国のセシル王女と、ノアの絆の因縁の理由やロゼの登場が、唐突に思えた...
楽しみにしていた最終巻。初巻に比べて、あっという間に終わった感じのするラスト。ストーリーの中心で動いている人物に、それぞれ思惑があり、ストーリーの結末への願いもまた、それぞれだった気がする。 中心となったラベンヌ王国のセシル王女と、ノアの絆の因縁の理由やロゼの登場が、唐突に思えたけれど、ラストのどんでん返しもびっくりでした。登場人物の中では、主人公のノアよりサンドラとシドがすきかな。
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そうだったのかぁ、と結末に一応納得するも、ロゼの使い道はもう少し何かあったのでは?と思わずにはいられない。
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