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メンタル脳 の商品レビュー

3.6

75件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2024/06/22

ストレスのない人生はない。広告やsnsで幸せな人生がずっと続くと錯覚しがち。幸せは無視する。いつも幸せでいられるはずと期待することは非現実的。メンタルを良い状態に保つのは、運動、睡眠、友人。

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2024/06/20

・ストレスの原因に関わらず、運動はストレスから守ってくれる ・一緒にいて快適で、信用出来る人たちに囲まれる ・夢中になれて、意味を感じられることをする (他の人に対しても意味を感じられるようなこと)

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2024/06/09

若者向けに書かれた本ということですが、精神のあり方や幸せの追求について中年にも有益な話が盛りだくさんの内容でした。 今生きていることは祖先が生き延びるために正しい行動をとってきた連続、それは脳の仕組みが命を最優先してきたから、そして現代では命を脅かされる状況はほぼ無いのに脳が危機...

若者向けに書かれた本ということですが、精神のあり方や幸せの追求について中年にも有益な話が盛りだくさんの内容でした。 今生きていることは祖先が生き延びるために正しい行動をとってきた連続、それは脳の仕組みが命を最優先してきたから、そして現代では命を脅かされる状況はほぼ無いのに脳が危機を感じているために鬱になる、感情は脳が情報をまとめて自分自身をコントロールするためで幸せを感じるのも生き延びさせるための方法、だから不安やストレスを感じてパニックになるのは脳の防御のメカニズム、辛い記憶が蘇ったりPTSDや妊娠中のつわりになるのは脳が同じような危険から身を守ろうとしているから、運動をすることで体が強くなると脳にその情報が伝わりメンタルも強くなる,肌を撫でることでエンドルフィンが出るので毛繕いのような関わり合いが必要、alone とlonely の違い、孤独を感じると病気になりやすく寿命も縮まる、人のイケてるSNSをみるとメンタルが下がるので見る時間を制限する、幸せは追うと逃げる、幸せの材料は家族や友人や同僚などでその人たちにとっても意味のあることに夢中でうちこめれば幸せを感じられるはず。 自分の脳にも自分自身にも優しく生きていきたいと思います。

Posted byブクログ

2024/06/09

スマホ脳、運動脳、最強脳、ストレス脳に続いて、5冊目を読んだ。アンデシュ・ハンセン氏の〇〇脳シリーズは、読むと穏やかな気分になり、やってみようかなと思うことが多い。 今回もやはり大事な事は、①運動(やらない理由はない)、②一緒にいて安心できて、信用できる人たちに囲まれる、③夢中に...

スマホ脳、運動脳、最強脳、ストレス脳に続いて、5冊目を読んだ。アンデシュ・ハンセン氏の〇〇脳シリーズは、読むと穏やかな気分になり、やってみようかなと思うことが多い。 今回もやはり大事な事は、①運動(やらない理由はない)、②一緒にいて安心できて、信用できる人たちに囲まれる、③夢中になれて、意味を感じられることをする。特に運動は、メンタルを安定させる。鬱になる可能性をぐっと低くしてくれる。運動しながらなかなか他の事は考えられないものね。いつの間にか動きに集中しているから。

Posted byブクログ

2024/06/04

■第1章 なぜ私たちは生きているのかのポイント ・人類の歴史のうち99.9%の時間では、半数が10代になる前に死んだ。 ・私たちはそんな世界で数百世代にわたって「正しい選択」をしてきた先祖の子孫である。 ・人間の脳は私達を生き延びさせるために進化してきた。感情はそのための「道具」...

■第1章 なぜ私たちは生きているのかのポイント ・人類の歴史のうち99.9%の時間では、半数が10代になる前に死んだ。 ・私たちはそんな世界で数百世代にわたって「正しい選択」をしてきた先祖の子孫である。 ・人間の脳は私達を生き延びさせるために進化してきた。感情はそのための「道具」。 ■第2章 なぜ感情があるのかのポイント ・脳は私たちをコントロールするために「感情」を使う。 ・怖かったり勇気が出たりするのは、脳が私たちを「生き延びさせる」ためにしていること。 ・私たちの集中力には限界がある。だから脳がいくつもの情報を「まとめ」てくれている。 ■第3章 なぜ不安を感じるのかのポイント ・私たちは幸福を感じたままではいられない。それではサバンナで死を招くだけだからだ。 ・脳の「火災報知器」扁桃体が不安を引き起こす。 ストレスは「逃走か逃走か」のモードに入る「身体のプロセス」。「不安」もこのストレスシステムを起動させる。 ・不安は防御のメカニズム。それが理解できれば不安を過度に恐れずにすむはず。これも脳が私たちを生き延びさせるために仕組みなのだから。 ■第4章 なぜ記憶に苦しめられるのかのポイント ・脳は私たちに「そのままの外界」を見せるわけではない。私たちを動かすために「記憶」も道具として使う。 ・辛い思い出が蘇るのは、脳が同じような危険から私たちを守ろうとするから。 ・記憶は取り出すたびに変化する。安心できる状況で辛い思い出を口に出すことで、辛さを減らすことができる。 ・嫌な記憶も「フタをする」のではなく何度も取り出すことで変化させることができる。ただし、専門家の助けが必要なこともあるので注意。 ■第5章 なぜ引きこもりたくなるのかのポイント ・つわりも引きこもりも恐怖症も、脳が感染などから私たちを守ろうとして引き起こされることがある。ただし、少々やりすぎなこともある。 ・脳は危険に強く反応するようにできている。今は世界中の危険に関するニュースが常時スマホに入ってくるから要注意。 ・ネガティブな感情を一人で乗り越えるのが困難なときは、まず両親や学校の先生、保健室の先生などに話を聞いてもらう。助けを求められるのは勇気がある証拠である。 ■第6章 なぜ運動でメンタルを強化できるのかのポイント ・脳も身体の一部。身体が強くなければその情報が脳に伝わり、メンタルも強くなる。 ・ストレスの原因にかかわらず、運動はストレスから守ってくれる。 ・運動でうつのリスクは下がる。ストレスや不安を減らし、パニック発作や恐怖症、PTSDにも効果がある。成績が上がり自信がつくことも期待できる。 ・運動しない理由はない。 ■第7章 なぜ孤独とSNSがメンタルを下げるのかのポイント ・私達の祖先は群れで生きてきたので、他者と連帯できれば幸せを感じるし、孤独になればストレスになる。多大、孤独は本人が感じるかどうか次第。 ・孤独を避けるため、脳は記憶や意見を変えたりする。 ・孤独はメンタルや身体の病気の確率を上げ、寿命も縮める。他人をネガティブに捉えるようになることもある。 ・キラキラしたSNSはメンタルを下げる。SNSの時間を制限することが大切。 ■第8章 なぜ「遺伝子がすべて」ではないのかのポイント ・メンタルの強さは遺伝或いは環境だけで決まるわけではない。ただし、運動することでメンタルを保てる可能性は高まる。 ・脳は粘土のようなもので、睡眠や運動、長期的なストレス、友人、セラピーなど日々どのように生きるかで働きが変えられる。これらは自分の意志で決められる。 ・脳は変えられない、治らないと思えば現実にそうなりかねない。単純に思い込まず、科学的にに考えれば知識は解毒剤になる。 ■第9章 なぜ「幸せ」を追い求めてはいけないのかのポイント ・幸せは追い求めれば逃げるもの。 ・幸せの主な材料は家族や友人、同僚など「他の人間」である。 ・他者にとっても意味のあることに夢中で打ち込めれば幸せを感じられる瞬間は訪れるはず。 ■幸せのレシピ ①一緒にいて快適で、信用できる人達に囲まれる。 ②夢中になれて意味を感じられることをする(他の人に対しても意味を感じられるようなこと) ③①と②を繰り返す。

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2024/06/02

とても読みやすい.クリティカルライティングが徹底されている.また,有益な話が平易に表現されていてとてもわかりやすい.大人から子供まで楽しめる一冊 =================== 感情とは自分の身の回りで起きていることへの反応 感情は人間が生存するために発達させた道具...

とても読みやすい.クリティカルライティングが徹底されている.また,有益な話が平易に表現されていてとてもわかりやすい.大人から子供まで楽しめる一冊 =================== 感情とは自分の身の回りで起きていることへの反応 感情は人間が生存するために発達させた道具 生きることは意思決定の連続 感情は論理に劣らず意思決定を促す 広告は理性ではなく感情を訴えてくる 広告という媒体を通じて感情は感染する 人間がストレスを感じると心拍が上がる理由 ・逃走あるいは闘争に備えるため 不安=事前のストレス 脳が作るイメージは外界を切り出したものではなく 「脳が役に立つと思った情報」に過ぎない.事実や過去の再生ではない. 妊婦のつわりは食中毒への防御が強まっている表れ うつ=バイタリティが失われている状態 逃走あるいは闘争に晒され続けた時の脳の反応 運動は脳のストレス耐性を維持・強化する 運動をしない理由はない スマホのキラキラ情報は自分を卑下させ,うつを高める. 避けるべし. 幸せのレシピ ・一緒にいて快適で信用できる人たちに囲まれる ・夢中になれて,意味を感じられることをする. ・これを繰り返す.

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2024/05/16

自分を守るために脳が危険だとシグナルを出すのは、人間が生き延びるために必要な事だった。ストレス脳を読んだはずなのに忘れていた。 脳が今起きている急激な変化に対応できていないだけで脳は正常である。その言葉に安心したし鬱は弱い人間がなるのではなく、むしろ自分を守ろうと脳がシグナルを出...

自分を守るために脳が危険だとシグナルを出すのは、人間が生き延びるために必要な事だった。ストレス脳を読んだはずなのに忘れていた。 脳が今起きている急激な変化に対応できていないだけで脳は正常である。その言葉に安心したし鬱は弱い人間がなるのではなく、むしろ自分を守ろうと脳がシグナルを出し続けているだけ。そう思えたら少し楽になるなと思った。今度はちゃんと心に留めるようにメモを残します。

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2024/05/16

図書室。 「スマホ脳」の時ほど知らなかったことや実践してみたいことはなかったものの、なぜ感情があるのか、永遠に幸せでいられないのはなぜかなどを読むと、落ち着くことができた。

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2024/05/10

〜豆知識〜  賞味期限表示ができるよりもずっと前の時代、保管が良くなかったり古くなったりした肉や牛乳には危険な細菌が繁殖しており命を奪う寄生虫が潜んでいる可能性があった為つわりが起こる。  引きこもりも恐怖症も脳が感染などから私達を守ろうとして引き起こされる事がある。ただし、少...

〜豆知識〜  賞味期限表示ができるよりもずっと前の時代、保管が良くなかったり古くなったりした肉や牛乳には危険な細菌が繁殖しており命を奪う寄生虫が潜んでいる可能性があった為つわりが起こる。  引きこもりも恐怖症も脳が感染などから私達を守ろうとして引き起こされる事がある。ただし、少々やり過ぎな事もある。  トラウマの対処法も載っていて読んでみて良かったと思います。辛い出来事がフラッシュバックしてきた時は蓋をしてしまうのではなく深呼吸をしたり言語化してみるのもいい方法なのだそうです。  私は漠然とした不安に襲われる時は何故そう感じるのだろうと感情を疑ってみるようにしています。ただ本当の恐怖を感じている時(地震速報を聞いた時やセーラー服、ナース服を見た時)はそこまでの冷静さを取り戻せずに感情に流されてしまうことも。

Posted byブクログ

2024/05/04

「スマホ脳」が面白かったので、こちらも拝読。つい最近幸せな出来事があり、それが終わった瞬間に不安に煽られたが、この本を読んで自分が不安になった理由が分かった気がする。自分のメンタルの取説のような本で勉強になった。 要約: 狩猟採集民だった時代、脳の一番大事な仕事は、私たちを「生...

「スマホ脳」が面白かったので、こちらも拝読。つい最近幸せな出来事があり、それが終わった瞬間に不安に煽られたが、この本を読んで自分が不安になった理由が分かった気がする。自分のメンタルの取説のような本で勉強になった。 要約: 狩猟採集民だった時代、脳の一番大事な仕事は、私たちを「生き延びさせること」であった。そのため、存続危機になることがあれば(危険な動物や虫を見つけたり、群れから離れたり)「不安」を感じさせ、危険を回避できれば「幸せ」だと思わせる「感情」を作ってきた。常に命の危険があった世界で役目を果たすために進化してきた脳は、ここ約一万年変わっていない。つまり、平和な社会で生きる現代とは全く違う構造で脳は機能しているため、タバコよりクモやヘビが怖かったり、SNSで他人と比べてしまうことで自分がヒエラルキーの下になって群から追い出されると誤解したりして不安にさせてしまう。このような不安といった感情が起きるのは、必ずしも病気や欠陥ではなく、脳が今の世界のことをよくわかっていないにもかかわらず、私たちを助けようとしているから起きること。 また、幸せをいつも必ず感じることは無理。ハッピーで明るい感情しかなかったら、人類はもうずっと前に絶滅している。脳の重要な任務は、「あなたを生かしておくこと」であり、幸せではない。人間は、満足する生き物ではなく、ついに不満がある。そのおかげで生き延びてこられたんだから。だから、幸せに期待するのはやめよう。良い人生を送るためには、意味を感じられることに力を注ごう。 どの本でも「運動した方が良い」と勧められるのは、祖先が平均15,000歩歩いて進化してきており、脳もその運動基準を満たした時に一番機能するから。また、「体のコンディションが良い」と危険から自分を守ってくれる確率が上がり、生き伸びられる可能性が上がる。それでストレスも感じにくくなったから。 よって、幸せのレシピは 1 一緒にいて快適で、信用できる人たちに囲まれる。 2 夢中に慣れて、意味を感じられることをする 3 1と2を繰り返す 以上。 個人メモ: 生き残るために、狩猟採集民の大変だった時代の脳みそで生きている。今でも病気をうつされたくないから、病気の人には帰らないようにするし、目の前にカロリーたっぷりの食べ物があればいくらでも食べてしまいます。草むらでちょっと動いただけてびっくりしてしまうし、一人ぼっちになるのも嫌いで、胸の中にいられるように全力を尽くします。サバンナで生まれて暮らすのが1番安全で、1人になったら死んだも同然だったからです。 感情と言うのは、周囲の情報と、体の中の情報脳が「解釈」し、「まとめ」たもの 取るに足らない選択は、直感に頼って素早く済ませるように脳ができている。= 決断が早いのは重要じゃないと思っているから?つまりものすごく時間を掛けて考えるのは、その事柄がその人にとって重要だから? 不安やストレスは闘争か逃走かのモードに入る体のプロセス。不安は防御のメカニズムで、脳が私たちは生き延びさせるための仕組み。今は平和なのに、生き抜くのが過酷だった狩猟民族と同じ頻度で脳に不安スイッチが入るため、現代の人は疲れてしまう。不安はあなたを守るためのものだから、極度に恐れなくていい。 記憶も脳によって作られる。だから自分を生かすために、過去の出来事が事実と違う形で記憶されたり、また常に更新し続ける。これもあなたを守るため。

Posted byブクログ