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風に立つ の商品レビュー

3.8

178件のお客様レビュー

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2024/10/21

気持ちの伝え方が不器用な親子の話。 親子だから、わかるだろうではなく、 親子だからこそ、言葉や態度で伝えなければ 相手には伝わらないんだろうと思った。 苦労してきた分、 自分だけがしあわせになることに 臆病になってしまう。 でも、親子でお互い少しづつ 気持ちが理解できたことで...

気持ちの伝え方が不器用な親子の話。 親子だから、わかるだろうではなく、 親子だからこそ、言葉や態度で伝えなければ 相手には伝わらないんだろうと思った。 苦労してきた分、 自分だけがしあわせになることに 臆病になってしまう。 でも、親子でお互い少しづつ 気持ちが理解できたことで、これからは 思う存分しあわせになってほしい。

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2024/10/20

家族の在り方を改めて見つめ直すキッカケになりました。岩手の南部鉄器工房を営む親子、妻に先立たれ、ギクシャクした関係のまま… ある日、突然、堅物な父親が、非行少年を見守る補導委託をすると言い出す。全ては俺1人で面倒みるので、迷惑をかけないが約束だった。だが、事あるごとに巻き込まれ...

家族の在り方を改めて見つめ直すキッカケになりました。岩手の南部鉄器工房を営む親子、妻に先立たれ、ギクシャクした関係のまま… ある日、突然、堅物な父親が、非行少年を見守る補導委託をすると言い出す。全ては俺1人で面倒みるので、迷惑をかけないが約束だった。だが、事あるごとに巻き込まれて、いつしか違う感情が…。 家族とは…いろいろな関係性はあるが、どれも正解、ただちょっとのすれ違いだけなんだと。

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2024/10/18

補導委託の制度は知りませんでした。 ザ!みたいな職人さんと、これまたザ!みたいなキャラクターのバイトくんに囲まれて、大事にされている春斗は丁寧に描かれて微笑ましく読み進めることができました。 ただ、父と息子の物語なのですが、春斗の父はステレオタイプに過ぎる気がするし、結末のために...

補導委託の制度は知りませんでした。 ザ!みたいな職人さんと、これまたザ!みたいなキャラクターのバイトくんに囲まれて、大事にされている春斗は丁寧に描かれて微笑ましく読み進めることができました。 ただ、父と息子の物語なのですが、春斗の父はステレオタイプに過ぎる気がするし、結末のために(?)、悟は終始煮えきらない中二病のようで、共感できませんでした。

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2024/10/15

補導委託は初めて知りました。受け入れ側は大変ですが、少年の立ち直りの機会が増えることを願います。早く映像化してほしい作品です。

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2024/10/14

補導委託という制度を初めて知った。親子が、分かり合えているとは限らない。老眼、とはいい表現だと思うが近すぎると見えないこともあるのは文字だけでなはい、ということか。孝雄も苦労した。春斗の父親、達也も苦労した。同じように親で苦しんで育っても子供への思い、接し方は異なる。春斗がこれか...

補導委託という制度を初めて知った。親子が、分かり合えているとは限らない。老眼、とはいい表現だと思うが近すぎると見えないこともあるのは文字だけでなはい、ということか。孝雄も苦労した。春斗の父親、達也も苦労した。同じように親で苦しんで育っても子供への思い、接し方は異なる。春斗がこれからいい人生を歩めますように。

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2024/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

心が温まる作品だった 読書感想文が捗りそうなお話 補導委託された少年が心を開いていって、両親とのわだかまりがとけて感動。泣いちゃいました。 主人公自身も、最初は補導委託のお手伝いを嫌々してたけれど、徐々に絆ができていって、自身も愛情に気付かされていくのが良かったです。 良い話だったけどあんまり記憶には残らないかなぁ

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2024/10/09

とても素晴らしい1冊でした。すごい深みのあるストーリー。優しさとは何か?がこの本を読めば良く分かる。いろいろと共感できる内容でした。感動。

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2024/10/09

 感動❢❢❢ 味方〜人は自分の味方だと思った人しか頼りません。  奥深いね〜涙がとまらないとこがあります。後半に感動しながら涙します。  この本は最高なめぐり会いでした。

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2024/10/07

先週夫婦で行った東北旅行の岩手県が舞台の「補導委託」がテーマの小説。 最初(第6章まで)は問題を起こして南部鉄器製作の工房に来た少年の様子を描き、事件らしい事件も起こらず少しだるいなと思っていたが、最後の第7章の仙台家裁の少年審判から一気にこれまでの伏線を回収し、感動させる展開。...

先週夫婦で行った東北旅行の岩手県が舞台の「補導委託」がテーマの小説。 最初(第6章まで)は問題を起こして南部鉄器製作の工房に来た少年の様子を描き、事件らしい事件も起こらず少しだるいなと思っていたが、最後の第7章の仙台家裁の少年審判から一気にこれまでの伏線を回収し、感動させる展開。さすが柚月裕子と言いたいところだが、六章までがだるいので、マイナス2★。 東北地方の私の親父世代の生活の過酷さが、旅行に行ってきた後だけに、沁みた。

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2024/10/05

南部鉄器の職人の父が相談もなく非行少年の補導委託をすると言い、一人の少年が働きにきた。恵まれた家庭で育った春斗。何が彼の非行の原因になったのか。職人の父に対して、素直な気持ちになれない主人公。周囲の関わりによって、春斗は次第に自分が好きなことがわかってくる。春斗の成長に関わるうち...

南部鉄器の職人の父が相談もなく非行少年の補導委託をすると言い、一人の少年が働きにきた。恵まれた家庭で育った春斗。何が彼の非行の原因になったのか。職人の父に対して、素直な気持ちになれない主人公。周囲の関わりによって、春斗は次第に自分が好きなことがわかってくる。春斗の成長に関わるうちに父への見方が変化していく主人公。皆がそれぞれ抱えていたものを吐き出すことで、それぞれの結末を迎える。春斗は果たしてどう審判が下されるのか。

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