食っちゃ寝て書いて の商品レビュー
一つの小説を書きあげるまでの、作家と編集者の一年を描いた物語。 あまり情熱を感じさせない30代の編集者と、我が強くない作家。 ヒット作を生み出したいという目標は同じで、それぞれ努力は惜しまない。 何か事件が起きることもなければ、大きな展開があるわけでもない。 あくまでも日常での起...
一つの小説を書きあげるまでの、作家と編集者の一年を描いた物語。 あまり情熱を感じさせない30代の編集者と、我が強くない作家。 ヒット作を生み出したいという目標は同じで、それぞれ努力は惜しまない。 何か事件が起きることもなければ、大きな展開があるわけでもない。 あくまでも日常での起伏、思い悩む姿が描かれ、それがとても身近に感じる。 今回も面白かった。
Posted by
小野寺先生の小説は人情味溢れる作品で、スッとストーリーの中に入っていけて、とにかく読みやすい。 今回は、なかなか売れない作家となかなかヒット作を売り出すことの出来ない編集者とのタッグストーリー。 性格もなんだかのんびりしている面が似ている。 2人のやり取りにほっこりして安心して読...
小野寺先生の小説は人情味溢れる作品で、スッとストーリーの中に入っていけて、とにかく読みやすい。 今回は、なかなか売れない作家となかなかヒット作を売り出すことの出来ない編集者とのタッグストーリー。 性格もなんだかのんびりしている面が似ている。 2人のやり取りにほっこりして安心して読めた。 最後まで読み進め、『え?!何!』と思わせる結末。ほほー、そうきたかぁと。読まなきゃわからないですねー^_^
Posted by
大事件が起きるわけでもなく かと言って 小さなドキドキは起こる日常 小野寺史宜さんの本はそんなところが好きです物語がすんなり頭に入って来る感じが好きです そして気がついたら物語の中にいました。
Posted by
小説家と編集者でのW主人公作品。以前読んだ他作品にも同じ形式のやり取りがあり、今回もすんなり入れた。 もちろん同い年である横尾さんにがっつり感情移入する。後が無いはずなのに、余り追い詰められた感じがなく重くなく読める。苦労はしているのたけど。 弓子の病気を知り、先のことを考える辺...
小説家と編集者でのW主人公作品。以前読んだ他作品にも同じ形式のやり取りがあり、今回もすんなり入れた。 もちろん同い年である横尾さんにがっつり感情移入する。後が無いはずなのに、余り追い詰められた感じがなく重くなく読める。苦労はしているのたけど。 弓子の病気を知り、先のことを考える辺りは自分自身にも問われているようで身に沁みた。この先も弓子とはこのままの関係で良いパートナーであって欲しい。理想的な関係なのかも。 終わりの方でどっから現実で、どこから作品なのか入り乱れて少し混乱してしまったが、終始横尾さんの生活の様子にハマってしまった。また再読しよう。
Posted by
すごく読みやすいし引き込まれて読み終えた後はホッコリした 編集者と作家の視点で交互に描かれていく小説 テンポもいいが何より2人の関係性がいい 個人的には編集者の菜種に感情移入をする そう、この感情移入も編集者は織り込み済みで出版しているのだという やりますねぇ 普段小説を中心に...
すごく読みやすいし引き込まれて読み終えた後はホッコリした 編集者と作家の視点で交互に描かれていく小説 テンポもいいが何より2人の関係性がいい 個人的には編集者の菜種に感情移入をする そう、この感情移入も編集者は織り込み済みで出版しているのだという やりますねぇ 普段小説を中心に読んでいるのだが、それらの小説の裏ではこのようなやりとりがあっているのだなと感心した 小説を読む上で反省しないといけないことも出てきた なんとも…読書する人間は必読かと思う
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ひそかに横尾成吾ファンの私としては読まないという選択肢は無かった! 謙虚で、真剣に作家として向き合い、自分を律しながら生きながらも、すぐそこにある愛に長く気づいていなかった横尾さんはとてもおもしろい人だなと思いました。 もしも転生できるなら、カーサみつばに住みたい笑笑
Posted by
最初はちょっと読みにくいなぁと思い、読み切れるか心配したけど、編集者が菜種くんが出てきてからはグッと読みやすくなった。 作品を書くのは作家でも、物語を作り上げでいくのは編集者と作家の二人三脚なんだなーと思ってと思った。
Posted by
Posted by
- 1
- 2