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マリはすてきじゃない魔女 の商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

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2024/12/04

「今の時代」の「新しい価値観」の教科書的な。 「すてきじゃない」ということを、逆に押し付けられるような。 立つ場所が変わっても、結局しばられているような気がしてしまった。

Posted byブクログ

2024/12/04

すてきじゃなくたっていいじゃない!そんな考えこそが素敵な気もするな〜。当たり前じゃなかったことが当たり前になった世界、偏見なんていうけど、見方や考え方を変えるってすごく難しいことなんだろうな。 スジとレイが良かったな!自分自身の気持ちを大切にしながらマリとつきあってる感じが。魔女...

すてきじゃなくたっていいじゃない!そんな考えこそが素敵な気もするな〜。当たり前じゃなかったことが当たり前になった世界、偏見なんていうけど、見方や考え方を変えるってすごく難しいことなんだろうな。 スジとレイが良かったな!自分自身の気持ちを大切にしながらマリとつきあってる感じが。魔女がいて、魔法がある世界も楽しそう。 柚木さんのあとがきも、いろんな考え方があって良いなぁと考えさせられた。

Posted byブクログ

2024/11/16

久しぶりの柚木さん。 児童書のはずなのになかなかにテーマが 詰め込まれている感じが。 ルッキズムやLGBTQ、同性婚などなど… もうこういうのは児童書で取り上げられる ような内容になったんだね。 マリは自分のために魔法を使う。 マリ自身は楽しい。 ならそれでいいじゃないか!すて...

久しぶりの柚木さん。 児童書のはずなのになかなかにテーマが 詰め込まれている感じが。 ルッキズムやLGBTQ、同性婚などなど… もうこういうのは児童書で取り上げられる ような内容になったんだね。 マリは自分のために魔法を使う。 マリ自身は楽しい。 ならそれでいいじゃないか!すてきじゃないか! …と思うけど、素敵な魔女は“人間のために” 魔法を使うんだって。 これだけで魔女が蔑まれていたのが分かる。 そうじゃないと人間と共生できないから。 でも、それは違うし、これからはもっと素敵な 未来が待ってるよー!って思える話だった。

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2024/11/05

石の花町に住む魔女のマリは、食いしん坊でおしゃれが大好きな11歳の女の子。すてきな魔女のグウェンダリンと、名門魔女一族に生まれながら魔法が使えないユキさん2人の魔女ママと暮らしています。 ひと昔前まで、魔女は怖い存在として人間に忌み嫌われていたけれど、生き延びるために人間に歩み...

石の花町に住む魔女のマリは、食いしん坊でおしゃれが大好きな11歳の女の子。すてきな魔女のグウェンダリンと、名門魔女一族に生まれながら魔法が使えないユキさん2人の魔女ママと暮らしています。 ひと昔前まで、魔女は怖い存在として人間に忌み嫌われていたけれど、生き延びるために人間に歩み寄り、今では人々の役に立つ「すてきな魔女」として一緒に暮らしています。 登場人物が、モモおばあさまやすてきじゃない魔女のマデリンやマリの友だちレイとスジなどなど、柚木さんらしくほぼ全員女性でみんなとても魅力的。 同性婚やトランスジェンダーなど多様性を盛り込んで、すてきじゃなくても、完璧じゃなくてもいいじゃない、自分に素直に、自分らしく生きようよ、と教えてくれます。 いろんな要素がいっぱいで、ちょっと詰め込み過ぎ感はありますが、わくわくしながら読みました。あとがきも良かったです。

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2024/11/02

魔女好きなら、おすすめ!「フェミニスト」の歴史を「魔女」の物語に重ねながら読みやすいファンタジーに。

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2024/09/16

今時なLGBTQも含めた児童書。説教臭さが気になる。マリはずっと自分至上主義に感じるけど、これでいいのかな?って若干疑問。

Posted byブクログ

2024/07/06

5.6年から。ここはすてきな魔女と人間が仲良く暮らす石の花町。平和な暮らしなようで実は自分の心を削り我慢する様々な魔女たちと、自分に素直なマリの姿を通して、マイノリティと自分の幸せを持つ幸せを描く。 マリを取り巻く家族や友人のキャラクターの良さがお話に活かされていて、それぞれの悩...

5.6年から。ここはすてきな魔女と人間が仲良く暮らす石の花町。平和な暮らしなようで実は自分の心を削り我慢する様々な魔女たちと、自分に素直なマリの姿を通して、マイノリティと自分の幸せを持つ幸せを描く。 マリを取り巻く家族や友人のキャラクターの良さがお話に活かされていて、それぞれの悩みや考え方などの公平な魅せ方が良い。現代らしい社会問題も交えているのも良いが、子どもにはテーマが少し豊富すぎるかなとも思える。

Posted byブクログ

2024/06/14

たくさんみりょくてきなひとたち?まじょたち?がでてくるので、ぞくへんがよみたいです! いちばんたべたいのは、ユキさんのガレットのしょっぱいほうです。 できたらあまいほうもたべたいです!

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2024/06/02

力のある作家には児童文学も書いてほしいと常々思っているので、大いに期待して読んだ。絵もいい感じだし。 二人のママと住む魔女の少女マリは太っているけど自分が大好き。今日も魔法を使って学校がたいへんなことに…っていう始まりはとても良くて、「いいぞ」と思ったのだが、すべて読み終わってし...

力のある作家には児童文学も書いてほしいと常々思っているので、大いに期待して読んだ。絵もいい感じだし。 二人のママと住む魔女の少女マリは太っているけど自分が大好き。今日も魔法を使って学校がたいへんなことに…っていう始まりはとても良くて、「いいぞ」と思ったのだが、すべて読み終わってしまうと、うーんちょっと子どもにはわかりにくいかもしれないなと思った。 作者がLGBTQやルッキズム、「人の役に立たなくちゃ価値がないのか問題」など伝えたいことはわかるが、それに分量が割かれて、主人公であるはずのマリがぼやけてしまった。 子供向けなら、マリをもっと活躍させて、ママが二人とか、親友がトランスとかは背景にするか、別の物語にするとかでもよかったのではないか。子どもがちょっと成長した時に「そういえばマリの家にはママが二人なのはどういうことかな」と考えてもらえば。ワイン(お酒)が体質に合えば大人にはおいしいなんて説明しなくても良い。 マリは生まれつき誰よりも魔法の才能があるってところも、「結局は才能か」という感じで乗れない。友達も小学生にしちゃいい子すぎる。 ユキママが最後にとんでもない力を発揮するのかと思ったがそうでもなかったし。 といろいろ言ったものの、大人の柚木さんファンには十分面白いと思う。 もしかしてこれはシリーズとして続いて、もっといろいろなことが明らかになるのかもしれないし。壮大なファンタジー作品になるかもしれないしね。

Posted byブクログ

2024/05/04

マリのお母さんは2人 レイは元は男の子 と性についてのことも取り上げている 表紙の絵がとても可愛い もっとマリが暴れてまわって欲しかった気もする、、笑

Posted byブクログ