これからの社会科教育はどうあるべきか の商品レビュー
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<覚え書き> 学習問題づくり⇒見通しをもつこと であり、1コマの終末でなくてもよい。 大切なことは、,問題文づくりではなく、社会的事象に出合って、予想をたてて、大きな問いを作ること。 ワンパターンの学習問題からの脱却 学習問題の型 ①どのように型⇒事実を調べ、特色や意味を考え、「このように、」とまとめられる。 ②部分→全体型⇒例:自動車の輸出は、こんな特徴がある。では、工業全体では?日本の貿易では? 視野を広げていく方向 ③なぜ型+多様な予想⇒例:なぜ庄内平野では人気の米がつくれるのか。多様な予想は、自然?人の工夫?協力関係?とし、毎時間の課題を「どのような自然環境か」「どのような協力があるか」 単元の終末には、どのような特色と言えるか?まとめていく ④価値や意思を問うサブテーマ型⇒工夫や努力にまで深めるために、「安全をまもるために誰がどのようにかつどうしているだろう~どうすれば災害の被害を減らせるのか~」 ⑤どうすべきか→時間軸で調べる⇒過去や現在をしり、未来を考えるという展開。 <他の教科と混同しやすい社会科。違いを明確にするには、社会科のクレジットを> それは、見方・考え方。⇒時間、空間、相互関係の視点を大切にする。 ・見方考え方を働かせることで、それ自体が、思考力、知識と結びつくと捉える。 また、主体的に学ぶ視点を捉えられる。 <見方・考え方を働かせて、中核的な概念を獲得、活用できるように> 転移可能な概念が、中核的な概念。単元末のゴールで獲得する概念をキーワード化。 ○どのようにという教科書の問いでは、事実を理解することになる。 ⇒加えて、一時間のなかに、「なぜ」をいれて深めていく。
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これまでの研究の積み重ねと今、そしてこれからのことが非常に読みやすく書いてある。この本をこの時期に読めてよかった。来年度に向けてしっかり準備をしよう。
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