みんなのいえ の商品レビュー
荒れ果てた家に旅人が住み始めて、家を直していく。 旅人がまたやって来て一緒に住み始めて、自分の仕事を見つけて家をより住みやすく快適なものにしていく。 絵本で描かれているのはそれぞれが各々自分にできる仕事を見つけて働いて、その家を住みやすい居心地のいい家にしていくだけなんだけど、こ...
荒れ果てた家に旅人が住み始めて、家を直していく。 旅人がまたやって来て一緒に住み始めて、自分の仕事を見つけて家をより住みやすく快適なものにしていく。 絵本で描かれているのはそれぞれが各々自分にできる仕事を見つけて働いて、その家を住みやすい居心地のいい家にしていくだけなんだけど、これって家族の在り方にも似ているなって思った。 誰か一人が頑張るだけではいい家族にはならなくて、それぞれが自分にできる仕事を見つけて働いて居心地のいい家族が出来上がる。 私が骨折している時、娘たちが家のことをとてもよく手伝ってくれてね。 とても有り難かったの。とても助かったの。 これぞみんなのいえ!!! え?今? ギプスが取れた時は学校も始まってしまっていたし、あっという間に元通りよ! あんなに自主的にお手伝いしてくれてたのに〜! まぁ子供は遊ぶのも勉強するのも仕事のうちだからね…ってなんかちがーう!
Posted by
この物語の家は、出来上がった建造物ではなくて、ボロボロなためむしろマイナスからのスタート。 そこに、人が集まって、それぞれの得意なことで、家と家を中心としたコミュニティを作りあげる。 なんとも幸せな物語なのだ。 そして、その幸せは、人任せじゃなくて、出来上がってるものじゃなく...
この物語の家は、出来上がった建造物ではなくて、ボロボロなためむしろマイナスからのスタート。 そこに、人が集まって、それぞれの得意なことで、家と家を中心としたコミュニティを作りあげる。 なんとも幸せな物語なのだ。 そして、その幸せは、人任せじゃなくて、出来上がってるものじゃなくて、自分で作るものというメッセージが伝わってくる。
Posted by
自分たちで作り、だんだん出来上がる家に興味津々でページをめくる度に『こんなの出来てる!!』って嬉しそうに見てました。ほっこりしました(5才10ヵ月)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
町のはずれの誰も住んでいない家に、旅人が次々やってきて、一緒に住むことになるお話。 全然リアルじゃないのに、どこかにありそうな世界で、面白い。 誰も住んでいなかった寒々しい家が、だんだんと暖かく優しい雰囲気になっていくのが見れて、ワクワクする。 優しい色使いの絵が、ファンタジックで、すごく良い。
Posted by
街はずれの忘れられたボロボロの家の断面図が表見返しに描かれていて、間取り図大好きな私は、すぐ引き込まれてしまいました。疲れ果ててたどり着いた旅人が、住み着いて少しずつ修復してゆくプロセスにわくわくします。「このいえで ひとやすみしていきませんか」が繋がって、住人が増え、みんなのス...
街はずれの忘れられたボロボロの家の断面図が表見返しに描かれていて、間取り図大好きな私は、すぐ引き込まれてしまいました。疲れ果ててたどり着いた旅人が、住み着いて少しずつ修復してゆくプロセスにわくわくします。「このいえで ひとやすみしていきませんか」が繋がって、住人が増え、みんなのスキルが家をよみがえらせ、「みんなのいえ」として盛り上がっていく! 最高のシェアハウスですね。家に顔はないけれど、いかにも幸せそうです。
Posted by
たしろちさとさんにしては珍しく荒れた雰囲気の絵からのスタートでしたが、そこから真面目な旅人たちが少しずつ新しい家を作っていく様子がとても良い。見取り図で変化を見ることができるので、最初はどうだったかな?と何度でも絵を楽しむことが出来ます。
Posted by
8歳9ヶ月の娘 5歳9ヶ月の息子に読み聞かせ せかいにひとつの みんなのいえ すてきー! みんな働き者だから こんなすてきないえになったのよね。 そして、私は地下のネズミさん一家が 気になっちゃう
Posted by
図書館本。書店で平積みになっていた本を予約して取り寄せ。家を修理して、住める状態に持っていく。そこに人が一人、また一人と集まって…。長女の「面白い」が出た本。
Posted by
忘れ去られた誰も住んでいない家。 そんな家に、季節ごとに同居人が増えていく。 家の断面が徐々に活気付いていく様がとっても良い♪
Posted by
- 1