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雪のなまえ の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2024/01/31

「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい不登校になった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らし始め、仕事を続けたい母は東京に残ることになった。(e-honより)

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2024/01/15

もっと早くに読めば良かった! 村山さんの作品のなかでも特別好きな作品になりました。 優しさと温もりに満ちた家族小説です。 いじめで学校に行けなくなった雪乃と、仕事を辞めてしまった父との新天地での暮らし。 温かく迎え入れてくれる長野のシゲ爺とヨシ婆。 厳しくも優しい二人と、四季折...

もっと早くに読めば良かった! 村山さんの作品のなかでも特別好きな作品になりました。 優しさと温もりに満ちた家族小説です。 いじめで学校に行けなくなった雪乃と、仕事を辞めてしまった父との新天地での暮らし。 温かく迎え入れてくれる長野のシゲ爺とヨシ婆。 厳しくも優しい二人と、四季折々の自然を感じながらの暮らしにほわっと心が安らぐ。 人の心の機微に敏感で、気遣い察して我慢してしまう雪乃ちゃんに「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」と言ってあげたい。 印象的だったのが、父娘の向き合いかた。 “子どもだから”と軽んじることもなく、まっすぐ向き合って言葉でしっかり思いや考えを伝えられる。いいなぁ。 遠く離れて娘を思いやる母の愛情にも胸がつまった。 自分を気に掛けてくれている人がいる安心感、必要とされている実感や信頼感はその人に居場所をつくってくれる。 両親、曾祖父母、同級生の大揮、長野の自然のすべてが雪乃の心を少しずつほぐしていく。 『ほんとうの自分を受け容れてくれる場所。そこを見つけるため、今いる場所に別れを告げるのは、決して逃げではない』 疲れた心を優しく包み込んでくれる作品。 心に響く言葉もたくさん。 また素敵な作品に出会えました♪ 図書館本ですが、購入して再読したい! 森沢明夫さん「エミリの小さな包丁」 伊吹有喜さん「雲を紡ぐ」 を彷彿とさせる温かな読後感でした。

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2024/01/08

余所者を寄せ付けず 自分が知っている人の関係者ではないと警戒する 田舎出身の私からすると とてもリアルな田舎の人間関係でした

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2023/12/29

 田舎の人(だからかどうかは別だが)暖かさが感じられる、最近の村山由佳にしては、穏やかなホッとする物語だった。   長野弁満載。

Posted byブクログ

2023/12/28

初めての村山由佳さんでしたが、季節や時間の移り変わりが感じられて、人のあたたかさが伝わる本でした! 地方から都会へ行った人には多分、わかりたくないけど共感してしまう描写が多く、主人公が学校へ行けなくなったことについて周りの人の反応もなるほどと思いましたが、自分も誰かのことを思いや...

初めての村山由佳さんでしたが、季節や時間の移り変わりが感じられて、人のあたたかさが伝わる本でした! 地方から都会へ行った人には多分、わかりたくないけど共感してしまう描写が多く、主人公が学校へ行けなくなったことについて周りの人の反応もなるほどと思いましたが、自分も誰かのことを思いやれる強さがほしいなと思いました。

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2023/12/27

2023年98冊目 村山由佳さん/雪のなまえ 主人公はいじめに遭い不登校になった女の子。 「夢の田舎暮らし」を求めて会社を辞めた父と一緒に曾祖父母がいる長野で暮らし始める。 ちょっとお節介な地元の人々と交流していくなかで、彼女に訪れた変化とは。続編を読みたくなる物語。 #読了

Posted byブクログ

2023/12/11

求めすぎてもいけないが、感動を得られるストーリーを3割くらいは読みたい。あらすじを見る限りこの本はその3割本。主人公はどのような地でどのような時間を過ごすのだろう #雪のなまえ(文庫) #村山由佳 23/12/8出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本...

求めすぎてもいけないが、感動を得られるストーリーを3割くらいは読みたい。あらすじを見る限りこの本はその3割本。主人公はどのような地でどのような時間を過ごすのだろう #雪のなまえ(文庫) #村山由佳 23/12/8出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/487hIYP

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