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宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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2024/08/06

今まで触れたことのないジャンルの本が分かりやすく紹介されていた。化学式をイラストと見る、という一文にクスッとして安心した。

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2024/05/14

宮部みゆきが、読売新聞書評欄で紹介した本をまとめた一冊。さすが、ミステリー作家だけあってミステリー系の選択が多い。どれも読んでみたくなる紹介。

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2024/04/20

タイトル通り、著者が読売新聞に書いた書評集。 小説以外にも、歴史や社会、ペット、恐竜など、まさに著者が楽しんで読んでいたのが伝わってきます。そして、軽妙かつ優しさを感じるのは、小説と同じでした。 タイトルに「2015-2019」がついているということは、何年か待てばまた続編が出...

タイトル通り、著者が読売新聞に書いた書評集。 小説以外にも、歴史や社会、ペット、恐竜など、まさに著者が楽しんで読んでいたのが伝わってきます。そして、軽妙かつ優しさを感じるのは、小説と同じでした。 タイトルに「2015-2019」がついているということは、何年か待てばまた続編が出る?

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2024/03/10

書評集だ。面白そうな本、知らない作家さんもけっこういて、あれこれチェックした。こういう本を読むと、読書の幅が広がるね。

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2024/03/26

「宮部みゆき」さんと言えば、言わずと知れた人気作家ですが、作品を読んだのは本書が初めてです。 初めて読む作品が小説(数えきれないほどの名作がありますね)ではなく、本書(書評エッセイ)というのも我ながら”どうか”とは思いましたが、 ・あの「宮部みゆき」さんが選んだ本とは? ・それら...

「宮部みゆき」さんと言えば、言わずと知れた人気作家ですが、作品を読んだのは本書が初めてです。 初めて読む作品が小説(数えきれないほどの名作がありますね)ではなく、本書(書評エッセイ)というのも我ながら”どうか”とは思いましたが、 ・あの「宮部みゆき」さんが選んだ本とは? ・それらの本に対する書評(文章)は? 等々を「知りたい・読みたい」という願望が勝りました。 さて、本書は読売新聞の「本よみうり堂」で2015年~2019年に掲載された128冊を集めたもののようですが、私の願望を満たすための行動は「正解」でした。 先ず、128冊で網羅されている範囲の広さ(ミステリー、ビジネス書、絵本、図鑑、ノンフィクション等)に好奇心と読書欲を刺激されました。 過去に(今もそうです)、立花隆さん、松岡正剛さん、成毛眞さん等の書評を参考にして本を選んできたことがありますが、本書からも(今のところ、10冊程度)、”これは面白そうだ”と感じた本を読みたいと思っています。 次に、書評(文章)についてですが、これは”流石に小説家の書評は違うな”と感心しました。先に挙げた皆さんはいわゆる小説家ではありませんので、やはり書評(文章)に違いがあると感じました(優劣ではありません)。 ここでは、とりわけ心に残った書評(文章)を、(作品名は書かずに)二つだけ抜粋します。 ・怪異という形で立ち現れている時間の積み重ねを、壊して祓って断ち切ってしまうのではなく、受容しやすいように直した上で引き継いでいく。これは至極まっとうで現実的なやり方であることは、<怪異>を<不仲>や<揉め事>等のより日常な言葉に置き換えてみれば、すぐ腑に落ちるだろう。 ・本書を読み、自分の「現実を物語化したい」という欲求がどれほど根深く無自覚なものであるかを悟って、私はいささか動揺した。犯罪そのものではなく、その報道のされ方と社会の受け止め方が、年々「物語」へ傾斜していると感じていたし、それに対する危機感を持ってミステリーを書いているつもりだったのに。本書を読めば、おそらく多くの方が様々な点で、私と同じように驚いたり、あらためて恐れたり悲しんだりするだろうと思う。 最後に、次回、本屋さんに立ち寄った際には、「宮部みゆき」さんの小説(名作が多くて、どの作品を選ぶか迷いますね)を持ってレジに向かいたいと思います。

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2024/02/22

これだけ書くためには、この何倍もは読んでなければいけない。 沢山の作品を書き、沢山の本を読む。 確か、宮部さんはゲーマーでもあった気がする。 自分だったら1日24時間では足りないですね。 たまには人がおすすめする本を読んでみるのもいい。 自分では思いつかなかった新しいジャンルが開...

これだけ書くためには、この何倍もは読んでなければいけない。 沢山の作品を書き、沢山の本を読む。 確か、宮部さんはゲーマーでもあった気がする。 自分だったら1日24時間では足りないですね。 たまには人がおすすめする本を読んでみるのもいい。 自分では思いつかなかった新しいジャンルが開ける。

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2024/02/07

読売新聞の日曜日朝刊に掲載される書評欄「本よみうり堂」 2015~2019年の5年間に著者が書いた書評128冊分を紹介。 ・はじめに 2015年におすすめした本・・・26冊 2016年におすすめした本・・・21冊 2017年におすすめした本・・・25冊 2018年におすすめした本...

読売新聞の日曜日朝刊に掲載される書評欄「本よみうり堂」 2015~2019年の5年間に著者が書いた書評128冊分を紹介。 ・はじめに 2015年におすすめした本・・・26冊 2016年におすすめした本・・・21冊 2017年におすすめした本・・・25冊 2018年におすすめした本・・・26冊 2019年におすすめした本・・・30冊 毎週読んで選書の参考にしていた「本よみうり堂」 中でも宮部みゆき書評は、様々なジャンルで楽しんでいました。 が、なんとそれらを一冊にまとめての書籍化! これはもう、読むしかない。 1ページちょっとから2ページの書評は、 そのときの紙面のスペースの大きさによるもの。 丸々2ページは横長の広いスペースぎっしりの文章ですが、 改めて読むと短い。いえ、それ故に濃い書評になってます。 各種小説、短歌に川柳、ノンフィクション、評論から、 政治、経済、科学、美術など。ジュニア向けもある多彩さ。 作家の視点での書評がある一方で、 知識への追求の好奇心が駄々洩れな書評もある、愉しさ。 しかも文章が絶妙で、短文ながらもお勧めどころを ピンポイントに教えてくれます。と言うか、 レビュー書くにも参考になります。惚れ惚れしちゃう。 おかげで読みたい本リストが増えました。 図書館にあるのも確認しちゃいました。ヤバいです~。

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2024/02/05

⚫︎本概要より転載 ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――作家の好奇心を刺激した125冊を一挙公開!『読売新聞』「本よみうり堂」の読書エッセイ、待望の書籍化。作家デビュー36年目、初めての新書刊行! ⚫︎感想 いろんなジャンルの本が見開きで紹介されて...

⚫︎本概要より転載 ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――作家の好奇心を刺激した125冊を一挙公開!『読売新聞』「本よみうり堂」の読書エッセイ、待望の書籍化。作家デビュー36年目、初めての新書刊行! ⚫︎感想 いろんなジャンルの本が見開きで紹介されていて、いくつか興味がわき、読みたいリストにアップした。さらっと参考にするのに良い

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2024/02/05

宮部みゆきファンには必読本。でなくても、世のレビュアーには教科書になるような本です。 人は人を評しながら多くは自分を語っているという。本書も他人の書物を語りながら、自分の著作世界を語っている様な気がしてならない。時代小説、推理小説、SF小説作家としての宮部みゆきの創作の源泉のひ...

宮部みゆきファンには必読本。でなくても、世のレビュアーには教科書になるような本です。 人は人を評しながら多くは自分を語っているという。本書も他人の書物を語りながら、自分の著作世界を語っている様な気がしてならない。時代小説、推理小説、SF小説作家としての宮部みゆきの創作の源泉のひとつは、類稀なる好奇心と読書欲だと常々思っている私にとっては、様(さも)ありなんというラインナップだった。 もう一つ感心したのは、500字から多くて800字という、極めて短いけれども、新聞書評欄としたら当然の長さの中に納めていること。これくらいの長さが、人が「序でに読んでやろう」と思えるギリギリのところなのだろう。しかも、「これ読みたい!」と思わせる仕掛けが、ひとつやふたつじゃなくて、それこそ、書評ごとに仕掛けている。「読んでみたくなる書評」になっている。全部が全部成功していないけど(それは私の好みだから、他の人はそうは感じないかもしれないけど)、正に総ての創作で、エンタメに徹している彼女の真骨頂である。 事実、この128編の中で、私が「読みたい!」と心動かされ栞を挟んだのは、なんと28編なのだ!読むべき本が異様に増えてしまった。ホントに困った事になっているんですよ、笑いごとじゃない。 ここまで、530字。

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2024/01/20

ただでさえ読みたい本がたくさんあるのに、この本を読んだら更に倍増。 こんなにも世の中は読むたい本で溢れている。 幸せなことだ。ともすれば偏りがちな私の読書範囲も著者おすすめによって違うジャンルのも手にとれる喜び。 まずはS・キングの「ドクター・スリープ上下巻」と 宮沢章夫の爆笑エ...

ただでさえ読みたい本がたくさんあるのに、この本を読んだら更に倍増。 こんなにも世の中は読むたい本で溢れている。 幸せなことだ。ともすれば偏りがちな私の読書範囲も著者おすすめによって違うジャンルのも手にとれる喜び。 まずはS・キングの「ドクター・スリープ上下巻」と 宮沢章夫の爆笑エッセイ「長くなるのでまたにする」 と映画にもなった、「スポットライト世紀のスクープ、カトリック教会の大罪」をチェック。

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