サブカルチャー妖精学 の商品レビュー

高畑吉男(著者)

2024/07/19

妖精とは？を分かりやすく身近なアニメやゲームの事例から解説している本でよかったです。
特に最初に提示した「ドラえもんは妖精である」という珍妙でたぶん著者なりの定義提示は、この本を最後まで読み進めると確かに、、、となる構成になっていて、日本人の多くが親しんでいるであろうロボットと妖精という対局(超科学と神秘)を結びつけてきたのは斬新でした。
個人的にFGOそこそこガチ勢なので、2部6章を妖精という存在についてクローズアップして見直しできて嬉しかったです。

2024/02/18

サブカルチャーのキャラクターから、妖精とはなにか的なことを解説している本。本書で取り上げられている作品を知った上のほうが楽しめるけれど、妖精という立場の幅広さを知るだけなら作品を知らなくても楽しめます。
そんなとこまで妖精なのかーとビックリしたさ。できれば個々の妖精をもっと深堀りしてほしかった。それと著作権の問題もあるのかもしれませんが、妖精の見た目を文章だけで現すのは想像する側に難しい気もしたので参考写真など欲しいかも。分かる人しか読んでない可能性もあるけど。いや、サブカル深いわ。