夫よ、死んでくれないか の商品レビュー
衝撃的なタイトル! 大学時代からの友人である3人の女性 夫への不満を抱えた彼女らは集まると「夫が死んでくれないかしら」と愚痴を言いあっていた そのうち一人がモラハラ旦那を口論の末に突き飛ばし、意識不明の状態にさせたことにより、物語が大きく動き始める 終盤、立て続けに起こる事...
衝撃的なタイトル! 大学時代からの友人である3人の女性 夫への不満を抱えた彼女らは集まると「夫が死んでくれないかしら」と愚痴を言いあっていた そのうち一人がモラハラ旦那を口論の末に突き飛ばし、意識不明の状態にさせたことにより、物語が大きく動き始める 終盤、立て続けに起こる事件や新事実により物語が複雑に絡み合う もう少し伏線がうまく張れていれば もう少し人物描写が上手ければ もっと評価を高くできたかも 残念
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グイグイ引き込まれて1時間半で読んだけど、ラストの衝撃よりもあとがきの最後の文章に1番痺れた。 「夫たちよ、本書を読んで震えて眠れ」。
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展開が早くて面白く あっという間に読み終わりました。 1つ上手くいかなくなると、 1つ疑い始めると、 偏った見方をしてしまう その点、冷静でありたいけど 自分事になると、上手くいかないことを 思い出しながら読みました(o´Д`)
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初読み作家さん。この話を男性作家さんが書いているところが興味深い。サスペンス要素もあり面白く一気読み。桐野夏生さんのOUTを思い起こさせます。それにしても登場人物がことごとく共感できないっていう…。最後バタバタしたけど伏線回収し切ったのかな?
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タイトルのインパクトがすごい。 モラハラやDV被害者で逃げる一歩の勇気が出ない人にとって、切実な願いかもしれない。 主人公が疑心暗鬼になっていく様をハラハラしながら見守るように読み進めた。 ブクログの表紙の写真に書いてある「ラスト1行で…」のキャッチフレーズにドキドキしながら読み進めたが、ラスト1行…ではなく1ページでは? うぉーっと内心唸りつつ、さらなるすごい一行が待ってる…と期待したが、何も起こらなかった。 そこが残念!
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まず、タイトルに持っていかれました(笑)。 自宅に持ち込んですぐ、夫には、今家にこんな本があるよ、とちゃんと話して、それから手に取り、一気読み。 30代の麻矢たちの愚痴は、うんうんよくわかる。 でも、最後、別れるん?? なんだかんだありながらもいったん結婚した相手とずるずる続けてしまう感覚は、、、、 ・・・今どきはもうないんかな? (一夜明けて追記) いまどきも何も、やっぱり、この後、何事もなかったかのように、一緒にはいられないか。 と思い直しました、、、
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初 丸山正樹作品 大学を卒業してからも 仲良く集まる30代の女性三人組 子どもより仕事を選んで 夫と冷め始めている麻矢、×1の璃子、モラハラの夫と娘がいる友梨香 集まれば上司や夫の愚痴で盛り上がり「あぁ 死んでくれ~」とつぶやいて ガス抜きをしていた。 3人には誰にも言えない...
初 丸山正樹作品 大学を卒業してからも 仲良く集まる30代の女性三人組 子どもより仕事を選んで 夫と冷め始めている麻矢、×1の璃子、モラハラの夫と娘がいる友梨香 集まれば上司や夫の愚痴で盛り上がり「あぁ 死んでくれ~」とつぶやいて ガス抜きをしていた。 3人には誰にも言えない密かな秘密があり その結束は揺るぎが無いものと信じていたのだが・・・ 冗談交じりに愚痴っていたことが 現実味を帯びて3人の前に起こりだす。 信じて良いのは誰? 誰が罠を仕掛けてる? 疑心暗鬼になる主人公たちのライトミステリー 読みやすい文章で 展開も面白いのだけれど 登場人物がどうにも頭に入らず (この人誰?誰のだんな?)とぺージを反復してしまった。 思ったことは・・・誰に対してでも「死んでくれ」は 飲みの席とはいえ 口にするのはやめとこうね。
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登場人物の誰にも共感できないのに、要所要所で頷いてしまう(作者贔屓なのでね)。 しかし、この3人組とは友達になれないわーと思うし、出てくる男達も揃いも揃って…というメンツ。 見事なイヤミスであります。
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タイトルから気になって仕方なかったこの作品!この作品だけは、家でもカバーをつけたまま読みましたが、旦那はそもそも、私がどんな本を読んでいるのか気にもしないけど(笑)。 主人公は麻矢、夫との2人暮らしで共働き、麻矢はディベロッパーに勤務しており現在はただ結婚してるという形だけ...
タイトルから気になって仕方なかったこの作品!この作品だけは、家でもカバーをつけたまま読みましたが、旦那はそもそも、私がどんな本を読んでいるのか気にもしないけど(笑)。 主人公は麻矢、夫との2人暮らしで共働き、麻矢はディベロッパーに勤務しており現在はただ結婚してるという形だけで夫婦関係は破綻している。そんな麻矢には大学時代からの友人が2人おり(璃子と友里香)、みんなで集まっては愚痴で盛り上がるのだった…。璃子はバツイチ、友里香は幼い娘を抱えて夫からのモラハラに苦しんでいた。そんな中、麻矢と友里香の結婚生活を大きく変化させる事件が起き…。 麻矢たちの愚痴大会?には、そうだよねぇ…と思わせることもあったりしました。さすがに死んでほしいとは思わないけれど…旦那が何もしないんだよねぇ…くらいの愚痴は言いますよぉ~!ラストは、なんか予想通りの展開でした。 筆者あとがきに『結婚生活を含めこの世の全ては自分たちが動かしていると思っている夫(おとこ)たちよ、本書を読んで震えて眠れ。』とありますが、きっと読後感には性差もあるんじゃないかな…ちょっと興味あったりします。ちなみに、私は震えあがるほどではなかったです。
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衝撃のタイトル。著者が男性なことにも驚き!普段は女性著者の作品を読むことが多く、男性目線が新鮮だった。この作品に出てくる男どもは、イヤ〜な奴が多い。引きこもりの兄のねちっこさ、バーの男の下心、ガーベはやべー夫だし。主人公の夫も頭わるすぎ!!著者の「同性ならでは」の皮肉を感じた。 一番好きなのは、あとがき。 「結婚生活を含めこの世の全ては自分たちが動かしていると思っている夫(おとこ)たちよ、本書を読んで震えて眠れ」 夫に死んで欲しいと思う彼女たちの会話には禿同でした。
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