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私の最高の彼氏とその彼女 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/07/31

現地に旅行に行った後に読むと知っている地名が出てきて面白いね。 オープン・リレーションシップ。名前に意味を持たせるの、韓国小説には多いのかな? ちょっと説明的すぎて小説というより実用書みたいだった。こんな進研ゼミみたいなステキなオッパがいたらいいわよね~

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2024/07/27

とても好きな作家さん。『僕の狂ったフェミ彼女』では彼女のフェミニスト感情に共感しかなく、男性に一緒に訴えかける気持ちで読んでいたが、今回はオープン・リレーションシップというテーマで主人公のミレが彼氏とその彼女ソリから教えてもらう立場で、私も一緒に教えてもらった感覚。恋愛と自分の人...

とても好きな作家さん。『僕の狂ったフェミ彼女』では彼女のフェミニスト感情に共感しかなく、男性に一緒に訴えかける気持ちで読んでいたが、今回はオープン・リレーションシップというテーマで主人公のミレが彼氏とその彼女ソリから教えてもらう立場で、私も一緒に教えてもらった感覚。恋愛と自分の人生を切り離して考えられるソリがかっこいいなと思った。 や 確かに浮気されていても自分と良い関係を築けるのならそれでいいのではという考えがどこかにあった自分にはあれはこういうことだったのかと目から鱗だった。 他の男性に玉ねぎをあげただけで亡くなってしまう女性もいる韓国でこの本が出版されたことは祝福されるべきことだと思う。 引用 でもこの二人はお互い、そうはしない。そして相手の選択と生き方を、自分への愛情と関連づけることなく、独立したものとして、疑うことなく信じ、尊重する。 自分たちが今この瞬間、お互いのことが好きで、楽で一緒に過ごす時間が楽しいという事実が、なぜそれとはかけ離れたものに思える"結婚"という結論に飛んでしまうのだろう。ミレとしてはそれがむしろ理解に苦しむのだった。 その勇気は自分の中から出てくるものではなく、相手がくれるものだと。ミレさんがくれた勇気だと。

Posted byブクログ

2024/07/26

実験的な小説。オープンリレーションシップの偏見(世間一般に言われる悪いイメージ)と実際のルール(むしろ従来の恋愛より優れている部分は何なのか)の解説になっており。価値観が揺さぶられる。目から鱗だった。

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2024/07/13

最善()を望みながらも、次善の恋愛()を繰り返してきたミレ 恋愛に対して一家言あるミレが、オープン・リレーションシップという今まで空想上の概念としてしか捉えていなかった恋愛の体制を考える 悩むよね、理解できないよね、けど理解しようとするよね、それが好奇心からくるものであっても...

最善()を望みながらも、次善の恋愛()を繰り返してきたミレ 恋愛に対して一家言あるミレが、オープン・リレーションシップという今まで空想上の概念としてしか捉えていなかった恋愛の体制を考える 悩むよね、理解できないよね、けど理解しようとするよね、それが好奇心からくるものであっても。 恋愛至上主義というかものすごく女性的だと思った 相手に共通点を探す、嫉妬心と戦う自信がない ミレにはオープン・リレーションシップは合わないと感じた。自分の最善のために嫉妬心を抑えているという意味ではそれも次善では?? 適応しようと努力している姿が痛々しいと感じた 著者あとがきでありましたが、これはフェミニストにとって”希望的恋愛”書きたかったのだと。 むずかしい!簡単には理解できないけど、理解したいと思う。それもミレと同じように好奇心からです。 韓国のことわざ面白かった 「家の中の象」 「目から蜂蜜が落ちる」 あと韓国のご飯もこういった翻訳した小説を読む醍醐味だなって思います

Posted byブクログ

2024/05/07

オープンリレーションシップとはなにか。 自分たちの納得できる姿を見つけ出すには、いかに対話を諦めないことが重要か。

Posted byブクログ

2024/03/03

一対一で対峙するとか結婚を前提などある意味すり込まれてきた価値観の恋愛に疑問を呈して、各自が許容する三角関係の話といった所かな。昔は違和感とも思わなかったことが最近の価値観では許されないことてして露見してきている。多様性や個人の価値観が尊重されるのはいいことだけど、それでも悩みは...

一対一で対峙するとか結婚を前提などある意味すり込まれてきた価値観の恋愛に疑問を呈して、各自が許容する三角関係の話といった所かな。昔は違和感とも思わなかったことが最近の価値観では許されないことてして露見してきている。多様性や個人の価値観が尊重されるのはいいことだけど、それでも悩みは尽きないと感じた。 時代や形態は変われど恋愛初期に抱く感情なんかは変わらなかったりするよなとも思った。 韓国は激情の恋愛をするみたいなイメージがあったけど、皆がそうでもないんだなとも思った。

Posted byブクログ

2023/11/29

小説の形をとった、専門分野の入門書のようでした。 テーマとしては、「韓国社会のジェンダー不平等」「オープンリレーションシップ」「ポリアモリー」といったところでしょうか。 とても斬新でした‼️ 韓国ではこの小説がどのように評価されているのか知りたいです。

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