1,800円以上の注文で送料無料

リカバリー・カバヒコ の商品レビュー

4.1

623件のお客様レビュー

  1. 5つ

    219

  2. 4つ

    253

  3. 3つ

    112

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2024/07/05

青山美智子さんらしい、心温まるお話の数々でした。 公園にあるアニマルライド、人呼んで、リカバリー・カバヒコ....カバだけに笑 悩みを抱える人たちがリカバリーしたい箇所のカバを撫でると治るよとの言い伝え。 公園にあるアニマルライドのカバと向き合うことで、実は自らの心と対峙して...

青山美智子さんらしい、心温まるお話の数々でした。 公園にあるアニマルライド、人呼んで、リカバリー・カバヒコ....カバだけに笑 悩みを抱える人たちがリカバリーしたい箇所のカバを撫でると治るよとの言い伝え。 公園にあるアニマルライドのカバと向き合うことで、実は自らの心と対峙して自らの気づきで心を立て直して行く素敵なお話 読了後はさあ自分も前向きに頑張ろうと思えます!老若男女、全ての人に響きそうです。 中でも、私は駅伝が嫌な小学生のお話(勇哉の足)がよかったです。 なんでも嫌なこと自分の苦手なことから逃げると、心と体、頭とがバラバラになって、肉体の全体のバランスが崩れるんだなぁ。分かる気がする。 ☆楽しいかつらいかやってみないとわからない ☆意識を飛ばす ☆目の前のことに意識を集中させる、そうすれば今まで見えなかった物が見えてくる ☆リカバリーすると元どおりになるのではなく、病気や怪我をしたっていう、その経験と記憶がつく。体にも心にも頭にも。回復したあと、前とは違う自分になっている。

Posted byブクログ

2024/07/04

優しい世界を読みたくなったら青山さん! かばひこがみんなの心を支えてくれる温かくて優しいお話でした! ちょこっと不器用なみんなに共感 少しずつ繋がるのもやっぱり素敵 読んでよかったと思える一冊

Posted byブクログ

2024/07/05

1つのマンションに住む5人それぞれの悩みの話。私もカバヒコにリカバリーしてもらいたい所たくさんある…全身撫でくり回そうかしら。← 青山先生の作品は、各話で他の話の登場人物が出てくるのが良い!1つの世界での物語になってるのが好きです。

Posted byブクログ

2024/07/03

234ページ 1600円 7月1日〜7月3日 青山山らしいタッチで描かれた心温まるストーリーの数々。心が洗われた気がする。私もカバヒコに会いに行きたくなった。

Posted byブクログ

2024/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新築マンション"アドヴァンス•ヒル"に住み始めた人々。その町の"日の出公園"にある「自分の痛いところを触ると回復する」という伝説をもつアニマルライド[リカバリー•カバヒコ]と名付けの"サンライズ•クリーニング"女店主。 ①奏斗の頭 -(宮原)1階の高校生 成績のこと 雫田美冬との出会い ②紗羽の口-(樋村)2階の主婦 娘みずほの幼稚園のママ友とのetc. ③ちはるの耳-(新沢)3階 耳の不調で休職中のウエディングプランナー 同期への整理がつかなかった恋心 ④勇哉の足-(立原)4階の小学4年生 駅伝大会に出たくない心からの足の不調 スグル君との友情 ⑤和彦の目-5階の出版社編集長 サンライズクリーニングの息子 こじれていた母との関係性が妻美弥子に助けられリカバリーされていく。 各階毎に一話ずつそれぞれのストーリーが描かれて行くが、だんだんそれぞれがカバヒコを絡めながら繋がりをみせていく。サンライズクリーニングのおばあさんもKey。 心がほんわりと暖かくなり、涙した。読んで幸せな気持ちになる本。それぞれのさりげない絡ませ方が上手いなぁーと思う。

Posted byブクログ

2024/06/26

最後にとても感動して、思わず涙が出てきてしまうような本でした。青山美智子さんの本は、最後に思わず泣いてしまうような感動的なストーリーが多く、読むのがとても面白いです。6

Posted byブクログ

2024/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青山先生の本はいつも心を温かくしてくれるし、読んだ後は前向きに、ポジティブになれます。 短編集でありながらもそれぞれの話に出てくる登場人物同士、繋がりがあるところが青山先生の本の素敵なところだなといつも思います。 第1話、奏斗の頭で主人公の父親の言った「ただ褒めてもらえなかったって、それだけのことなのに。誰が何を言ったって、何も言わなくたって、懸命に咲こうとしているその姿には、なんの変わりもないのにさ」 「だから父さんは、ただ愛するんだ。それだけ」 このセリフ達はかなり私の胸に刺さりました。 大人になると褒められる事はグッと減ってしまうし、ただ愛する事は簡単なようですごく難しいし、でもそうじゃなくて大切な何かを教えてもらったような、思い出させてくれるような、そんな気持ちになりました。 そして第5話、和彦の目で主人公の部下が言った「何が大事で必要か、そのつど選択しながら生きてるってことでしょ。なにもかも全部はっきり見てやろうなんて、その方が傲慢ですよ」というセリフには「そうだよなぁ」と思わず頷いてしまいました。

Posted byブクログ

2024/06/24

青山さんの文章は暖かい。子供の頃、私が遊んだ公園にもカバヒコが居たっけ。近所のクリーニング屋のおばさん、同じマンションの住人、母と息子。いつの間にか遠くなってしまった存在。昔は良かったなぁ、なんて思ってしまった。

Posted byブクログ

2024/06/24

自分の治したい部分と同じ部分を触ると治る、との都市伝説を持つ公園のアニマルライドのカバヒコ。 5編の主人公は、成績不振の高校生(頭)、ママ友との付き合いに悩む主婦(口)、職場同僚との恋愛に悩むOL(耳)、駅伝に出たくなく嘘をつく小学生(足)、1人暮らしの母親の事で悩む雑誌編集長(...

自分の治したい部分と同じ部分を触ると治る、との都市伝説を持つ公園のアニマルライドのカバヒコ。 5編の主人公は、成績不振の高校生(頭)、ママ友との付き合いに悩む主婦(口)、職場同僚との恋愛に悩むOL(耳)、駅伝に出たくなく嘘をつく小学生(足)、1人暮らしの母親の事で悩む雑誌編集長(目)。 皆、不調に思う部位はあるものの、要は人間関係の悩み、自身の精神的な問題から来てるもので、それらが同じ新築マンションに越して来た5人が少しずつ関わり合う中で解消されて行く心優しい物語で、まさしく青山ワールド。

Posted byブクログ

2024/06/22

都会の新築マンションの近くにある公園 この町で生活する人々それぞれに悩みがあって、悩みに向き合うきっかけが、リカバリーカバヒコなのでしょうか。優しい物語ばかりで、ほっこりさせてもらいました。

Posted byブクログ