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マリエ の商品レビュー

3.7

185件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    71

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2024/03/10

最後まで面白くいや興味深く読了。 マリエ、アラフォーで管理職の離婚したばかりの主人公の名前でもあり、このマリエが気に入ってつけてる香水の名前でもある。 結婚相談所のしくみが(ここではマリッジコンサルタントといってる)よくわかって興味深かった。 一日3人くらいと会ってコーヒーやハー...

最後まで面白くいや興味深く読了。 マリエ、アラフォーで管理職の離婚したばかりの主人公の名前でもあり、このマリエが気に入ってつけてる香水の名前でもある。 結婚相談所のしくみが(ここではマリッジコンサルタントといってる)よくわかって興味深かった。 一日3人くらいと会ってコーヒーやハーブティーでお腹ががぶがぶになるとか…。ドライブデートは推奨していないとか、同時進行のお付き合いはOKとか。 知らない世界だから面白かった。その間マリエになった気分で読んでたわ。 まぁ7つも年下の由井とのつきあいは私からみれば危ういと感じるけど結婚と恋愛を別とするならいいのも。 セックスのあとの不正出血が気になったけど検査結果は触れてなかった。 明るい兆しをみせてのラストだったので読後感は爽やか。

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2024/03/10

星3.5くらい。あるアラフォー女性の離婚から始まる物語。千早茜さんは、料理や味覚や香りなどの要素を、人物の心の動きや物語のうねりにリンクさせて描写するのが抜群に上手だなあ。今回も持ち味を発揮しておられました。終盤で出て来る「知っている関係に置き換えなくていいのよ。どの人との関係も...

星3.5くらい。あるアラフォー女性の離婚から始まる物語。千早茜さんは、料理や味覚や香りなどの要素を、人物の心の動きや物語のうねりにリンクさせて描写するのが抜群に上手だなあ。今回も持ち味を発揮しておられました。終盤で出て来る「知っている関係に置き換えなくていいのよ。どの人との関係も初めてのものなんだから、かたちなんてないの」という台詞がよかったなあ。あとは、モブだと思っていた婚活相手の本田さんが終盤で主人公に対して大きな作用を及ぼしていたのが、なかなかうまいなあと思った!

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2024/03/10

千早茜さんは匂いの文章表現が他の追随を許さない。マリエや由井くんの着けている香水が活字からふと香ってきそうな表現力。 40歳を目前にして、夫から「恋愛がしたい」と離婚を切り出されたマリエ。マリエの淡々としたところや、自己完結しているところが、なんだか読んでいる私でさえやんわり拒...

千早茜さんは匂いの文章表現が他の追随を許さない。マリエや由井くんの着けている香水が活字からふと香ってきそうな表現力。 40歳を目前にして、夫から「恋愛がしたい」と離婚を切り出されたマリエ。マリエの淡々としたところや、自己完結しているところが、なんだか読んでいる私でさえやんわり拒絶されているように感じて…

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2024/05/01

主人公が素敵!こんな大人になりたい!普段意識していない所で小さな差別があったなんて気づかなかった。千早さんの小説も今後読んでみようかな

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2024/03/03

表紙とあらすじを読んで読みたいと思った作品です。「男ともだち」に続き好きな作品になりました。 マリエの選択した生き方がカッコいいと思う。 マキさんの言葉も刺さります。 婚活の現実を見てビビりました。自分で自分のことをきちんと分かっていないと婚活しても無理だと言うことを改めて思い知...

表紙とあらすじを読んで読みたいと思った作品です。「男ともだち」に続き好きな作品になりました。 マリエの選択した生き方がカッコいいと思う。 マキさんの言葉も刺さります。 婚活の現実を見てビビりました。自分で自分のことをきちんと分かっていないと婚活しても無理だと言うことを改めて思い知りました。 自分がどうありたいかをきちんと知っていることが大事だと思いました。

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2024/03/01

面白くて気が付いたらいつの間にか読み終えていました。 もっと読みたいと思ってしまうような、生活感と主人公のリアルな思考に現実を感じさせられました。 男であるか・女であるか、年齢差、社会的な格差、親との確執など、所々にちりばめられているような感じで、改めて結婚とは何か、他人に擦り...

面白くて気が付いたらいつの間にか読み終えていました。 もっと読みたいと思ってしまうような、生活感と主人公のリアルな思考に現実を感じさせられました。 男であるか・女であるか、年齢差、社会的な格差、親との確執など、所々にちりばめられているような感じで、改めて結婚とは何か、他人に擦り合わせるとは、これまで当たり前のように想像していたことが ”??” という文字が浮かびました。 条件とは?自分の身体が反応するなど、 読み応えのある内容でした。 個人的に、料理のシーンが好きだなと感じました。

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2024/03/01

ドラマのような主人公。 40歳目前に離婚を告げられ…もっと悲壮感漂う主人公かと思いきや、キラキラ感あり。 やー、でもこの位潔く進んでいかないと、それこそ暗〜くなってしまうだろうから、マリエさんはこれで良し!! 読みやすいし、深く考えないで読めるからそれはそれで良かったです。

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2024/02/28

なんだか離婚ネタが続いてしまいましたが、ついつい色々と考えてしまいます。東京で一人暮らししていた時期が懐かしくもなり、でもあの生活に戻りたいかと言われれば、多分1週間ぐらいでいいかなとも思ってしまう。幸せの形、求め方は人それぞれ。 2024/2/4読了 ブクログ本棚1000冊目!

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2024/02/27

経済的に自立することは、本当に大事だな、と。 マキさんみたいな、酸いも甘いも噛分けた、年上の友人も欲しいな。

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2024/02/25

千早さんの作品の初が眠りの庭で、救いのない重い話だったので、少しビビりながらだったが、2作目を読んで良かった。 好きな感じだ。 あと、本の装丁がすごく好き。 品があって、物静かな感じ。白地が潔い。話の影響で、絵の部屋の香りを想像してしまう。図書館のフィルムが貼ってなかったらもっと...

千早さんの作品の初が眠りの庭で、救いのない重い話だったので、少しビビりながらだったが、2作目を読んで良かった。 好きな感じだ。 あと、本の装丁がすごく好き。 品があって、物静かな感じ。白地が潔い。話の影響で、絵の部屋の香りを想像してしまう。図書館のフィルムが貼ってなかったらもっとよかったんだろうなぁ。 離婚するまでは2年かけて、悩み、揉めたが、届けを出してからは潔い。自由を謳歌し、ちゃんと自分の人生を生きている。そこに年下との恋愛が加わり、ちょっとだけバランスが崩れる。 話の中で、マリエがコロナに罹った。10日間の療養。5類になったのはつい最近なのにすごく懐かしく感じてしまう。あんなに怖かったコロナが、あっという間にインフルエンザと同じ感覚になっている。 こうやってコロナ禍の話を何十年か経って読み返すと面白いんだろうなぁ。コロナ禍を知らない若者達がどんな気持ちで読むのだろう。 私も今月3週間も体調崩した。そして、家族がコロナ陽性に。私もコロナだったのか!?それならいいが(よくない)、これからうつってまた具合悪くなるのは勘弁!笑

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