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近畿地方のある場所について の商品レビュー

3.6

1001件のお客様レビュー

  1. 5つ

    161

  2. 4つ

    346

  3. 3つ

    326

  4. 2つ

    85

  5. 1つ

    29

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2023/09/30

リングはビデオ、着信アリは携帯電話、そしてこの本は……。 「拡散」は「恐怖」と親密だ。 ホラーもので身体に変調をきたす人にはおすすめできない。 怖がると見えてしまうものだから。 私は読後数日間、眠りが浅かった。 うまいのは、山や海といった自然への原始的な畏怖心を刺激してくると...

リングはビデオ、着信アリは携帯電話、そしてこの本は……。 「拡散」は「恐怖」と親密だ。 ホラーもので身体に変調をきたす人にはおすすめできない。 怖がると見えてしまうものだから。 私は読後数日間、眠りが浅かった。 うまいのは、山や海といった自然への原始的な畏怖心を刺激してくるところ。

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2023/09/30

2023.9.30 読了 終始薄気味悪く、読んでる時後ろ見たり鳥肌立ったりしながら、楽しく読んでいたのだけど。 なんか最後、えっ?これで終わり?ってなってしまった。私の読解力がないせいか? 袋とじ取材資料、めっちゃ怖かった。

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2023/09/29

2023/09/01リクエスト 3 本というより、週刊誌の記事の寄せ集めを編集してあるイメージ。 期待しすぎたかな。

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2023/09/29

ホラーって苦手。 怖いからとかという単純な理由はもっともだけど、 それ以上に驚かせたいだけの演出に萎えるから。 大きい音とか、チカチカする蛍光灯とか 長い髪とか、やたら早いとか。 定番な怖さはワッ!って言われた時と同じ感じで すごく苦手。 でもそれってホラーの怖さなの?って...

ホラーって苦手。 怖いからとかという単純な理由はもっともだけど、 それ以上に驚かせたいだけの演出に萎えるから。 大きい音とか、チカチカする蛍光灯とか 長い髪とか、やたら早いとか。 定番な怖さはワッ!って言われた時と同じ感じで すごく苦手。 でもそれってホラーの怖さなの?って 疑問を感じてから本も映画も見なくなった。 SNSで読んでる人が多いという理由だけで 買ったこの本。 めちゃくちゃ失礼な話だけど ペンネーム見て、ちょっと期待値が落ちた。 あー、ネットの小説ねっていう偏見。 (とても失礼) 読み始めて、ちょっとずつゾワゾワし始めた。 なんだこれ…。 私って今怖い話のスレとか読んでるんだっけ? と、思わせるような事象たち。 ちょっと想像できちゃうような霊障の書き方。 夜になると怖くて読むのやめてしまう。 私の家にもなったらどうしよう。怖い。 だって私も近畿地方だし。 テーマとして、失踪した同業者を探すために、 それにまつまるオカルトの資料を読んでいくスタイルだから、それに合わせて地方名とかは伏せてある。 そのせいでもっと怖い。 え?どこの話なの?うちの近くじゃないよね? ってなる。 怖さは人も地域もどんどん巻き込んでいく。 自分も関わってる気になってく。 その怖さを感じた本は今までになかった。 章ごとでも感じる違和感と圧迫感がじわじわと 追い詰めてくる感じで本全体として怖い。 一つ、最後で私の気持ちが失速したのは、 似たような展開の映画を見てすごいと感動したから。 こーゆうは最初に出会うべきお話。

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2023/09/29

Web版も読みましたが、書籍化にあたり書き下ろしがあるとのことで楽しみにしていました。 正直言ってWeb版の完結の仕方が「…で?…ん?終わり?ほんとに!?」って感じだったので書籍版ではなんとかなってるのかと思ってたんですが…あともうちょっと何かが欲しいな〜。欲しがりすぎかな。せっ...

Web版も読みましたが、書籍化にあたり書き下ろしがあるとのことで楽しみにしていました。 正直言ってWeb版の完結の仕方が「…で?…ん?終わり?ほんとに!?」って感じだったので書籍版ではなんとかなってるのかと思ってたんですが…あともうちょっと何かが欲しいな〜。欲しがりすぎかな。せっかく面白いんだから最後までドキドキさせて欲しかったなぁ。

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2023/09/28

とても話題になっていて、恐る恐る読んだ。 読了したけど、 心のきれいな人は、これを読むと怖いのだと思う。 私は、心が綺麗じゃないのかもしれない。 例えば「骨灰」とか「踏切の幽霊」とかの方がよほど怖かった。 もっというと 「残穢」 「火のないところに煙は」 「闇祓」 「ヨモツイクサ...

とても話題になっていて、恐る恐る読んだ。 読了したけど、 心のきれいな人は、これを読むと怖いのだと思う。 私は、心が綺麗じゃないのかもしれない。 例えば「骨灰」とか「踏切の幽霊」とかの方がよほど怖かった。 もっというと 「残穢」 「火のないところに煙は」 「闇祓」 「ヨモツイクサ」 「シライサン」 「向日葵の咲かない夏」 「黒い糸」 「十戒」 「彼女はそこにいる」 の方が3倍怖い! 怖いだけじゃなく怖面白い。 この「近畿地方の」は、なんだかはっきりしないが不気味。という感じが、初めから最後までずっと続いて、 呪いなのかも? とか 何か恐ろしいものがいるのかも? とか とにかく、ずっと推測なので、モヤモヤしたまま。 面白さがない。気味が悪く、脅かされるだけ。 この本の感想が 怖い本のまとめ! みたいになってしまった。 たぶん私は読書に面白さを求めていて、 この本にはそれが少し欠けていたのだと思う。 辛口で申し訳ないが残念。

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2023/09/27

呪いは伝播していくらしい。 期待して読んだ残穢のホラー感が私にはハマらなくて、これも同じくハマらなかった。最初はワクワクしながら読んでたけど途中からん〜...となってきて、結末はそっかぁ〜としか思えず。 読書をあまりしない人でも気軽に読めそう。

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2023/09/25

触らぬ神に祟りなし 読み終わった後、読んでしまった感が長く残った。最後に後悔することが分かっていても次々と読んでしまっていた。ラストに進むにつれ核心に迫るような話になっていき最初の話はこういう繋がりがあるのかと少しずつ頭で紐解きながら読め最後まで楽しめて読めた。 購入特典のシー...

触らぬ神に祟りなし 読み終わった後、読んでしまった感が長く残った。最後に後悔することが分かっていても次々と読んでしまっていた。ラストに進むにつれ核心に迫るような話になっていき最初の話はこういう繋がりがあるのかと少しずつ頭で紐解きながら読め最後まで楽しめて読めた。 購入特典のシールをどうしよう。

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2023/09/24

近畿地方のとある場所●●●●●に行くと死ぬ? 果たして●●●●●とは? 作中の新人編集者などが集めたと思われる●●●●●の特集を組んだとされる記事や、取材資料、関連のありそうな記事などをあなたに提供いたします。 どうか、●●●●●とは何なのか、何が起きているのか、どうかあな...

近畿地方のとある場所●●●●●に行くと死ぬ? 果たして●●●●●とは? 作中の新人編集者などが集めたと思われる●●●●●の特集を組んだとされる記事や、取材資料、関連のありそうな記事などをあなたに提供いたします。 どうか、●●●●●とは何なのか、何が起きているのか、どうかあなたの頭脳を私にお貸しください。 読後はなぜか文章が浮き上がってみえますし、遠くで誰かがギャーとかいろいろな叫びをあげていたり、うっすらと男の子に見られているような気がします。 ボーッとしながら、時々妙に口元の口角がうっすらと上がるような気がするんです。 待っているものがいつ来るのか期待しながら… そして、私ももう少しで●●●●●がわかるような気がしてきました。 これは●●●●●に行って私も確かめないと。 わかっています。●●●●●へ行っては引き返せないと。 でも、●●●●●へ行かないといけない、そんな気がするんです。 ありがとうございます。あなたが私を見つけてくれたとき、私はこの世にいないかもしれません。 でも、わたしを見つけてくれてありがとうございます。 〈了〉 多分、読後はこんな感じのことを書きたくなる作品です。 ガチめの感想をいうと、多分単発で読んだりするとデタラメだろうなと思うオカルト記事にほんまかよ?と思う内容の取材源。 こんなん信じる人がいるの?と思う反面、こういうことを人は信じるんだろうなと思いました。 私もノストラダムスを信じていた口なので。ノストラダムスの大予言もガセネタみたいなものですが、当時の週刊誌の記事や書籍、続報、世界で起こっていたことへのこじつけなど、そういうのがあるとなぜか単発では嘘っぽいものも本当のことなんだろうなと思ってしまうというのを感じました。 ちなみに、私は、作中出てくる謎の呪文を読んでいて、なんじゃ?これ!?ドラクエの復活の呪文か?と、思ったのは内緒です。

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2023/09/24

ありがとうございます。 読みやすい文体・書き方のホラーでするする読めつつ、巻き込まれていくような演出が斬新で面白かったです! いろいろな種類の『オカルト』が詰め込まれた感覚で、(似たようなと言うと失礼かもしれませんが、、)昔聞いたことのある怪談に似た雰囲気があるので、『怖いなぁ...

ありがとうございます。 読みやすい文体・書き方のホラーでするする読めつつ、巻き込まれていくような演出が斬新で面白かったです! いろいろな種類の『オカルト』が詰め込まれた感覚で、(似たようなと言うと失礼かもしれませんが、、)昔聞いたことのある怪談に似た雰囲気があるので、『怖いなぁ』と読んでいたものが急に近くに感じてくるような独特な怖さがあって良かったです。身近なところで誰にでも起こるかもしれない、という恐怖ですね、、! ホラーながらエンタメ感があって楽しめる作品でした!見つけてくださってありがとうございます。

Posted byブクログ