錦鯉を創る の商品レビュー
錦鯉を養殖する養鯉業の仕事を1年にわたって紹介している。 錦鯉を創るというのは、違う種類のかけ合わせで新しい種類の錦鯉を創ること。体の大きさや寿命、色や模様の出方を考えていくのは農作物の品種改良のよう。 春から秋の間育てる外の池には鳥よけに広い池にテグスを張り巡らせるそう。 大変...
錦鯉を養殖する養鯉業の仕事を1年にわたって紹介している。 錦鯉を創るというのは、違う種類のかけ合わせで新しい種類の錦鯉を創ること。体の大きさや寿命、色や模様の出方を考えていくのは農作物の品種改良のよう。 春から秋の間育てる外の池には鳥よけに広い池にテグスを張り巡らせるそう。 大変な仕事だと思った。
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図書館本。新刊コーナーで見つけた本。長女の「面白い」が出た本。伸るか反るかは与えてみないと分からない、今回は伸りました。新潟の山間の集落で錦鯉の成育に励む、その静かに熱い職人魂が伝わってくる本。写真も丁寧に撮影されています。
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錦鯉の元の鯉は、江戸時代新潟県中越地方の山間の集落で生まれた 錦鯉には沢山の品種があり、鯉屋によって育てている品種が違う 浅黄、大正三色、孔雀黄金、山吹黄金など 冬の間、温室の池で育てた鯉は、春からは大きな野池で育てる ・鳥に鯉を食べられないようにテグスを張る ・五月は産卵期、赤ちゃん鯉の池を準備する ・池の水質を整える ・交配する親を決める ・ビニール製の水草に産みつけられる卵 ←四日目に赤ちゃん鯉が産まれる ←すぐに野池に放される ・3回の選定作業 ・秋、池上げ ←出荷したり、温室の池に放つ 和田さんの育てた麒麟 ○錦鯉を育てる仕事をしている和田さんの1年を追ったもの ドキュメンタリー番組を見ているみたいな満足感
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