一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集 の商品レビュー
ホラー短編集。21編。 なんでこの本図書館で予約したんだっけな。YouTubeで誰かが紹介してたのを見て、面白そうな本だなって勘違いしたんだと思う。読み始めて初めてホラーだって気づいた。私ホラー別に全然好きじゃない。 ホラーなのに昼間に読んだから全然怖くならなかった。 でも借り...
ホラー短編集。21編。 なんでこの本図書館で予約したんだっけな。YouTubeで誰かが紹介してたのを見て、面白そうな本だなって勘違いしたんだと思う。読み始めて初めてホラーだって気づいた。私ホラー別に全然好きじゃない。 ホラーなのに昼間に読んだから全然怖くならなかった。 でも借りちゃったし、全部読んだ。 内容は全部覚えてない。 すごい!ある意味ホラー。
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2、3ページ〜20ページ程の短編集。人怖だったり幽霊だったり、そのどっちもだったり。澤村伊智さんと言えば「得体の知れない、正体が結局わからないホラー」だと勝手に思っているのですが、そんな感じで怖かったです。「冷たい時間」が1番好きかも。
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物語一つ一つがとても短くて、サクサク読めました。しかし敢えて最後まで書かれていない物語が多く収録されており、理解力・想像力がない私には上手く解釈出来ず、モヤモヤすることが多々ありました、、理解出来た数少ない話もオチが少し弱く、腑に落ちないことが多かったです。ただ、「さきのばし」は面白かったです。ということで星2つ!
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この作者特有の読みやすさに、ショートショートという形式が相まって、サクサクと読める。しかしながら、一編一編きちんとラストで厭な気持ちにさせてくれて、何て効率の良い読書なのでしょう。特に「さきのばし」が色んな意味でどうかしていて最高。
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軽いの読みたいなと思って読んだ。どれも面白かった。 特に好きなのは「さきのばし」 ホラーとコメディーは紙一重というのがわかる。なんでそうなるんだ?なっとるやろがい!の連続で笑える。いや笑えない。最後のオチも良い。彼氏殺したのかと思ってたら子供か。そうか。親にはなれないなあ。なれても続けられないなあ。 「保護者各位」も良かった。学校からのプリント。まともそうな体裁でまともじゃない内容。校長も取り込まれちゃったのかな。この情報の断片でああじゃないかこうじゃないかと想像する楽しみがある。 「満員電車」も良かった。顔馴染みメンバー。ひそかなあだながテンポ良くハマって人助けかと思いきや、また。繰り返される出来事には恐怖しかない。倒れた人は本当に人なのか怪異なのか。どちらにせよ、これは異常という結論が良かった。 「内見」は笑っちゃう。お前が笑うんかい、というオチ。コントだよ。 他もそれぞれ面白かった。オチが読めても面白い。これこれ、これで良いんだよ、の感触。
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「名所」と「冷たい時間」は、語り手の使い方が面白く、ぞくぞくする怖さがあった。「君島くん」は、一体何者なのか、後ろから追っかけてくるのは、どんな生き物なのか、このルールを立ちきる生徒が現れるのか!?「さきのばし」は、仕事してるとよく先延ばしはしないようによく言われてたけど、誰でもあり得そうな習慣が少しずつ飛躍していって、そんなことあるかいって心のなかでクスッと笑ってたら、落ちが怖すぎた。。。
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サクサクと読み進められる掌編・短編怪談。 特に好きだったのは、学校から保護者に宛てたプリントの体をした「保護者各位」。 どれも違ったアプローチとテイストで、怪談の秘める可能性のようなものを感じた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる…...
サクサクと読み進められる掌編・短編怪談。 特に好きだったのは、学校から保護者に宛てたプリントの体をした「保護者各位」。 どれも違ったアプローチとテイストで、怪談の秘める可能性のようなものを感じた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる……恐怖の深淵を覗く物語21編! ホラー小説の旗手が贈る、戦慄の初ショート・ショート集 ◆「どパァん!……って感じやねん、飛び降り自殺の音って」 自宅マンションからの飛び降り件数が異常に多い理由とは?(「名所」) ◆とある町の小学生たちは、夏休みにも登校するという。「かみさま」を作るために。 僕にはそれがどういう意味を持つのかはわからないが、先生も、親も、その親もずっと続けてきたからだ――。(「かみさまとにんげん」) ◆愚鈍なバイト仲間の人生相談に乗ることになったバイトリーダーの私。 善意で引き受けただけだったが、雲行きはどんどん怪しい方向へ――その衝撃の結末とは?(「さきのばし」) ほか
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サクッと読めるショートストーリーでした。 面白かった。話のその後は想像におまかせみたいなところが良かった。
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序盤は子どもが怖い目に逢う話が多くてかわいそうに…と思ってましたが、中盤から老若男女それぞれしっかり怖い目に遭っていてよかったです。 悪いことをした奴が酷い目に遭うだけでなく、少し悪い感情を持ってしまった人がたまたま何かに見つかってしまったり、そこに「居た」だけの人が遭遇してしま...
序盤は子どもが怖い目に逢う話が多くてかわいそうに…と思ってましたが、中盤から老若男女それぞれしっかり怖い目に遭っていてよかったです。 悪いことをした奴が酷い目に遭うだけでなく、少し悪い感情を持ってしまった人がたまたま何かに見つかってしまったり、そこに「居た」だけの人が遭遇してしまったりと日常の誰もが当事者になりうる感じが嫌でした(褒め言葉として)。
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所謂居酒屋で酔っ払いながら仲間内で盛り上がった内容を文章に認めたらこうなったという例本。 この本の何がすごいってこれほどどうしようもない内容物をあたかも面白そうな感想を寄越したあとがきだ。擬音がどうとかそんなことどうでもよくない?あとから「5分で読める!~」シリーズのタイトルを集めた短編ものらしいけど、無理やりひねり出したストーリーほど読者に与えるストレスはない。ワリオのゲームでさえもっと考え作りこまれている。短時間で感動とか恐怖とかスマホ文化だからこそ今どきありふれすぎて神経にまで達しない。よほど脳内で想像力を駆使して感覚分泌液を出さねばならないので疲れてしまいそうだ。
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