死ぬまで生きる日記 の商品レビュー
年末年始にこの本読めて本当によかった。 どこかで自分の中にもあった、なんで生きてるんだろう?なんでここにいるんだろう?という問い、死にたいとはまた違うけど今すぐに消えられるならさらさらここからなくなりたい、という感覚。 土門さんとカウンセラーさんの対話を通して、私自身の幼い頃の寂...
年末年始にこの本読めて本当によかった。 どこかで自分の中にもあった、なんで生きてるんだろう?なんでここにいるんだろう?という問い、死にたいとはまた違うけど今すぐに消えられるならさらさらここからなくなりたい、という感覚。 土門さんとカウンセラーさんの対話を通して、私自身の幼い頃の寂しさや悲しさ、恐怖、それらを押し込めて生きてきたことにも気づけた。 「自立は依存先を増やすこと、希望は絶望を分かち合うこと」 身寄りいなすぎて将来的にまずいか?とは思っているけど、友人や周りの人にすごくこれをさせてもらってる人生だなと思う。 「自分の穴を埋めるための愛情以外にも目を向けると、そこらに愛はあるものなのかもしれない」 どうにもこうにも家族や親族との関わりが母を亡くしてからすごく苦手になって、加えて大人になってお付き合いした人とのあれこれで、さらに人との関わりをばっつりシャットアウトすることが増えてた気がする。 だけどこの章を読んでた時にちょうど私の実家と言える親戚宅に行ってて、私の喜ぶことをしてあげたいのであろう叔父と叔母の姿を見たあとにこの辺りの文を見たら本当に泣けた、、、 ただ愛はまっすぐに渡されていたのに、私が私の穴を埋めれるものじゃなかったから受け取らないで来たんだな、誰かにたくさん愛されてここまで生きてきたんだな、と思えて「今ここに立っている」感じを心の底から実感できた。 過去は私をつくってきたものであってお守りで、消えていなくなったわけじゃない。 ここに私がいる限り、誰かに愛された記憶も理解しようとしてもらえた記憶も全部お守りになって生きていける。 この本もまた、これからの私のお守りになるような1冊でした。
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死にたい=帰りたい これは私も無意識に感じて使っていたから、同じ感覚を持つ人がいるのだとびっくりした どこに帰るのかわからないけどここではないどこかに帰りたい。安らぎのある自分だけの居場所に帰りたいといつの頃からか思うようになって、泣きながら帰りたいと願ったことがあったから 書かれている内容はことごとく私の心にクリーンヒットして本は付箋だらけになった 誰にもわかってもらえないだろうと蓋をしていた気持ちを解放してもらえたように感じました 私だけじゃないんだとほっと安心できたんだと思います
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「死にたい」と思う感情に対して、カウンセラーとのやりとをし、自分なりの解釈を辿っていく。 読み出して、自分と重なるどころもありしんどく、途中で読めなくなるかもと思った。もう少し・・と読み進めると内容的に少し光がみえてきたり、興味深くなり読了出来た。 とにかく、カウンセラーてすごい...
「死にたい」と思う感情に対して、カウンセラーとのやりとをし、自分なりの解釈を辿っていく。 読み出して、自分と重なるどころもありしんどく、途中で読めなくなるかもと思った。もう少し・・と読み進めると内容的に少し光がみえてきたり、興味深くなり読了出来た。 とにかく、カウンセラーてすごいと思った。資格も持ち勉強もされているだろうけど、死にたいと思う人を深堀りしたり、生きていくという・・しかもその方にあったアプローチをするということができることに感動した。 こういう風に考えればよいのかとも思い参考になった。 土門さんの感覚が少しわかるように思った。「帰りたい」。私もこの感情が常にあり。早くこの生活をおわらせて帰りたい・・・と思う。
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著者がカウンセリングを受けながら自己の「死にたい」思いを考え、書き、また考え、という日々のエッセイ。「死にたい」を「帰りたい」と表現できるようになる瞬間にものすごくグッときた。私も、そのように思ってきた人間だから。
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読んでいて涙ぐんでしまった。それはこれが事実に基づいたエッセイとはいえやはり創作物であるのには違いなく、それゆえに読者の心を打つように物語的な効果をねらって構成された部分があるだろうことを踏まえても、さらには著者が文筆を生業にできていたり、オンラインカウンセリングを受け続ける経済...
読んでいて涙ぐんでしまった。それはこれが事実に基づいたエッセイとはいえやはり創作物であるのには違いなく、それゆえに読者の心を打つように物語的な効果をねらって構成された部分があるだろうことを踏まえても、さらには著者が文筆を生業にできていたり、オンラインカウンセリングを受け続ける経済的な余裕はあったり、配偶者や子どもの理解を得られていたり、ひとによってはよっぽど恵まれているじゃないかと感じてしまうかもしれない境遇にあることを踏まえても、それでもなお、だ。むしろ文筆を生業にできるほどの伝える力と(苦しいなかにもかろうじての)気力があるからこそ、なかなかそこにたどり着くことが難しいひとびとに対して、しかしそのひとびとが真に必要とする言葉を、そのひとびとがもとめる仕方で、届けることができるのだろうなと思う。
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ずっと読みたいと思っていた本。 共感出来る部分があり、自分の事と照らし合わせながら読み進めた。 私も家庭にコンプレックスがあり、小さい頃は周囲に家族の事は隠して過ごしていたので感情移入した。 何気ない言葉や会話に毎回傷付いて、傷付いてる事を誰もに気付かれない様にして、何でも無い...
ずっと読みたいと思っていた本。 共感出来る部分があり、自分の事と照らし合わせながら読み進めた。 私も家庭にコンプレックスがあり、小さい頃は周囲に家族の事は隠して過ごしていたので感情移入した。 何気ない言葉や会話に毎回傷付いて、傷付いてる事を誰もに気付かれない様にして、何でも無い風に振る舞っていたあの頃を…思い出してしまった。 蘭さんの様に火星とは違うけど、私も皆んなと違う何かで、それを悟られない様にしなきゃと思っていた。 とにかく普通が羨ましかった。普通の家庭、家族が。羨ましいと誰にも悟られない様に。 大人になって結婚しても普通になれない状況があって、ここ10年は普通になりたい気持ちが1番強いと思う。 そんな時に出逢えたこの本は私にピッタリだった。私もカウンセリングを受けてみようと思った。
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一気に読んだ。2回目もいま読んでいる。 私は死にたいと思うことはほぼないけれど、ここ数年はこれといった欲がなく、むしろなにかをするのに肉体的な不安がつきまとって、コンフォートゾーンから出られないことが悩み。 【雑感】 - カウンセラーの本田さんも、対話たのしかっただろうな。 ...
一気に読んだ。2回目もいま読んでいる。 私は死にたいと思うことはほぼないけれど、ここ数年はこれといった欲がなく、むしろなにかをするのに肉体的な不安がつきまとって、コンフォートゾーンから出られないことが悩み。 【雑感】 - カウンセラーの本田さんも、対話たのしかっただろうな。 - 本を出したとき、母に報告するとあったけどこの本のことも報告したのだろうか。 - 人間の脳は、幸せより不幸を認識しやすいというの、最近よくちまたで「生きづらい」言説を見るたびに思う。「あー生きやすい!」って声はそうそう上がらないけど、「生きづらい」は嘆かれやすい - 感情の受容(マザーリング)、意識しないと自動思考も否定しちゃうことあるけど、思うことは自由で、でもなんでそう思ったのかとか、思ったことを発するかどうかが知性や理性なんだろうなあ - 私の「幸せになるのがこわい」ことは、ひとつ幸せになると次の幸せに向かっていくのがこわいみたいなところがある - ソフトカバーであってくれてありがとうと思った。内容にすごくマッチした本のつくり。これは紙で、残ページを手で感じながら読みたい本だった。 - 問題を解決しようとしてしまう、のとってもわかる。自分を自分で納得させようとしてしまうことも。次はネガティヴケイパビリティが気になる。 【余談】 土門さんが挙げられていたおすすめの本、読んだことあるものも多くてなるほど(ほぼ)同世代…!と思った。一時期、ほんとにたくさん本読んでいたもんなあ。また読みたい。積読たくさんある。
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とても素敵な時間だった。一緒にカウンセリングを受けているような感覚もしたり、離れた場所から見守っているような感覚もしたり。心理カウンセリングとは、どんなものだろうと興味のある人も、そうでない人も、読んでほしい。
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自分のことを宇宙人だと感じていきているひとって、案外と居るのかもしれない。 意外と普通人のほうが少なかったりして。 と感じて、少しほっとした。
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なかなこ良い。診断をつけるとすれば、パーソナリティ障害とあたりか。カウンセリングを受けて、少しずつ変化していく様がよく分かる。そう簡単にはまえに進まないことも。
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