死ぬまで生きる日記 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私も、自身が生きることに何か意味があるのか考え続けている。現実は楽しいことも苦しいこともあって死んだら楽だろうと思うけれども、だからといって自死を選ぶほどの勇気はない。ただ死んだらどうなるんだろう?という妄想はいつもしている。土門さんと同じく、こんなこと周りに相談出来るわけもない。 最終的に私も、死にたいと思うことを否定せず、死にたい私を受け入れて日々を消化する毎日だが、それでもいいのかもなと思うようになった。
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泣きそうになった。まさに思っていた、感じていたことだった。周りの人とどこか違う、息がしづらいと感じて生きてきた。漠然と「死にたい」と薄い膜が張られたように感じて生活してきた。その出口がこの本にはあった。
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他者と関わる事で、自分の内在的なものが豊かになる事に気付かされた。自分には母性は豊かだけれど、父性はあまりないという事で、父性とはなんだろう?と考えてきたが、そんな事考えなくて良いのかなぁと思える一冊だった。 出会いに感謝!
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過去の自分と向き合うことがどれだけ大切なことかということが良く分かった。素晴らしいお子様たちに育っていて、土門さんがとても良いお母さんなんだろうと思った。子供にもカッコつけない、人間らしさを見せても良いんだと思う。
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どうしてだか突発的に「死にたい」と思ってしまう土門さんが、どうして自分はそう思ってしまうのかを考えるために、カウンセラーの本田さんと一緒に、自分と向き合った2年間の記録 「死にたい」とまではいかないけれど、実は、大型連休が苦手だとか、どうにもこうにも暇をだらだら過ごすことが苦手...
どうしてだか突発的に「死にたい」と思ってしまう土門さんが、どうして自分はそう思ってしまうのかを考えるために、カウンセラーの本田さんと一緒に、自分と向き合った2年間の記録 「死にたい」とまではいかないけれど、実は、大型連休が苦手だとか、どうにもこうにも暇をだらだら過ごすことが苦手で何故か日々タスクを設けて頑張り続けてしまう自分に、疲労困憊な人。 理想的なお母さんが欲しかったと、思ったことがある人、在日二世や三世など出自の葛藤がある人、とかで、自分について考えたい人は、土門さんとカウンセラーさんとのやり取り(全12回)を通して、カウンセリングを追体験したような気持ちになる、かもしれない本。 『自分が自分のお母さんになれるように練習する日記』 予約してからなかなか長かった。 それだけ需要があるということだ。 自傷の古傷を、突然、これ見せたっけと、ある人から言われた経験があり、こういう気持ちになってしまう、なってしまうに至る人の気持ちが、少しはわかるかなと思って読んでみた本 (土門さんは自傷はしないと決めている) お友達が言ってあげている言葉もとてもよかったし、息子の言葉もよかった。 もちろん、土門さんと本田さんのやり取りも。 誰かに相談するには、その人のことを信頼していないとまずできない。相談できないと、悩みを一人で抱えることになって、苦しくなる。誰かに聞いてほしい。でも、相談するのも怖い。 誰かを信じて、傷つきたくないからだ。 どんな自分を出しても、受け止めて、聞き続けてくれる人、一緒に悩みを考え続けてくれる人がいてくれた時、ようやく人は、少しずつ人を信じられるようになるんだと思う。 なかなかそういう人を、相性もよく、タイミングよく見つけるのは、とても難しい。大変な時は、そもそも探すパワーが時すでに、おそらく無い。 この本は、まずは誰でも手が届き、手に取ることができる相棒になり得るのではと思う。 少しでも、自分に似ている人が、本の中にいるかもしれない。
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「死にたい」と毎日位思ってしまい、生きるのが苦しい作者が、認知行動療法をベースにしたカウンセリングを受けて、死にたい気持ちがどういうものなのか自分の中で理解して整理していく記録。カウンセリングをこうしましたという事例の本はよくあるけど、受けた方が自分のことを書いた本は初めて読んだ...
「死にたい」と毎日位思ってしまい、生きるのが苦しい作者が、認知行動療法をベースにしたカウンセリングを受けて、死にたい気持ちがどういうものなのか自分の中で理解して整理していく記録。カウンセリングをこうしましたという事例の本はよくあるけど、受けた方が自分のことを書いた本は初めて読んだので興味深かった。
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本屋でジャケのかわいさに惹かれて手に取ったけど、 POPが目に入ってその日は買うのをやめた 『1度でも死にたいと思った人向けです』 結局その言葉が頭から離れなくて後日購入した 死にたいという発作に向き合った著者の2年間の記録 思ったより、暗くはなくすっと受け止められた 私自身...
本屋でジャケのかわいさに惹かれて手に取ったけど、 POPが目に入ってその日は買うのをやめた 『1度でも死にたいと思った人向けです』 結局その言葉が頭から離れなくて後日購入した 死にたいという発作に向き合った著者の2年間の記録 思ったより、暗くはなくすっと受け止められた 私自身も一緒にカウンセリングを受けているようでした 死を考えるということは同時に生も考えることだと思う 自分に向き合い、もがく姿は私には生きたいようにしか見えなかった...生きたくて生きたくて苦しい◯ カウンセラーとの出会いがこの本では大きい 私も落ちたら自分の力で立ち上がらねばと思いつつ、 結局誰かに引っ張ってもらってる 死にたい話は人にはしづらい でも、助けてほしい そんな時この本を読んでほしい
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「死にたい」に置き換わる言葉。作者はカウンセリングの終盤にその言葉に行き着きますが、逆に私はいつも、その言葉を感じていて(時にはうっかり口から出てしまうほど)どこへ?なんで?死にたいってことじゃないんだよねと、いつも不思議に思っていました。 この本を読んで、私の今までの感情が腑に...
「死にたい」に置き換わる言葉。作者はカウンセリングの終盤にその言葉に行き着きますが、逆に私はいつも、その言葉を感じていて(時にはうっかり口から出てしまうほど)どこへ?なんで?死にたいってことじゃないんだよねと、いつも不思議に思っていました。 この本を読んで、私の今までの感情が腑に落ちました。 抱いてはいけない感情なんてないという部分にも感銘を受けました。
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「死にたい」という気持ちに対して、真摯に向き合った作者だからこその、実の言葉で書かれた作品だった。 死にたいと思ったことのある人であれば、共感できることや新しいものの見方を得ることができるかもしれない。 私は死にたいと思うことはほとんどないので、その心の動きについて知ることがで...
「死にたい」という気持ちに対して、真摯に向き合った作者だからこその、実の言葉で書かれた作品だった。 死にたいと思ったことのある人であれば、共感できることや新しいものの見方を得ることができるかもしれない。 私は死にたいと思うことはほとんどないので、その心の動きについて知ることができてよかったと思う。ものの見方や感情の捉え方を広げてくれた。 考えて深めてそれを言語化することの意味についても考えさせられた。読みながら、確実に変化している作者に希望を見た。得体の知れないものに対する恐怖を克服するには、そのものに向き合ってしっかり考えて言語化していくことは本当に大事だと思った。 生きづらさを感じている人に、そして苦しんでいる人を理解したいと考えている人に薦めたい作品。
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「死にたい」という感情とどう向き合っていくか。カウンセリングを通して少しずつ解けていく思いが赤裸々に描かれている。いつかの自分と重なる部分が多くあって、自分がカウンセリングを受けているような気持ちになった。章ごとに本が紹介されているのだけど、私の好きな本も何冊かあって親近感が湧い...
「死にたい」という感情とどう向き合っていくか。カウンセリングを通して少しずつ解けていく思いが赤裸々に描かれている。いつかの自分と重なる部分が多くあって、自分がカウンセリングを受けているような気持ちになった。章ごとに本が紹介されているのだけど、私の好きな本も何冊かあって親近感が湧いた。
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