モイラ の商品レビュー

ジュリアン・グリーン(著者),石井洋二郎(訳者)

2024/02/06

序盤から主人公の心理描写が続き、途中で辛くなってくるが、最後の結末までたどり着くと、妙な納得感がある。
読み直すと、前半から違った視点で読めそう。
訳者による解説も充実。

2023/08/01

遠藤周作のエッセイに、オススメの本として紹介されていたため読んでみた本。
海外小説にある独特の文体。おおまかな内容は理解できるが、細かいところはわかりづらかった。今の自分には難解。

真面目で純真すぎる主人公のジョゼフ。モイラとい女性を殺してしまったが、そのシーンの詳細は描かれていない。苦しみを抑圧し続けてストレスの捌け口がないと、人間どんなことをするかわからない。その怖さを表してい作品。
抑圧はダメ。こまめな発散が大事！