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ヨモツイクサ の商品レビュー

3.8

261件のお客様レビュー

  1. 5つ

    59

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    80

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    1

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2024/04/09

オドロオドロしい話しが最後まで続き更に話しが二転三転し緊張感が途切れず続き読み手の心を鷲掴み!流石知念氏だ!ああ疲れた!

Posted byブクログ

2024/04/09

医療系なの?ホラーなの?から始まり、結構グロい系でファンタジー要素強めなんだなあんまり好みじゃないかもと思いつつ読み進めていったら…… え!!?怖い!!!好きなホラーだった!!!な展開になるから最後まで読むの大切だと思った。 あの衝撃もう一度味わいたい。

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2024/04/07

これがバイオホラーか。 2転3転の展開に鳥肌。 余韻がすごい。 グロいけど、ファンタジーだったし、自分の想像力が足りなくて、悲惨な映像にはならなかった。 こういう終わりに胸糞がグッとくる作品、なんだかんだで好きなんです。

Posted byブクログ

2024/04/06

※ 外科手術あり、法医学ありで話しが始まり 医学系の物語かと思いきや、話題転換して 伝承されてきた地域神の話が挟まれてきて、 そうかと思ったら熊被害の凄惨な場面があったり、 話がどう行き着くのか戸惑いました。 事件を追うミステリーと未知なる生物との遭遇、 いにしえからの言い伝え...

※ 外科手術あり、法医学ありで話しが始まり 医学系の物語かと思いきや、話題転換して 伝承されてきた地域神の話が挟まれてきて、 そうかと思ったら熊被害の凄惨な場面があったり、 話がどう行き着くのか戸惑いました。 事件を追うミステリーと未知なる生物との遭遇、 いにしえからの言い伝え、形容し難い禍々しさ、 匂わせる伏線が随所に張り巡らされていて、 一テーマに絞りきれない盛り沢山の物語でした。

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2024/03/31

神隠しや黄泉の国などそっち系の話であるのはわかっていたけど、化け物の戦いみたいになってなんだこれ?と思った。 前半は謎の生物の解剖でなにがわかるのか、作業員が殺された理由、事件の真相など気になる点が多く楽しんで読めた。 後半は割と予想がつきやすい展開になって期待していたほどではな...

神隠しや黄泉の国などそっち系の話であるのはわかっていたけど、化け物の戦いみたいになってなんだこれ?と思った。 前半は謎の生物の解剖でなにがわかるのか、作業員が殺された理由、事件の真相など気になる点が多く楽しんで読めた。 後半は割と予想がつきやすい展開になって期待していたほどではないしどんどん人が殺されて、最後は化け物だらけに…。 横文字が聞きなれないのと描写の想像が難しかったり、個人的に受け入れ難い部分はあった。 神隠しの真相や繁殖する方法とか白骨死体とかそのへんのストーリーはよく考えられていておもしろかったと思う。

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2024/03/31

知念実希人はこんな作品も書くのだと驚いた。映像化するとショボくなる気がし、頭の中で空想するのがちょうどよいかも。

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2024/03/29

少し前に「赫き女王」という小説を読んだせいで既視感が。 寄生する側と宿主される側の構図が頭こんがらがって図で説明欲しかった。(頭弱いと小説で度々こうゆうこと起こる) でも、やっぱりこの作者さんは読みやすくて◎

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2024/03/27

多分と言うか絶対この世界には私たちが知らないことが満ち満ちているのだろうと思う。 ただ展開がかなり早い段階で分かってしまったためどうにも盛り上がりにかけた。

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2024/03/26

読書メーター 『読みたい本ランキング 単行本(月間) 2023年3月3日~4月2日 第1位』 前評判から『グロ系』という声が多かったので、知念先生のグロ系ってどんなだろうという好奇心から読んでみました。 確かにグロい。医師だからこそ、身体の描写はよりグロさを際立たせる語句での表現...

読書メーター 『読みたい本ランキング 単行本(月間) 2023年3月3日~4月2日 第1位』 前評判から『グロ系』という声が多かったので、知念先生のグロ系ってどんなだろうという好奇心から読んでみました。 確かにグロい。医師だからこそ、身体の描写はよりグロさを際立たせる語句での表現にしているのかなと。 だけど、物語的には程よく没入感も得られて、しっかりとクライマックスでの裏切りもあり、面白く読めました。 そしてシチュエーション描写として、北海道やアイヌを用いていることから、北海道在住の身としては引き込まれる要因の一つになったのかなと思いました。 ・ ・ ・ ・ ・ 「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。 究極の遺伝子を持ち、生命を喰い尽くすその名は――ヨモツイクサ。 北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、アイヌの人々が怖れてきた禁域があった。 その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。 現場には《何か》に蹂躙された痕跡だけが残されてた。 そして、作業員は死ぬ前に神秘的な蒼い光を見たという。 地元の道央大病院に勤める外科医・佐原茜の実家は黄泉の森のそばにあり、 7年前に家族が忽然と消える神隠し事件に遭っていて、今も家族を捜していた。 この2つの事件は繋がっているのか。もしかして、ヨモツイクサの仕業なのか……。 本屋大賞ノミネート『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』を超える衝撃 医療ミステリーのトップランナーが初めて挑むバイオ・ホラー!

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2024/06/07

「残酷すぎる…どうするだこれ」読んでいる時の感想です。本当に救いのある場面がなくて残酷な話だって印象が常にありました。 だけど真相が明らかになった時はもう… 私は1章を読んだ際には、黄泉の森に住むヒグマと対峙し、悪い神の繋がりを暴いていくような展開だと想像していました。 ...

「残酷すぎる…どうするだこれ」読んでいる時の感想です。本当に救いのある場面がなくて残酷な話だって印象が常にありました。 だけど真相が明らかになった時はもう… 私は1章を読んだ際には、黄泉の森に住むヒグマと対峙し、悪い神の繋がりを暴いていくような展開だと想像していました。 しかし物語が進むとそれを裏切るような出来事が起こりました。そこから徐々にタイトルのヨモイツクサが何なのかが明らかになっていき、その生態があまりに不思議な存在だったためので、好奇心が沸き立ち、飽きることなくスラスラ読むことが出来ました。 3章の女神の降臨を読み始めた時は、勿論、登場人物の危機にハラハラしましたね。しかしそれよりも、ヨモイツクサの存在が形を成していく事で読者の私はサスペンスで起こるようなドキドキでは無く、「こんなの無理やん」という絶望に近い感情がひしめいていました。更にはヘクターの正体も察しが着いてきて…絶望×絶望みたいな感じでしたね。もうこの作品、残酷すぎて…笑 そしてついに決着!真相が全部明らかに! …ここで言葉を失いましたね。ショックが積み重なっていた所に、エグいのをぶち込んで来ました。 読了後は、エグいとかやばいという陳腐な言葉しか出ません。 不思議→好奇心→絶望→絶望→絶望→衝撃→恐怖恐怖恐怖…… ぶっちゃけると結末を読むまでは描写が生々しく気持ち悪い印象(良い意味)はありましたが、そこまで怖くない作品だと思ってました。しかし今では本当に背筋が凍る思いです。 なんてものを書くんだ!切にそう思いました(良い意味で)

Posted byブクログ