夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない の商品レビュー
ホラーのようなオカルトのような純愛のような、そんな物語。最初に書かれている「後悔」と「赤い女」がどんなものなのか…最近ホラーなど怖い話が苦手になったので最初の三角の部屋と赤ん坊から怖くて夜読んだことをそれこそ後悔。ただ、ちょいちょい挟まれるホラーは怖くも米田と乃亜の、恋なのかそう...
ホラーのようなオカルトのような純愛のような、そんな物語。最初に書かれている「後悔」と「赤い女」がどんなものなのか…最近ホラーなど怖い話が苦手になったので最初の三角の部屋と赤ん坊から怖くて夜読んだことをそれこそ後悔。ただ、ちょいちょい挟まれるホラーは怖くも米田と乃亜の、恋なのかそうじゃないのか不思議な関係が気になり結末も気になりで楽しめた。自分から廃屋やらの心霊スポットに出向くのも怖いけど自分の家に近づいてくる、来てしまう系が1番嫌かも。出たよ、来たよと思ったらまさかの展開。米田はいつか行くのか気になる。
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オカルト好きな2人が妙な出会いをする。 もう会えないとわかって、愛していたことに気づく。 最後らへんしっとりきました。
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「ラストが深く沁みる、新時代の青春恋愛ホラー」か、確かにね‼️深く沁みました。ホラーなの、恋愛小説なのって感じ、新時代小説です。
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世の中で起こってる 不思議な事(怖いやつとか謎めいたやつ) それは 自分がいる世界で 自分(人間)が標準として 異世界との交わりで 起こっているのか パラレルワールドのような 今存在している世界と並行してる 基本的には同じように思えるのに 何かが違うという気がする事 自分(人...
世の中で起こってる 不思議な事(怖いやつとか謎めいたやつ) それは 自分がいる世界で 自分(人間)が標準として 異世界との交わりで 起こっているのか パラレルワールドのような 今存在している世界と並行してる 基本的には同じように思えるのに 何かが違うという気がする事 自分(人間)とは違う異形のものを 異世界のものとおそれる事 色んな事象がありそう でもそれを 嫌だとか怖いとか不安だとか マイナスな気持ちに感じるのも 人それぞれだし マイナスじゃなくて わくわくしたりする人もいるし 完全に今の自分世界を支持する あっち(どっち?)に魅入られる でも 今自分がいる標準だと思ってる この世界にも有象無象が存在して それを選ぶ主導権が 自分にあるのか否かで 感じ取るものが違うのだと思う そんな複雑な思いで読まなくても 楽しめる ふんわり真面目な恋愛小説かな
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ヤバい怪異って赤いんですよね。 異界に行きたいのは死にたいのとは違うって思っていた。 異界につながる怪談をひとりでひたすら探していた大学院生の佐倉さんと、怪談ライターの大学生米田くんの数ヵ月の恋愛物語だ。 異界って本当にあるのだろうかとは私も常々考えている。 異界にいっ...
ヤバい怪異って赤いんですよね。 異界に行きたいのは死にたいのとは違うって思っていた。 異界につながる怪談をひとりでひたすら探していた大学院生の佐倉さんと、怪談ライターの大学生米田くんの数ヵ月の恋愛物語だ。 異界って本当にあるのだろうかとは私も常々考えている。 異界にいって帰れないのがいちばん怖い。 昔、トワイライトゾーンというテレビドラマがあった。 深夜ひとりで見ていて異界というか過去へ行った人のはなしがトラウマ級に怖かった。 それは現代人がたぶんナチスドイツに転生されてユダヤ人のホロコーストに巻き込まれ列車に乗せられるはなしだった。 私には異界、転生はあり得ないくらいこわい話な訳だ。 はなしがそれたけど、佐倉さんは両親が異界へ行ったと信じていて、それを科学的アプローチで解明しようと大学院に通って研究をしていたわけで、そっちはもう良かったのかなとがっかりしてしまった。 果たして異界は良い場所なのだろうか。 時空のおっさんは佐倉乃亜さんのお父さんだったのかどうかはかなり気になったかも。 そしてあの三角形の部屋の上の階は入り口だったのでは??と思えた。 それにしても、米田くんがいるこの世界に未練はなかったのだろうか。 両親に会えたら幸せになれるのだろうか。 佐倉乃亜さん、米田くんがあなたをずっと思い続けていたら黄泉比良坂へあなたを迎えに行けるのですか。 赤い服の女になった佐倉乃亜さんが怪異になったのか米田くんの守護者になったのか続きがあってもいいなとは、少し思えた。 いつか異世界エレベーターも米田くんに試してほしい気もする。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「僕の彼女は、怪談になった」という帯に書かれたキャッチに魅せられた。実話怪談の記事をアルバイトで執筆している大学生の米田と両親が「呼ばれた」と言い行方をくらませてしまった経験のある大学院生の乃愛の青春恋愛ホラー物語。と言っても多分に甘い恋愛物語の要素はこれっぽっちもないが、それでもせつない恋愛物語だと思う。物語の中に人と待ち合わせをするときの目印に森見登美彦さんの「きつねのはなし」と言うくだりがあったが、なるほど、森見さんのホラー系の物語、内容もタッチも全然違うのだが、「夜行」をライトにした感じだと思う。
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