ノクツドウライオウ 靴ノ往来堂 の商品レビュー

佐藤まどか(著者)

2024/09/10

中学生の課題図書。夏休みが終わったのでもう中学生は借りないかと思って借りました。靴屋を継ぐはずだった兄と、その弟という関係性だってことは分かった。

2024/08/27

妹が読書感想文用に読んでいたので読みました。
14歳の女の子が主人公。中学生向け。

心理描写がしっかりとしていて、主人公の心が追いやすい。オーダーメイドシューズについても詳しく書かれていて、面白く読み進められました。話の展開もわかりやすく、爽やかな終わり方で良かった！

お兄ちゃん本人が出てくるのを期待していたけど、お兄ちゃんの気持ちは分からず残念。最後のハガキのイラストで少し嬉しい気持ちになった。

主人公はまだまだ幼い部分があり世界が狭いけれど、前向きに頑張る様子がよかった！

2024/08/25

課題図書

夏希の宗太への態度がキツくてしんどい
客観的な事実としては、飄々としているだけの宗太に、すごくきつい言葉を投げかけたり卑屈になったりしていると思う
思春期と言えばそうなんだけど

ストライプさん、楽しいキャラだった
オーダーメイドの靴、私も履いてみたくなった

最後は大団円で安心した

2024/08/25

読書感想文の課題図書というこで読んでみました。
中学生用の題材でしたが、とても読み応えがあり、オーダーメイドの靴があることやそれを作る職人がいるというこも中学生には新しい発見なのではないでしょうか。
靴職人に興味を持った夏希の同級生の宗太におじいちゃんは勉強することも大事と言ってくれるのもよかった。

ひとつひとつ職人さんが手作りで作ってくれた靴で人生が変わるって大げさではないなと思いました。

夏希と宗太くんは靴職人になってくれるといいなぁ。
夏希のお兄さんの逃亡理由があかされないままだったから続きがあるのかなぁ。あったら読んでみたいです。

課題図書あなどれないです！　

2024/08/23

第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書　中学校の部

佐藤まどかさんの小説は以前にも読書感想文コンクールの課題図書になったはず。
前回(2018年第64回)は椅子職人と中学生の話だった気がするが、「ものづくり」の小説がお得意な方なのだろうか？
今作も、ものづくりにおけるデザインやジェンダーに関することがさりげなく差し込まれていて、進路を考え始める中学生にぴったりだと感じた。

夏希の兄が家を出てしまった本当の理由は最後まで分からず、少しそこがもやもやしたが、靴づくりの魅力は十分に伝わり、思わずオーダーシューズのお店を検索したほどだ。
「手に職」はそう簡単なことではないけれど、人の手で作られるものの尊さを再認識できる。

2024/08/20

昔読むのが嫌だった読書感想文のための課題図書。
今読んだら読み切れるかなって試しに今年のものを購入した。
正直びっくりした。
中学生用とは思えないくらい話が面白い。
出てくる人物の心情の変化、情景描写が丁寧に描かれている。
靴のオーダーメイドを巡った少年少女の話。
読んだ後、気持ちが明るくなる作品だった。

2024/08/08

課題図書。中学生向け。本当にやりたいことなんて本当は見つからない。それでも嬉しいことや、仕事はたくさんある。

2024/07/29

右から読む看板が伝統を表している靴の往来堂。4代続くオーダーメイド靴店は、開店当初は相当ハイカラな店だったんだろうなぁと思う。今どきだとシューフィッターのいる店とかあるけど、オーダーで作ってもらったら履き心地最高なんだろうな。
感想文が書きよさそうな本だと思いました。

2024/07/19

オーダーメイドの老舗靴屋･往来堂の5 代目となるはずだった兄が出ていってしまうが妹で中学生の夏希はまだ店を継ぐかは迷ってた。

タイトルが変わってるが読めばすぐ謎は解ける。

後継はいなくなって見習いを募集しても来ないので店はどうなるのか心配になったけど夏希のクラスメイト宗太が職人になりたいと名乗り出る。宗太は最初の印象が悪くて憎らしいのだけど実はいい奴だったという展開はいいね。

オーダーメイドシューズについて分かりやすかったし、主人公の靴と往来堂への愛が詰まってて、未来のある明るい終わり方が爽やかで良かった。

2024/07/10

本としては良いし、小学校高学年向けという感じ。
中学の課題図書なの少し意外だった。
あっさり終わった。
読みやすい。ナンとなく海外文学的なものを少し感じた。