本所おけら長屋(二十) の商品レビュー
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ついに完結か…なのである。実は入手段階で、出版社を変えて第二部が始まったのを知っていたので心配していないのであるが。 それはともかく、一つの大きな区切りとしてとてもよくできた1冊。収録話数を3話と少な目にして、一つずつの噺を若干長めに設定、その中でお満の長崎留学話と万造の母の話を盛り上げていき…って構成が上手い。 このシリーズは伏線は張っても基本的に一話完結で難しいこと考えずに読めるのだが、この1冊はそれまでの19冊のちょっとした伏線を回収しつつ、盛り上げるとこは盛り上げ笑わせるとこは笑わせるというメリハリをしっかり効かせている。 万造とお悠さんのシーン、お満を連れてさくら屋に行くシーンなどは、シリーズ屈指の感動処。万造の本名が明かされるあたりは屈指の笑わせ処。 この後、外伝経由で第二部とまた思いっきり楽しませてくれそうである
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いいことと、悲しいことと。万ちゃんの人生が大きく変わる。続き!続きを読ませろー!早く「シン・おけら」を出せー
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1〜20読み終わりました✌️ とにかくはちゃめちゃ長屋の住人達に、それはないよ!そんな人達いるか〜なんてツッコミ入れながら…でも毎回ほろり(涙)とさせられて、完結ですが、万松はじめ長屋の皆んなのその後の様子ぜひ期待してます。
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おけら長屋完読。気づいたら自分もすっかりおけら長屋の住人になっているような気持ちにさせられました。ほんとにおせっかいで世話好きの長屋の面々。今の世の中には見られない温かさが心地よく、ほんと出会えて良かった物語の一つになりました。
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とうとう読み終えてしまった。 早く忘れて、最初から読み返したい。 おけら長屋の一人ひとりが、自分の中のご近所さんのような気がして、楽しい。心強い。 寂しさを紛らわせてくれて、励ましてくれて、力を、知恵を貸してくれて、一緒に大笑いする。 世の中が、こんな風に、いいおせっかいであたた...
とうとう読み終えてしまった。 早く忘れて、最初から読み返したい。 おけら長屋の一人ひとりが、自分の中のご近所さんのような気がして、楽しい。心強い。 寂しさを紛らわせてくれて、励ましてくれて、力を、知恵を貸してくれて、一緒に大笑いする。 世の中が、こんな風に、いいおせっかいであたたかく、まあるい空気になればいい。 無理のないハッピーエンドにほっとした。 この先も読みたい。亀吉の成長とともに、次々起こる騒動を、隣の長屋から伝え聞きたい。 楽しい読書時間を作者に心から感謝。
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終わってしまった まだまだおけら長屋の人情話に触れたい こう思うのは私だけだろうか お満と万造の最後の流れは作者に感謝
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今までも面白かったけど、今回は特に良いと感じながら、ほのぼの一気読み。 読み終えてから、シリーズはこの20巻でもって第一章完結!と知り、納得。 おけら長屋に住む皆の笑顔が浮かぶよう。 第二章が楽しみです。
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相変わらず、最高。声が出て笑う本はかなりまれですが、こちらは今回も何度も笑わせてもらいました。おゆうと万ちゃんの下りは最高ですね。絶対完結してほしくないです!!
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畠山健二さんの本所おけら長屋シリーズ、最高です! 今回、第20巻も大満足です。2023.3発行。おとこぎ、ひきだし、とこしえ の3話。「ひきだし」では、万造と万造の母お悠が25年ぶりの対面、粋な対面。「とこしえ」では、お満の長崎留学、万造のお満へのプロポーズ、長崎へ向かうお満を追って万造も長崎へ。万造・お満の長崎生活は3年か。3年後の次巻が待ち遠しいです!
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