メイドなら当然です。(Ⅱ) の商品レビュー

三上康明(著者),キンタ(イラスト)

2023/03/03

メイドのニナ、魔道士のエミリ、発明家のアストリッド、月狼族のティエン。
ウォルテル公国の首都フセントラルファウンテンで、ゴールディング商会のトラブルを解決、詐欺師のケットは心を入れ替え、使い捨ての冷凍運搬の魔道具はファース・ヴィグが新たにアス・ニナ商会を立ち上げる。
ユピテル帝国の首都サンダーガードでは、ティエンの両親の情報を求め月狼族がいるという「凍てつく闇夜の傭兵団」にいくが、ニセモノだとわかる。
傭兵団でメイドとして働いている途中、盗みの疑いをかけられトラウマを刺激されたニナらは、気分を切り替えるため、帝国南部のリゾート地、サウスコーストへ。
金ピカのリゾートホテルと対象に、枯れた共同温泉、スラムの子どもたち、地上げにあってる寂れた商店街。
ニナらは協力して枯れた温泉から更に下に掘り源泉を汲み出す。
温泉の共同浴場を復活させ、新しいジャンクフードで屋台村をつくり、清潔になり治安が改善された下町エリア。
それらの活躍に目をつけられ、ドンキース侯爵に無理やり連れてこられるニナたち。
名門ルーステッドのメイドのウィノアに勝負を挑まれる。
師匠のヴァシリアーチはルーステッド一門から憎まれており、ニナとウィノアは勝負し、最後はニナの価値かと思われたが、グリンチ伯爵からの横やりが入る。
皇帝陛下のもとでの賢人会議、そこで議長を務めるトゥイリード・ファル・ヴィルヘルムスコットのお気に入りということで、皇帝から召喚されるニナ。