ようこそ、自衛隊地方協力本部へ 航空自衛隊篇 の商品レビュー
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U市地本長の鍋屋1佐はC-130Hのパイロットでイラク支援にも派遣された。イラク支援の為の硫黄島訓練で苦労した経験をもつ地方協力本部には陸海空の自衛官が募集員をしている。 調理師を目指し店を持つのが夢の飛田くん担当の相馬2等陸曹、再就職を目指す蓮沼1曹をゼンダ工業に紹介する江戸3等空曹、入隊し、会計隊で退職を悩んでいる土橋1士をフォローしに行く相馬2曹。 優秀な学生で気象予報士を目指す友永くんを気象隊研修に引率したり、地元イベントで防災意識を高める講演を救難パイロットの山村2佐と鍋屋1佐が行う。 地方協力本部の業務は様々である。
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以前は自衛隊地方連絡部(略して、地連)、今は自衛隊地方協力本部(略して、地本)、自衛隊の入り口(募集)と出口(就職援護)の仕事をする各都道府県に1つある陸海空共同機関(北海道だけ、札幌、旭川、帯広、函館の4つ)(全国に50地本)。数多久遠「ようこそ、自衛隊地方協力本部へ」、航空自衛隊篇、2022.12発行。6話が収録されています。第2話「離島と芋煮会」、第6話「あかねの空と家族愛」がとても印象に残りました。
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Amazonの紹介より 『航空自衛官 副官 怜於奈』著者が描く、書下ろし小説。 自衛隊地方協力本部──略して地本は、自衛隊に入隊を希望する人々に開かれた自衛隊の窓口だ。U地本の地本長に就任した鍋屋肇一等空佐は、そこで、かつて自分の防衛大学への進学を後押ししてくれた相談員の柏木と再...
Amazonの紹介より 『航空自衛官 副官 怜於奈』著者が描く、書下ろし小説。 自衛隊地方協力本部──略して地本は、自衛隊に入隊を希望する人々に開かれた自衛隊の窓口だ。U地本の地本長に就任した鍋屋肇一等空佐は、そこで、かつて自分の防衛大学への進学を後押ししてくれた相談員の柏木と再会した。柏木が発した、鍋屋の操縦する飛行機なら、他のクルーも安心して飛べるとの言葉に、彼は自衛隊イラク派遣での窮地を思い出すが……(「イラクの空と新任務」より)。自衛官たちの心温まるエピソードを6編収録 自衛隊というと、泥臭さ・男臭さのある雰囲気の印象なのですが、この作品は、それらを極力抑えめにし、清々しさの残るお仕事小説になっていました。 もしかして、自衛隊のPR活動⁉︎と一瞬思えるくらい、正直表面的なことが描かれていて、内部ではもっと過酷では⁉︎とか思ってしまいました。 一応、若者達に自衛隊に来てほしいという内容ですので、そこは深く考えず、爽やかなお仕事小説として楽しめました。 掘り下げてみると、自衛隊のあまり知らなかった一面を知ることができました。どっちかというと、取り扱っているのは地味な印象でしたが、陰で支えている人達があってこそ支えられているということを感じました。 自衛隊のPR活動というと、有川浩さんの「空飛ぶ広報室」が浮かぶのですが、自衛隊を知ってほしいというよりは、自衛隊に入ることで、こうした仕事もできるといったPR活動になっているので、「自衛隊」について知りたい方にはおすすめかと思います。
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自衛隊地方協力本部の話 自衛官の採用や退職自衛官の再就職や広報活動をする部隊 ニッチでマニアックところを舞台にするね 縁の下の自衛官の活動 250頁で720円は高いと思う
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