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踏切の幽霊 の商品レビュー

3.8

266件のお客様レビュー

  1. 5つ

    50

  2. 4つ

    103

  3. 3つ

    89

  4. 2つ

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2024/01/02

夜中、踏切に現れる白い服・髪が長い女性。女性誌の記者が心霊ネタとして調査を始めるが、虐げられた薄幸の女性が汚職事件に関わって殺されたことがわかってくる。 謎もすべて解き明かされ、妻を亡くした記者の心情とともに勧善懲悪ですっきりと読み終えることができました。なぜそのような超常的能...

夜中、踏切に現れる白い服・髪が長い女性。女性誌の記者が心霊ネタとして調査を始めるが、虐げられた薄幸の女性が汚職事件に関わって殺されたことがわかってくる。 謎もすべて解き明かされ、妻を亡くした記者の心情とともに勧善懲悪ですっきりと読み終えることができました。なぜそのような超常的能力がという点以外は。

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2023/12/31

とにかく面白かった。 ホラーなのかと思ったら、サスペンスだった! ヒントが心霊現象でわかるっていうのがすごい! ホラーがちゃんとミステリーって初めて!

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2023/12/24
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幽霊に人を殺すパワーがあるのなら、主人公が動く前にとっとと復讐しているんじゃない?っていうのが素朴な疑問…

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2023/12/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023/07/10予約 114 1994年12月、小田急線下北沢三号踏切の心霊現象。 妻を亡くし新聞記者から女性誌のフリーライターに転職した松田が取材する。 身元不明の売春婦の殺人現場、元同僚のキャバクラ嬢、犯人のチンピラ、霊媒師などから見えてきたのは小田急線の終着駅の先にある田舎町。 ここに身元不明の女性の母親、文子がいた。 妻が亡くなってから、彼女の人生は幸せだったのか問い続ける松田は、霊媒師から言われた 奥様は幸せな人生だったと思っていますよ との言葉に、どんなにか救われただろう。 そんな松田のもとに集まる霊たちが無事に成仏できますように。

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2023/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この作品の主な舞台は下北沢三号踏切。鉄道に詳しい者や下北沢付近に住んでいる方は明らかに小田急小田原線が舞台となっている。しかし、現在は下北沢駅は地下化されており踏切が残っているということは少し時代設定が前の頃になっていることが推測される。 主人公は松田法夫。カメラマンの吉村・警察官と共に下北沢三号踏切に映った謎の白い女について真相を突き詰めるというストーリー。しかし、午前1時3分に起こる身の毛もよだつ怪奇現象は恐ろしい。 そして最後の謎の白い女について真相が明らかになった時は、何か感動を覚えた。 https://law-symphoniker.hatenablog.com/entry/DFA4DRfewwafsw4D2aTVemHf6eNeVSXdu4j4

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2023/12/16
  • ネタバレ

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これは直木賞候補たりえる大作だな、と圧巻の読み応えでした。 近畿地方のとある地方について、をもっともっと文学的に昇華させていったというか。少しずつ真相にたどり着いていく過程にこちらもゾクゾクとしながら、しかし彼女の死亡推定時刻にかかってくる無言電話が警察の逆探知で話が展開していくところとか、話の展開も本当にうまい。 プロローグでこの電車は箱根に繋がっていると言われていたのに、エピローグを読むまで気づかなかった。 最後まで名前のわからなかった彼女が、どうか家に帰れますように。

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2023/12/11

どす黒い社会の哀しい話だった 生まれた意味などないのかもしれないが、それでも同じように思う「あの子は、何のために生まれてきたんでしょう」

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2023/12/07

元ブンヤの主人公は妻の死から喪失感を拭えず文芸雑誌の編集者に。そこで踏切に出る幽霊の記事を書くことになるが調査を進めるうちに事態は予想もつかぬ方向へ。 床に臥す前に読んだ本。 ホラーは苦手なんだけど、しっかりミステリの部分もあり一気読み。

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2023/12/05

下北沢のとある踏切。最近自殺者もいないのに、踏切に人影が見えるなどの怪異現象が頻発する。 元新聞記者で、今は女性誌のフリーライター松田は、寄せられた心霊写真や映像を元に、その怪異を取材することに。 特に中盤から後半、松田が元新聞記者のテクニックを駆使しして事件の真相に近づいていく...

下北沢のとある踏切。最近自殺者もいないのに、踏切に人影が見えるなどの怪異現象が頻発する。 元新聞記者で、今は女性誌のフリーライター松田は、寄せられた心霊写真や映像を元に、その怪異を取材することに。 特に中盤から後半、松田が元新聞記者のテクニックを駆使しして事件の真相に近づいていくところや、幽霊に魅入られたのか歯止めが効かなくなってくるところは、ワクワクしながら読みました。 帯等の「ゴースト・ストーリー」等はピンとこないけれど、大満足のサスペンス小説(+少し幽霊要素)です。

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2023/11/29

「直木賞候補」の謳い文句で読み始め、「ホラー小説なのか?」と怯えながら読み進むと、ホラー要素のある、骨太な事件簿でした。ちょっと背筋が寒くなりながら一気に読みました。

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