バールの正しい使い方 の商品レビュー
びっくり!! 毎章、最後まで展開が読めなかった。 主人公と同じ時間を歩んでいるつもりになっていたので、エピローグでとつぜん私の世界に引き戻された。 誤字だったりところどころ荒さはあったものの、すんごく楽しかった!
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タイトルが気になりすぎて、一目で「買おう」と決断させられた。 転校を繰り返す小学生・礼恩が、行く先々で出会うクラスメイト達の嘘を解き明かす。 人を傷つける身勝手な嘘もあれば、誰かを守るための嘘もある。 なぜ少年少女は嘘をついたのか。 その理由を知るたびに、やるせない気持ちになる。...
タイトルが気になりすぎて、一目で「買おう」と決断させられた。 転校を繰り返す小学生・礼恩が、行く先々で出会うクラスメイト達の嘘を解き明かす。 人を傷つける身勝手な嘘もあれば、誰かを守るための嘘もある。 なぜ少年少女は嘘をついたのか。 その理由を知るたびに、やるせない気持ちになる。 最後の頁を読み終えた時、バールの正しい使い方をちゃんと知っているだろうかと自問したくなった。
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★5 工具の利用法に関する本じゃないよ。幼い頃の自分に戻れる青春ミステリー #バールの正しい使い方 ■あらすじ 主人公の小学生である礼恩は、いつも父親の都合で転校が多かった。転校する各学校で友達になるクラスメイトは、なにやら嘘ばかりついている様子。一方でバールの怪人、悪者のうわ...
★5 工具の利用法に関する本じゃないよ。幼い頃の自分に戻れる青春ミステリー #バールの正しい使い方 ■あらすじ 主人公の小学生である礼恩は、いつも父親の都合で転校が多かった。転校する各学校で友達になるクラスメイトは、なにやら嘘ばかりついている様子。一方でバールの怪人、悪者のうわさが学校で広がっていて… ■きっと読みたくなるレビュー はぁ~素敵な本でした、大好き。 全編通して優しい気持ちになれる青春ミステリーです。 シンプルな書きぶりながらも、各章のお話がひとつひとつが丁寧。バラエティに富んだ連作短編っぽくしたためられていますが、全体プロットもしっかり組み立てられていて素晴らしい。 なにより小学生たちが自分たちの世界で懸命に生きている姿がキラキラしすぎ! 小さな世界ですが、自ら考え、悩み、友人たちと相談しながら、少しずつ成長していく。特に終盤のエピソードはアニメ化決定ですよ。これは涙が止まらんす。 そして何がミステリーって、本のタイトルですよ。 「バールの正しい使い方」って何なのよ… 密室殺人もの?クライムミステリー? かと思いましたが、全く違いました。ぜひ最後まで読んでみましょう。作家先生のセンスと優しい人柄が見え隠れする、めっちゃ気の利いた素敵なタイトルでした。 ■推しポイント 私が子どもの頃は生きるのが下手くそで、いつも大人たちを頼ってばかりでした。コミュニケーションを取るのが苦手で、意図せず嫌われることをしてしまったり、失敗も多かったです。それでも周りの大人たち、父や母、先生たちは優しい人ばかりで何でも教えてくれたり、助けてくれました。 本作に登場する大人たちは、心が温かい人たちが多いんですよね。子どもたちに真摯に向き合って話を聞いている。読んでて心が洗われるの。 私も大人になったし、今度は私が未来ある子どもたちに対して恩返しをしなければいけないですよね。とっても素敵な気持ちを胸に抱かせる作品でした。
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しょっちゅう転校している少年礼恩が解く、嘘ばかりついてる子の謎、クラスに馴染めない子と水着泥棒の謎、なぜか呼び出された五人の謎、転落死した子の謎、入院してる子の謎の連作短編集。 少年の内面的文体と内容があまり自分には合わないかなと思って読んでいたら、途中から俄然と面白くなってき...
しょっちゅう転校している少年礼恩が解く、嘘ばかりついてる子の謎、クラスに馴染めない子と水着泥棒の謎、なぜか呼び出された五人の謎、転落死した子の謎、入院してる子の謎の連作短編集。 少年の内面的文体と内容があまり自分には合わないかなと思って読んでいたら、途中から俄然と面白くなってきた。ラストはややこしいけど悪くない。
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子ども目線の推理ものは不得意ですが手に取りました。「バールなようなもの」にまつわる噂とともにいくつかの話が淡々と進み、最後に主人公が導き出したバール都市伝説の答え。胸が温かくなりました。
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ブクログの皆さま新年明けましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 皆さまの新年が素晴らしいものになることをお祈り申し上げます。 元旦の今日、私のところは、青空が見えています。 皆さまのところはいかがでしょうか。 青空の見えるお正月は嬉しいですね。 ...
ブクログの皆さま新年明けましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 皆さまの新年が素晴らしいものになることをお祈り申し上げます。 元旦の今日、私のところは、青空が見えています。 皆さまのところはいかがでしょうか。 青空の見えるお正月は嬉しいですね。 さて、レビューです。 頭脳明晰な、父の転職で転校を繰り返す小学生の男の子要目礼恩の活躍する連作短編集です。 転校する先々の各小学校で起こった事件の謎を礼恩が解いていきます。 最後に転校した小学校の院内学級で出会った明田希望。 希望に礼恩は今までの小学校で起きた話をします。 P399より 僕はゆっくり息を吸い、そして語りはじめる。 嘘つきの女の子とけしからんぞおじさんのことー。 海辺の町でタイムマシンを作ったときのことと、その町に戻って知ったことー。 共に同じ場所に呼び出された、五人のクラスメイトとの雨の日のことー。 お母さんのことが大好きだった男の子のことー。 そして、物語の一ピースになることを拒んだ、この世界のことが好きだった女の子のことー。 エピローグは最初よく意味がわからず「えっ!」と思い二度読みしました。 青春ミステリーであり凄いラブストーリーでもあると思います。 推理した謎の中にはとても悲しいものもありました。 奇跡的な初恋の人との再会。 物語はハッピーエンドかな。
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まずこんなにも読後感が不思議で戸惑ってしまった物語は初めてです。『バールの正しい使い方』どう見ても小説の題名とは思えない、そこからして読んで見たいと言う興味をそそられてしまいます。ラストの難解な終わり方はもう一度読んで見たい衝動にかられます。
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