ユア・プレゼント の商品レビュー

青山美智子(著者),U-ku(絵)

2023/11/14

詩を読むことが数年ぶりだったので新鮮に感じました。
絵と言葉が素敵に並べられていて、また読み返したいなと思える作品です。

2023/11/10

※
詩的な絵本。

ひらがな、カタカナ、漢字、それぞれを単体で
見る時と３つが混じり合った言葉が繋がって、
文として目にする時で、受ける印象がこんなにも
違うのかと驚かされました。

縦書き、横書き、渦を巻いた形、波や円など、
普段文章として見る以外の形状で目にする文章は
新鮮でもあるし、同時に違和感も覚えました。

言葉にも絵と同じで視覚的に刺さってくる
効果があるんだと感じた一冊です。

2023/11/02

大切な恋人や親友がいる人に読んで欲しい作品。そういった人がいない私にはあまりピンと来ないものも多かった。パートナーができた時に改めて読みたい作品です。

2023/09/18

水彩画が美しくて、ポストカードが欲しくなる。
胸に響いた文章は半々といったところだが、レイアウトとして、無理に丸型に文章を収めたり、文字を逆さまにするのは読みずらくて仕方ない。
全体的にもう少し統一感が欲しかった。
この手の詩集は少し苦手だったが、この本は割と良かった。

体が言うことをきかないって、間違っていた。
私が、体の言うことをきいていなかったんだ。p31

2023/09/10

前作マイ・プレゼントとは違ってあなたとわたしという2人がいる中での言葉集。だと思ってたけど、いくつか違うものもありそうな。。
ただ、背中を押してくれるような、包んで享受してくれるような感覚は同じくあった。
245冊目読了。

2023/08/30

あなたの抱えているそのしんどさが笑い声に変わるまでそばにいるから。決して手を、離さないから-。華やかな赤い水彩画と、心動かす物語全48篇を収録する。

こちらのほうが好きかも。

2023/08/29

だいぶ前に図書館に予約しており、やっと順番が回ってきた。
もう予約したことも忘れていたので、なんだか得しちゃった気分♪

今回も、水彩作家U-kuさんの画から受けるインスピレーションをもとに青山美智子さんが短い物語を綴った作品集のようだ。
水彩作家U-kuさんの画がほんと多彩。熱さや冷たさだったり、柔らかさや固さ、優しさや激しさ、嬉しさや悲しさなどの感覚や感情が、水彩画で見事に表現されている。
そこに添えられた青山美智子さんの言葉もやっぱり素敵。流れるような、染み込むような、軽やかで優しく愛のある文章に癒される。

画と言葉が合わさりはじめて一つの作品が出来上がる。これって面白い試みだなぁ。
コラボするきっかけって何だったんだろう。どっちかがファンだった…とかなのかなぁ。
他にもいろんな方とのコラボがあってもおもしろいかもしれない。

こちらも、心の疲れを癒してくれる素敵な作品だった。

2023/07/16

『マイ・プレゼント』を読んで１年近く経ってました。今回も青山さんのポエムのような文章にU_kuさんの赤の水彩画が素敵。

最初の「待ちに待った明日」は娘のピアノの発表会を思い出しました…あなたの晴れ舞台に駆け付ける、それが私の晴れ舞台…。

そして「手放したら次の準備」は青山さん自身の言葉のように感じました。

『マイ・プレゼント』もそうでしたが、自分が読むタイミングで心に響く物が変わってくる気がします。今の私にもいくつかありました。夜になると開いて、雨音が奏でるメロディにとともに遠くに飛ばしてくれる傘…欲しいなぁ。

2023/07/09

【図書館本】前作の『マイ・プレゼント』が“言葉を贈られる”物語ならば、今作『ユア・プレゼント』は“言葉を贈る”物語なのだと思う。安らぎや癒しをくれる“青”とは違う、温かく、それでいて元気をくれる“赤”。どちらも持っていたいけれど、それは私ひとりだけのものではないから──みんなで分けあえるものだと、私は知っているから。最後に、私のベストセレクション5編。『ただあなたに笑って欲しくて』『君と向き合う時は』『朝日』『Me in myself 1』『晴れの日に』

2023/07/09

特定の誰かに宛てた感謝の気持ちや愛する思い。
まるで細胞に語りかけているような時もあったり。
きっともっと深く読み解く事が出来たなら、この本の良さをもっと知る事が出来たと思う。