漫才の教科書 の商品レビュー
元祖爆笑王、また大隈一郎がこれまでのお笑い人生から学んできたエッセンスや極意、そして数々のお笑い芸人達がどのように笑いを生み出し、世に進出していったのか。 『お笑い』というものはセンスがある人が持っているのでない、流れ、掴み、キーワードなどあらゆる要素が詰まってこそ、観衆に笑いを...
元祖爆笑王、また大隈一郎がこれまでのお笑い人生から学んできたエッセンスや極意、そして数々のお笑い芸人達がどのように笑いを生み出し、世に進出していったのか。 『お笑い』というものはセンスがある人が持っているのでない、流れ、掴み、キーワードなどあらゆる要素が詰まってこそ、観衆に笑いを誘い出すのだ。 また、一つの漫才が出来上がるまでのプロセスを練習生と共に対話することで起承転結がうまくハマっていくのがよく分かった。
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広い知識の中に深い知識、テキドニセイリシ(天気、気候、道楽、ニュース、性、田舎、旅行、仕事)など漫才抜きでも役立つ知識。 漫才はネタだけかと思っていたけどキャラクターが作り(本書では勘違いナルシスト)が大切であるところは創作系において重要な要素であることが分かる。 ボケ(言葉遊び...
広い知識の中に深い知識、テキドニセイリシ(天気、気候、道楽、ニュース、性、田舎、旅行、仕事)など漫才抜きでも役立つ知識。 漫才はネタだけかと思っていたけどキャラクターが作り(本書では勘違いナルシスト)が大切であるところは創作系において重要な要素であることが分かる。 ボケ(言葉遊び、リアル、キレ、動き、顔、ながら、すかし、天丼、下ネタ、過剰、自虐、暴走、裏切り、大げさ、タイミング、失礼)とツッコミ(否定、肯定、どつき、ノリ、たとえ、すかし、無視、一刀両断、説明、リアクション、笑いながら、全力)の種類が多くお笑い芸人の方々の苦労がしのばれる。
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お笑いの人達は四六時中、正解のない笑いのことを考え抜いているんだな。 ということがわかる本。 お笑い芸人養成学校の特別授業の講義内容。 どうやって漫才を作るか、台本作りをしていく中で、漫才の仕組み(コツ)を説明していく。 体系だって、ロジカルに説明されていて面白い。 講師の...
お笑いの人達は四六時中、正解のない笑いのことを考え抜いているんだな。 ということがわかる本。 お笑い芸人養成学校の特別授業の講義内容。 どうやって漫才を作るか、台本作りをしていく中で、漫才の仕組み(コツ)を説明していく。 体系だって、ロジカルに説明されていて面白い。 講師の先生たちも、昔自分のネタを考えるのに考え抜いていた人達で、なおかつその後も放送作家やTVディレクターなどばりばりこの世界に住んでいるからこそ、裏付けがばりばりあり説得力が高い。 笑いの法則は フリ→オチ→フォロー で、フォローがないと笑いにならない。 漫才だと キャラ→ボケ→ツッコミ ツッコミでやっと笑いになる。 当たり前だけど、この構成をきちんと理解して、今後漫才やコントを見るとより面白そう。 また、フリとしてのキャラ設定をしっかりすることで、ボケ、ツッコミがより生きてくるというのも面白い。 それ以外にもお笑いコンビへのインタビューや、養成学校の生徒たちの漫才に対する講評なども、なるほどと思える内容。
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