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ワンス・ワズ・マイン ゆがめられた世界(下) の商品レビュー

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2024/01/31
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月の満ち欠けにより、髪が色んな力を発揮するのは面白かった。トカゲをカメレオンに、人間を馬に。また、カメレオンは歩くのが遅いので、いざという時頼りないという場面も。 あとがき曰く、作者の妹が幼い頃癌になっていたのをなぞらえて、合間にがん患者のやりとりを入れたようだ。 ジーナの母親に饗され、髪の力について教わり、月の満ち欠けにより力が変わることを知り、記録をつける。マンダリンを描いて月を思い浮かべると力を出しやすい。 物の時間を戻したり、別のものに変身させたり。 充実した数日を過ごしていると、ラプンツェルが1人きりになった時、行動を伺っていたゴーテルが仲間の男2人を先に行かせラプンツェルを襲わせ、自分が助け、さあ塔に戻ろうと誘導。嫌です、と拒否していると、フリンらが探しに来たのでゴーテルが消える。ここも安全じゃないので街へ行って衛兵にラプンツェルがプリンセスであるとして保護してもらおうと考える。 街でオークション参加者の冷酷な夫人の手下にラプンツェルは連れ去られ、フリンは重症を負い、ジーナがなんとか母親のところへ連れていき魔法の治療を施す。傷が深いのですぐ傷口が開くも、助けに行くというので応急処置をして夫人の城へ向かう。途中、国の衛兵と出会い、助けて欲しいと訴える。警護隊長は城に伝えることや、街の人にフリンらの目撃情報から本当のことか真意を確かめろと命令しつつ、共に夫人の城へ。 夫人は若い娘の血を浴びて若さを保っており、夫人の領域には若い娘はもうおらず、得るために新しい領土をラプンツェルの力で得たいと企む。 ゴーテルは反乱分子を集め、城を攻撃させる。 フリンもどさくさに紛れて侵入するが捕まり、ラプンツェルと共に牢へ。髪の力で牢屋が崩れて脱出。途中、ジーナの馬に拾われて逃げる。戦闘が最も激しい場所で、参戦していた隊長が死にかけており、髪の力を使うと美しい馬になった。 馬に乗り、城へ向かい、王様王妃と再会。 ラプンツェルがいなくなった悲しみを紛らわすべく孤児院を再建していた母により、ジーナとフリンは兄妹であると発覚。ジーナは冒険がしたいと出ていき、フリンはラプンツェルの夫として暮らすことになる。

Posted byブクログ