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こぽこぽ、珈琲 の商品レビュー

3.4

29件のお客様レビュー

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2023/12/13

湊かなえさんが書いた部分が読みたくて購入。 失礼だけど彼女以外の部分は、ふーん、という感じで流し読みしてしまいました。

Posted byブクログ

2023/11/24

珈琲エッセイアンソロジー。現役の作家さん、近現代の文豪や科学者など色々。一編一編は短いながら、幅広い世代の著者たちで、よくかき集めたと思う。珈琲好きで珈琲へのこだわりを語る人があれば、珈琲に紐づく懐かしいエピソードを語る人もある。珈琲というものは、いつの時代も好き嫌いに関係なく、...

珈琲エッセイアンソロジー。現役の作家さん、近現代の文豪や科学者など色々。一編一編は短いながら、幅広い世代の著者たちで、よくかき集めたと思う。珈琲好きで珈琲へのこだわりを語る人があれば、珈琲に紐づく懐かしいエピソードを語る人もある。珈琲というものは、いつの時代も好き嫌いに関係なく、人の営みに何かしらの物語を生むのだなぁと感じた。

Posted byブクログ

2023/11/01

なんとも良いコーヒーの香りがしそうなエッセイ集。 コーヒー自体が胃に悪い、コーヒーは体に悪い、淹れるのは鬼のように熱い、熱湯で淹れる。割と間違った常識を作家さんたちとはいえ持っている。 片岡氏は、コーヒーの最も大きなポイントは、香りと非日常と日常の行ったり来たりにあると指摘してい...

なんとも良いコーヒーの香りがしそうなエッセイ集。 コーヒー自体が胃に悪い、コーヒーは体に悪い、淹れるのは鬼のように熱い、熱湯で淹れる。割と間違った常識を作家さんたちとはいえ持っている。 片岡氏は、コーヒーの最も大きなポイントは、香りと非日常と日常の行ったり来たりにあると指摘している。そこまで考えていないんだけど、でもジャズをターンテーブルでかけながら、静かにコーヒー豆をグラインドして、それからコポコポと、まさにタイトルにあるようにゆっくりコーヒーを淹れる時間、わずかな5分から10分程度の贅沢な時間だ。 他の作家も、ある日常から離れた感覚に襲われるらしい。銀座で珈琲を飲んだら、日比谷公園へ行くと、いつもと違う気がしたと。 本当に昭和では、伊勢丹とかでコーヒーを買う、それがすごく贅沢だったんだろうし、違いがわかる男というインスタントコーヒーのCMへの出演を断った方の話も面白い。ダバダーダーバダバダーダバダーというふうに書くだけで、わかる人にはすぐわかるだろう。違いがわからない男ということで逆説的に面白い。コーヒーの味がわかるなら、インスタントコーヒーで済ませるわけはないからだが、インスタントコーヒーという一つのカテゴリの中ではうまい、ということが隠されたメッセージになっているとすれば良いのか。まあ、今となってはどうでもいい。紀伊國屋で買い物して、サンジェルマンでパンを買う。深夜特急をコーヒーを淹れながらながら読んでいるマスター。素敵な時代だ。そんな理想的な暮らし、というところだろうけど今となっては憧れるどころか、、というところだろう。時代とは、移り変わりながら淘汰を繰り返す。スタバが素晴らしいと思ったことも大学生の頃、今はNYの街並みに3ブロックに一つは出てくるスタバには一度も行ったことがない。デボーション、10000コーヒー、NYで一番美味しいと思うRex、コンペティティブなマーケットでどれが生き残るか。放送作家の井上ひさしさん、本もたくさん読んだけど、ここNYで読むと残念ながら滅亡する種だなと感じてしまう。もちろん時代のせいだけど、美人のウェイトレスが銀座の女性に、つまり男女の差を、自分との差を カフェチェーンで飲むウインナーコーヒーの思い出、それぞれある珈琲物語だが、実は珈琲というものそのものではなくて、時代やある種の出来事とリンクしたものであることがわかる。香りや味、それらが記憶と結びつくからなのだろう。  ほっと一息、珈琲を淹れるまさに日常の珈琲は、何よりも大事なひとときであり、自分の調子を測るバロメーターだ。

Posted byブクログ

2023/10/11

家で飲んだり、喫茶店で飲んだり。 それぞれの作家さんにとってのコーヒーの存在や思い出が垣間見えて面白い。 なんだか飲みたくなるんだよな〜 なんでしょうね、あの美味しさは。 でもコーヒーを淹れていると、自分を大切にできているようで嬉しくなることがある。

Posted byブクログ

2023/10/06

 作家さん達が愛するコーヒーの話。  それぞれのコーヒーに対する思い出やこだわりが感じられて面白い。  豊富な語彙力で表現されていく為、どの作家さんの物語を読んでも本からコーヒーの良い香りが漂ってくるかのよう。  読後はすごくコーヒーが飲みたくなる。  

Posted byブクログ

2023/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色々な作家さんが描くコーヒーにまつわるお話。短いお話で2ページくらいのもあり、短編集かなと思って借りたが、それよりも短い。コーヒーの歴史も勉強になる。 あぁコーヒーが飲みたくなった。 米沢にあるコーヒー屋さんにいきたいなぁ。

Posted byブクログ

2023/08/16

同じコーヒーを題材にしながら、ここまで違う話しがでてくるとは、コーヒーの奥深さを感じる。コーヒーが飲みたくなってきた。

Posted byブクログ

2023/07/31

アンソロジー、苦手、というか(勝手に抱く)期待を裏切られることがほとんどなのに、テーマに惹かれて読んでしまう。「コーヒー」ってなんてすばらしい! 今回は、期待を裏切られることなく読み切れた。うれしい。それぞれのコーヒーにまつわるエトセトラ。コーヒーが好きじゃない人も、コーヒーを仕...

アンソロジー、苦手、というか(勝手に抱く)期待を裏切られることがほとんどなのに、テーマに惹かれて読んでしまう。「コーヒー」ってなんてすばらしい! 今回は、期待を裏切られることなく読み切れた。うれしい。それぞれのコーヒーにまつわるエトセトラ。コーヒーが好きじゃない人も、コーヒーを仕事のために飲まなければいけない人もいたけれど、コーヒーで丸く収まっているような。 個人的好みでいうと、永江朗さんのコーヒーと袴、村松友視さんのランブル関口一郎、エイジングの果てのヴィンテージがよかった。そして柏井さんファンの私にとって、京の珈琲は言わずもがな。

Posted byブクログ

2023/08/01

何故か2冊買ってて、さらに安い2冊買おうとして、Amazonで2冊買おうとしてた。 合計6冊になるところだった…。 評価は後ほど!

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2023/06/28

コーヒーをテーマにしたエッセイをまとめたアンソロジー本 一口にコーヒーをテーマにと言っても、作者によって切り取り方が全然違っていて面白い とあることに対して正反対の感想を持っていたり、コーヒーから結構かけ離れた話題に飛んでいる人がいたりと、読んでいて飽きない 集められた作家陣...

コーヒーをテーマにしたエッセイをまとめたアンソロジー本 一口にコーヒーをテーマにと言っても、作者によって切り取り方が全然違っていて面白い とあることに対して正反対の感想を持っていたり、コーヒーから結構かけ離れた話題に飛んでいる人がいたりと、読んでいて飽きない 集められた作家陣はちょっと昔の方々が多いかな バターをバタと表記する人の多い事! (バタって書き方は好きよ、なんか可愛いよね) でもそれもそうかなって だって、コーヒーはもうこの現代ではあって当然のものになっているし、逆に思い出の舞台となる個人喫茶店は減ってきているだろうし、エッセイのテーマとして書かれるならそれなりの時代に生まれた人の方が題材として書きやすかったのだろうなぁって これだけの人数が集められていると(総勢31人!)、当然文体や考え方の好みもでてきて、そういう自分の中の好き嫌いを考えながら読むのも楽しかったです この本を読んだせいで(おかげで)、久しぶりに豆を買ってきて家でコーヒー淹れちゃいましたよ 美味い

Posted byブクログ