ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた の商品レビュー
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古いもの新しいもの、本当に問題は山積している。さらに、解決しないままに、古い安穏に戻ろうとしている。 新しいアイデアを探せていない。「みんなで」「総力を挙げて」という言葉を言い出す時には、結局何もしない。大きなアクシデントが起こった時に、解決ではなくて、別のおかしなものを無理矢理しのびこませる。 時間がいくら経っても解決しないものはしないのだということを再認識。
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ーー現代の問題に向き合うーー そんな途方もないテーマに著者が立ち向かっていく内容です。コロナ渦という状況でありながら、著者が問題の現場に赴き問題の最前線を報告してくれます。 それを聞いた私たちも簡単に問題を解決するための活動をするわけではないのですが、問題について関心を持つことだ...
ーー現代の問題に向き合うーー そんな途方もないテーマに著者が立ち向かっていく内容です。コロナ渦という状況でありながら、著者が問題の現場に赴き問題の最前線を報告してくれます。 それを聞いた私たちも簡単に問題を解決するための活動をするわけではないのですが、問題について関心を持つことだけでも重要と思いました
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大人の社会科見学みたいなノリのものから、現代社会が抱える歪みに切り込むようなものまで、社会との向き合い方を考えるきっかけになる本。 大事なことは自分の目で見て、自分で考えることだなぁ、と当たり前のことではあるのですが、改めて実感させられました。
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あとがきまで読んで、想像力を忘れずに、決して沈黙することなく、一歩ずつでも何かしなければ、と考えました。
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哲学者が現場に足を運び現場の人と出会い、現場の声を聞き、現場を五感で感じて考えたこと。 面白かったです。
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理論と実践。 自分でもやってみる、気になる人にインタビューに行く。 これがすべての基礎になるはず。
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現代社会がケアできていない辺縁や先端を実際に現地に行って取材している。想像力を持てるだけの知識や経験が必要。最終的には社会や自然環境への思いやりやケア、それを楽しむことが大事だなと思った。
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読みやすいなかで、はっと考えさせる題材がいっぱい詰まっていた。新聞連載の書き下ろしのため、それぞれにやや物足りない、もっと読みたい感もあるけれど、それはこの本の成り立ち上致し方ないのかなと。
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この著書のタイトルが斎藤幸平さんのイメージと真逆で発売前からマークしていた。 「あの斎藤先生がウーバー?」と半信半疑。 日本一の書店へ立ち寄った際、幸いにも直筆サイン入り本が積まれており迷わず購入。 帰宅し、ビニールを開封するとサインの頁にスタンプも押されていて癒された。 ベ...
この著書のタイトルが斎藤幸平さんのイメージと真逆で発売前からマークしていた。 「あの斎藤先生がウーバー?」と半信半疑。 日本一の書店へ立ち寄った際、幸いにも直筆サイン入り本が積まれており迷わず購入。 帰宅し、ビニールを開封するとサインの頁にスタンプも押されていて癒された。 ベストセラーの「人新生の『資本論』」が自分にはあまりにも読解不能で世界レベルだったのに対し、コロナ禍で規制がある中、工夫して現地へ足を運び取材から得た学びを書き下ろし、親近感が湧いたと共にわかりやすかった。 既に読んだ別の本で、斎藤先生は大変フットワークが軽い方だと知り、納得。 現場は大事。斎藤先生は10年以上海外に在住されてた訳だから、色々と吸収されたことも多かったことでしょう。 お目にかかる機会があり、印象が変わったが、この本で更に印象が変わり、2児のお父さん業もしっかりこなしながら執筆されたのもまた別世界で大変だったろうと拝察しました。 今後の日本国内寄りの発刊を期待します。 2022,12,10〜23 6時間4分
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人新世の資本論がとっても良かったので、エッセイも。 読みやすいのは変わらない。 ただ、本人も書いている通り、実践度合いが薄いのでその分で星4つ。
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