人々を魅了する製品の「生命」とはなにか の商品レビュー

梓澤昇(著者)

2023/06/05

モノの「生命」の本質から入り、イノベーションを考察し、その中でも特異な内容は、「生態系の”細胞生物”の進化過程で創造されたイノベーション機能」について、考察し、その機能を「工業製品」のイノベーションへ「いかに生かせていくか、について論じられている。結びとして「製品（モノ）の生命（いのち）となる目標機能の創造」について述べられている。
新しい発想を得るのに苦しんでいる人にとって発想の転換のきっかけとなるアイデア創出の参考に、また新アイデアの実現に苦労している人には先人の努力が挑戦中の後進を励ますものとして、幅広い分野の多くの事例が紹介された価値ある書と思う。
　また、この本はいわゆる「モノつくり」・製品設計者・製造者のみでなく、国の予算を扱う、大きな立場の人たち・日本の将来を考える立場の人たちにも読んでもらいたいと思う。借金大国の日本を如何に扱うか、基礎の技術から見直し、技術立国として、将来を考える時、根本的なことから見直し、将来の日本のあるべき姿、技術立国としてのあるべき姿についての構想・立案に役立つ本だと思う。

2023/03/23

モノの「生命」の本質から入り、先人や生態系の創造したイノベーションを考察し、その中でも特異な内容は、「生態系の”細胞生物”の進化過程で創造されたイノベーション機能」について、考察し、その機能を「工業製品」のイノベーションへ「いかに生かせていくか、について論じられている。結びとして「製品（モノ）の生命（いのち）となる目標機能の創造」について述べられている。この本はいわゆる「モノつくり」・製品設計者・製造者のみでなく、国の予算を扱う、大きな立場の人たち・日本の将来を考える立場の人たちにも読んでもらいたいと思う。基礎の技術から見直し、技術立国として、将来を考える時、根本的なことから見なおし、将来の日本のあるべき姿、技術立国としてのあるべき姿についての構想・立案に役立つ本だと思います。