逆転美人 の商品レビュー

藤崎翔(著者)

2023/02/25

本屋で帯に惹かれて購入。
読み始めて、えっ！こんな感じでずっと続くの？と不安に思いこちらの口コミを途中で確認したりしながら、面白くなってきた！と思えるところまで何とか読もうと半ば耐える感じで読み進め…
結果1日で読み終えてしまった

「私」に共感出来る部分は少なかったけど、最後のトリックは楽しい驚き
娘が真っ当で良かった

2023/02/24

前半は何が隠されているんだろう？と期待して読み進めていったものの、中盤は若干の中弛みがあり後半でようやくこの小説の本質が分かり始めるけれど事件のトリック自体は特に驚くこともなく至極普通。

最大の仕掛けについては実際こういうことがあれば凄いだろう、という気持ちとこの本を出版するまでの道のりはとても大変そうだなという感想の2点で可もなく不可もなくだった。

2023/02/23

途中違和感を感じながらも読み進めていったら最後にまさかのオチ。共感性はゼロだけど、単純にストーリーが面白くて1日で読み切ってしまった

2023/02/23

タイトルと作風から途中まで、なんか思ってたのと違うなぁ、と思ってたけど、最後はなるほどな、と感じた。

2023/02/23

ほう、だろうね。
ほうほう、そうだろね。
ほぇ？なんだって？もう一回言って？

最初は手記が丸々1冊続くだなんて思ってなくて、いつまで｢つたない素人の手記｣なんだろうと思ってました。雲行き怪しいとわかるし、犯人も想像の範囲内で先にわかるから｢だろうね｣からなんだけど、そこからが凄かった。

2023/03/15

帯には、ミステリー史上初の伝説級トリックを見破れますか？紙の本でしかできない驚きの仕掛け！

そして、裏表紙には「全てのミステリーファン必読、文学史に残る伝説級超絶トリックに驚愕せよ!!」の文字…

そりゃ読むしかないっしょwって事で、早速読み始めた。

ワクワクしながら読み始めて1/3くらいを読み終える頃には“後悔”…1/2に差し掛かる頃には“怒り”…何度読むのを辞めようかと思った事かw

美貌のせいで幼少期から何度も犯罪やいじめの被害に遭い、不幸ばかりの人生を歩んできたシングルマザーの話。

とにかくずーーっと拙い？文章で書かれた不幸話。これがまぁ違和感でしかない。そして、暗い、長い…これが“後悔”や“怒り”の要因なのだが、ミステリー史上初の伝説級トリックと言うからには、どこかでその気持ちをひっくり返してくれるのではないかという救いを求めて読み進める。

結論、この本を読んだ事に“後悔”はない。
ずっとあった違和感が腑に落ちた。
紙の本でしかできない驚きの仕掛けにも納得。

ただ、私のような軽い頭では絶対に気が付かない「無理ゲー」をさせられた気分だw

それと同時に、これを書かれた作者さんの多大な努力には頭が上がらない。

茨城県出身で元お笑い芸人の藤なんとか翔さんw
他の作品も機会があれば読んで見たいと思った。

2023/02/21

天性の美人として生まれた女性が　その容姿のせいで不幸な目にあいつづけるという　逆パターン物語。

序盤、中盤手記という形で幼少期からの不幸話が描かれている。正直長いと感じた。
しかし、後半娘の手記で全て上手く回収されている。
無駄に長いのにも意味があったのね。
メッセージには全然気づけなかった！

2023/02/19

最後まで実際にあった話だと思って読んでいた。
"容姿＝天性のもの"というだけではなく、その人自身の努力や意識、性格も外見に表れるものだと思うので、ルッキズムが世の中からなくなることは無いだろうと感じた。
苦しくなる内容だったが、トリックには鳥肌が立った。

2023/02/18

藤崎さんに完敗！

物語は、抜群の美貌を持つゆえに幼少期から犯罪やいじめの被害に遭って来たシングルマザーの香織(仮名)の『手記』と、香織の娘の『追記』で構成されている。

手記では時系列に沿って香織に起きた様々な不幸が延々と描かれる。
ルッキズム（外見重視主義）に物申す社会派小説かと思いきや、追記でそれまでの感情が次々と覆されていく。

どんでんに次ぐどんでん。
社会派どころか完全にドス黒ミステリー。

この家族の秘密に驚愕する間もなく、作者が施した壮大なトリックに舌を巻く。

よくぞここまで手の込んだ仕掛けを。
見事な大逆転だ。

2023/02/18

"紙の本でしかできない"とのことで、叙述トリックを期待して読みましたが、、ちょっと違いました。
途中から読むのが辛くて結局速読しちゃいました。この仕掛けありきの中身なのかな。。うーん、、