逆転美人 の商品レビュー
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仕掛けのある面白い小説でした。 仕掛けがあると聞いていたのですが、全然気付かずに読み進めてしまいました。 藤なんとか翔さんや、一応プロ作家、等の部分にはかなり笑わせてもらいました。
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ミステリー小説かと言われると微妙な気がするがギミックがすごい。(あえてトリックではなくギミックと表現しています。) 本作最大の見どころのギミックがすごい、これにつきます。 映像ではなく文章ならではのギミックが素晴らしい発想。 小説の中で小説を書いているという設定で、文章もミステ...
ミステリー小説かと言われると微妙な気がするがギミックがすごい。(あえてトリックではなくギミックと表現しています。) 本作最大の見どころのギミックがすごい、これにつきます。 映像ではなく文章ならではのギミックが素晴らしい発想。 小説の中で小説を書いているという設定で、文章もミステリーっぽくなく文系的な内容なのですが、ギミックがパズルのように理系的で関心させられた。 他のレビューを見るとギミック以外の文章がしんどいとありますが、確かに普通のミステリーとして読もうとすると難事件が起こるわけでもないので退屈かとは思いますが、あくまでも自伝という設定なので軽い気持ちで読めば良いですし、じっくり読み込まなくてもギミックは理解できるようになっているので自分は問題に感じなかった。 意味深なタイトルもしっかり回収するのも完成度が高い。
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面白いトリックだった!! 最初の方は美人であるが故の不幸がこうも続くのか…と暗い気持ちになりながら読んでいたけど、後半は一転、娘が書いていたと暴露してからのラスト!! 仕掛けにもそのストーリーにもびっくり!!
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見たことないような展開で驚いた反面、主人公自身は極限状態だったことを考えると「なんかうきうきで解説しすぎじゃない?」と感じてしまい、ネタばらしパートで少し冷めた。
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⚫︎感想 タイトル通り。 トリックをたのしませてもらいました。 書き切った著者に脱帽です。 ⚫︎あらすじ 「私は報道されている通り、美人に該当する人間です。 でもそれが私の人生に不幸を招き続けているのです」飛び抜けた美人であるせいで不幸ばかりの人生を歩むシングルマザーの香織(仮名)。 娘の学校の教師に襲われた事件が報道されたのを機に、手記『逆転美人』を出版したのだが、それは社会を震撼させる大事件の幕開けだった――。 果たして『逆転美人』の本当の意味とは!? ミステリー史に残る伝説級超絶トリックに驚愕せよ!!
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この作者の作品は初めてでしたが、非常に面白い手法だと感じました。 そもそもこの手記が実際に存在する人物が書き、 実際に存在する物のように話が進み、 自分だけ世間から取り残されている感覚が面白かったです。 香織さんの過去には感情移入し、心が痛みつつ読み終えたかと思いきや、どんでん返しが待っていました。 どんどん香織の化けの皮が剥がされていき、 「こういう作品だったか」と感嘆するのも束の間に、 更なる仕掛けが待っていました。 読み終わった後も右肩左肩と読み直してしまう、 最後まで楽しめる作品でした。 とても面白かったです。
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読んでる途中で、文才のない母がこんな手記を書けるのか?とか、恐ろしい事件って言う割にはM先生逃げるし大したことなかったなとか思ってた。全部伏線だったのか。 世界でいちばん透き通った物語を思い出させる読書体験だった。感動。 途中の小指折られる所とかは、読んでて少しキツかった。 自分は普通の顔でよかったと思った。ルッキズム良くないね
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前半部分はダラダラとストーリーが続く印象。新たな話に入る前の一文も同じ様子。 ただ後半部分を読むことで、それが一気に解決する。そこにこの本のトリックがあり、紙の本にしかできないことだと感じた。個人的にこういう本は読んだことがなかったのでとても素晴らしく感じた!
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上司に「紙の本ならではだよ」と教えてもらって、お借りして読んでみた本。 世界で1番透き通った物語の記憶が鮮明に残っている状態で読んだから、どこなのだろうかと思いつつ読んでいても、いつの間にか物語だけに集中していたなぁ、 わたしは何個か違和感を散りばめていたようだけど、読んでる時...
上司に「紙の本ならではだよ」と教えてもらって、お借りして読んでみた本。 世界で1番透き通った物語の記憶が鮮明に残っている状態で読んだから、どこなのだろうかと思いつつ読んでいても、いつの間にか物語だけに集中していたなぁ、 わたしは何個か違和感を散りばめていたようだけど、読んでる時に?が沸いたのは1箇所だけ。 ものを読む時に書いてあることが、正しいと思い込んでることを指摘されている気分になった。 思わず登場人物をネットで調べたくなるほど、ルッキズムから生まれるリアルさがあった。
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