駅の名は夜明 の商品レビュー
軌道春秋の第二弾 短編9つ…ちょっと悲しい話が多かったな(/ _ ; ) タイトルになっている「夜明」駅が実在しているとは知らなかった。 どの話も30ページ程ですが、切ないけど暖かいその後が見える…そんな作品でした。 人生色々あるよね、頑張っていきましょうよ。 そんな気持ち...
軌道春秋の第二弾 短編9つ…ちょっと悲しい話が多かったな(/ _ ; ) タイトルになっている「夜明」駅が実在しているとは知らなかった。 どの話も30ページ程ですが、切ないけど暖かいその後が見える…そんな作品でした。 人生色々あるよね、頑張っていきましょうよ。 そんな気持ちになる一冊です(^ ^) 高田郁さんの文章は読みやすく心にスッと入り込んでくる心地良さがあるなぁ♪
Posted by
面白い小説と言う類いの内容ではないが ちょっとした感情のもつれから傷つけあったもの同士がゆっくりと氷が溶けるように 互いを許しあい求め会うようなそんな温かさが伝わって来た。どの章も暖かい内容だったが、特に「約束」では二人の感情の描写が 残酷なまでに描かれてイルミネーションように感...
面白い小説と言う類いの内容ではないが ちょっとした感情のもつれから傷つけあったもの同士がゆっくりと氷が溶けるように 互いを許しあい求め会うようなそんな温かさが伝わって来た。どの章も暖かい内容だったが、特に「約束」では二人の感情の描写が 残酷なまでに描かれてイルミネーションように感じた。
Posted by
軌道春秋の続編です。 今回は「再生」がテーマになっているように感じました。 心に傷を負った人たちが出会う人や風景。 一度は諦めようと思った道へ、再び一歩を踏み出すまでの9つの物語。 とても心に沁みました。
Posted by
『ふるさと銀河線』に続く軌道春秋。ウィーンのトラムから、北海道、九州のローカル線、そして首都圏の私鉄沿線での人間模様を描く作品だが、今回は「鉄分」は少なめだ。漫画の原作ということで、登場人物に一癖二癖あるものの、総じてみんな良い人で、最後まで依怙地で嫌な人はいない。そのあたりは著...
『ふるさと銀河線』に続く軌道春秋。ウィーンのトラムから、北海道、九州のローカル線、そして首都圏の私鉄沿線での人間模様を描く作品だが、今回は「鉄分」は少なめだ。漫画の原作ということで、登場人物に一癖二癖あるものの、総じてみんな良い人で、最後まで依怙地で嫌な人はいない。そのあたりは著者らしいが……。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高田郁さんのおっかけです(笑) 時代小説もいいけど、これもよかったな 鉄道を軸にした9編 どれも好きだけど 「ミニシアター」がほっこり、いいなあ 「夜明け」という駅、大分県にあるんですね 高台にある無人駅とか 行けないから想像を膨らませる ≪ 日がのぼる 今は夜明けの 暗がりに ≫
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大好きな髙田郁さん。 子どもの世界 大人の事情 が心に残った。 思わずGoogleearthで駅を検索。 流氷、すごいだろうなあ。でも遠くて行けそうもない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
髙田郁先生らしい、優しい9編からなる短編集。 しんみりくる話も好きだけど、一番好きだったのはコメディタッチの「ミニシアター」。優しさの連鎖というか、1つの車両に乗り合わせた人たちの思いやりが詰まった話。好き! あと「黄昏時のモカ」のおばあちゃんの度胸。「亡き夫との約束を叶える慰霊の旅で、詐欺に遭うのもまた一興。それも旅の醍醐味だわ」って強い。笑 そして「途中下車」。生きてりゃ本当にキツイことがあるんだけど。 「目的地に行くために必要な途中下車もあるさ。疲れたら、降りていいんだよ(中略)次の列車は必ず来るからね」が今の自分の状況にハマってぐぅ~っときた。
Posted by