こう見えて失語症です の商品レビュー

米谷瑞恵(著者),あらいぴろよ(漫画)

2022/12/20

47歳で失語症になり、その後の経過を漫画と解説でわかりやすく説明してくれています。

この本の素晴らしいところは、夫のリハビリから復職期までは失語症者の家族視点で書かれていますが、その後言語聴覚士となった妻の専門家としての視点から当時の思いと専門家の解釈、説明がなされているところです。

作中何度も我が家は「ラッキーで」とあり、同じ言語聴覚士の私としても恵まれている環境だなあと思う箇所は多々ありました。しかし、ラッキーを抜きにしても、このご夫婦の前向きさがここまでの改善をもたらしたんだなぁと思います。

失語症のことだけでなく、とても素敵なご夫婦のお話でした。

2022/11/11

図書館本

夫がウェルニッケ失語症になり、妻自らが言語聴覚士取得のかた。
失語症は、言葉のストックはあるのに、聴く、話す、読む、書く　の場面でうまく使えない。

互いに補い合いながら、今では会話が上手いことできるようになった夫、すごい！
どんな困りごとも、面白くやっていくことっていい。
すぐ読めるので、理解深めるのに良い本。