クロシオカレント(01) の商品レビュー
カバーも口絵もわりと好感触スタートでした。Twitterでよく見かけるわりによく知らない作者だけど、面白いセンスの持ち主だったんだな。 イントロがマジックリアリズム系の作品に感じられてそこは良かったのですが、突然の魔剣登場や、魔神に身体を乗っ取られた父が出てくる家族エピソードに「...
カバーも口絵もわりと好感触スタートでした。Twitterでよく見かけるわりによく知らない作者だけど、面白いセンスの持ち主だったんだな。 イントロがマジックリアリズム系の作品に感じられてそこは良かったのですが、突然の魔剣登場や、魔神に身体を乗っ取られた父が出てくる家族エピソードに「ちょっと(コメディーの)ノリがズレてるかな……」とガッカリ。 ただ、作品の構成が“青春群像劇”コメディーのため、ソシャカスとパチンカスによる福引・神様回で評価を持ち直し、ラストの突き放すような空気の悪さを浴びれたので大変満足です。
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架空の高知県を舞台にしたスラップスティックコメディである。とはいえ、実際に高知県を訪れたわけではないので本当のこともあるかもしれない。 常に何かが起こるかもしれないという不穏さを抱えながらオムニバス形式で話が進む。一巻を一気に読む方がいいかもしれない。
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