精神科医の本音 の商品レビュー

益田裕介(著者)

2024/06/06

先生のYouTubeがわかりやすく、
精神疾患について興味があったので手に取りました。
会社や周囲で耳にする適応障害という病名ですが、
自分のイメージだけでその人や病気を判断しないで
精神疾患を正しく知って、正しく接していくことが大事なのではないかと思いました。

他にも日本の医療制度の仕組みや課題も書かれていて、興味深かったです。

2024/01/30

現役の精神科医でYouTubeでも発信をされている益田裕介先生による著書。
YouTubeでもとてもわかりやすく噛み砕いて説明をされているが、本を読んでもやはりわかりやすく読みやすい印象だった。
精神科についてまず知っておいた方が良いことがまとまっているので、これから精神科受診を考えている人にもオススメ。

2023/10/08

精神科医YouTuber益田氏の新刊。
益田ドクターはクリニックの院長をしながらYouTubeで精神医療や時には哲学についてなど幅広く動画をあげておられます。
防衛医大出身で、その時のエピソードなども興味深く、マスラーになりつつあります笑
本書は動画で話しておられる内容をコンパクトにまとめたもの。
何故五分診療なのか、など現在の保険制度とあわせてわかりやすく述べられています。
精神医療について知りたい方だけでなく、これから通院しようと考えている方にもおすすめ。

2023/08/08

現在精神科の受診中で本を読む余力があり、さらに治療に不満を感じ受け身の治療から抜け出したいと感じている方に個人的にオススメです。

2023/07/08

感情移入をしないことが重要だという点は非常によくわかる。精神疾患にかかっていなくても、誰かがネガティブな発言を繰り返していると、それが周囲を同調させ、環境が悪化していくと言うことがある。強烈な感情の仲間にならない冷静さを保つ事は難しいが、必要なスキルである。

お金の話が多い。経済的だからと言う理由で診療時間が決められるウラ事情も明かされる。そうなると著者がやっていると言うYouTubeも金儲けではないかと言う気がする。もちろん本書の出版も。つまり、感情移入させてはいけないという命題が患者を商品として扱わなければいけないと言うプロ意識を齎し、それは拝金主義と極めて相性が良いものではないか。まるで、恋愛禁止の時間商売におけるナイトクラブのような図式だ。

精神科の医療報酬は、医療診療報酬点数表に決められる。基本的な外来診療は通院・在宅精神療法という項目の中で求められているが、初診の場合は60分以上で5400円、再診の場合は5分以上30分未満であれば3300円、30分以上はいくら長い時間をみても4000円。30分以上いくら時間をかけて診療しても700円しか違いがないから、通常再診は5分+ αで行こうと。

精神科医だけに良心を求めるのはフェアでは無いかもしれない。しかし人間の心を扱う職業だけに、読後の心中は複雑だ。

2023/04/23

精神科医療の裏側が赤裸々に語られておりYouTube活動があるから著者はここまで大胆な事を書けるのではないかと感じ面白かった。
精神科の診療時間の短さには不満を感じていたが膨大な患者数を考えれば仕方ないのだろう。
医療に頼り過ぎず自分で予防できる努力をすることが大切。
自助努力の必要性を感じた。

2023/03/05

的確なテーマが網羅され、的確な解説がなされている。

あえてだろうが、エピソードは少なく、精神科受診の肝が自然に体得できる。

youtubeから本書を手に取るに至ったが、著作も読みやすくすばらしかった。

2023/01/18

仕事でメンタル不調になり、精神科に行こうと思ったときに読んだ。精神科のことについて知ることができた。先生のYouTubeも拝見し、こころの病について学ぶことができた。「心」という一見あいまいなものに対して、「科学的な知見」に基づいて治療をするというのは難しいのだろう感じた。

2022/11/04

タイトル通り精神科医についてかなりあけすけに書かれています。なかなか普通は知ることの出来ない内容だと思うのでとても貴重な本だと思います。
とても面白かったです。

2022/11/02

だから診療時間が短いのか～と納得。
クスリを多く処方しすぎると儲けが減る仕組みになっている。よくできているなぁと。
医者との距離感について、これでいいのかと迷うことがあったが、これんでいいんだと勉強になった。

いろいろな人がいるなぁとも。