三体X 観想之宙 の商品レビュー

宝樹(著者),大森望(訳者),光吉さくら(訳者),ワン・チャイ(訳者)

2023/01/21

うまくまぶしてあるのだが、前作さっぱり覚えてなくてと思ったら、巻末に前作のあらすじが。５ｋｇなんて何のことか覚えてなかったよ。
これは、巻頭に載せてくれよ大森くん！

2023/01/19

三体シリーズのファン（当時アマチュア）が書いたスピンオッフ。マニアが書いた本だけあって、元の作品の細部をおぼえていないとよくわからないところ多数。

2023/01/16

ファンによる二次創作とは思えないクオリティ。三体本編で良く分からなかった部分などが上手く想像で補われている。巻末に三部作目の簡潔なまとめがあるのも有り難い。
想像を絶する(もはや読んでもイメージしきれない)技術による闘いのスケールに、よくわからないのに感動する、という不思議な体験が出来た。

2023/01/15

期待を遥かに上回るスケールの大きさに感心した。二次創作の枠を越えており、それでいて二次創作でなければ書けないような大胆すぎるラストなどすばらしい作品と思った。

2022/12/30

とても面白かった。少し俗っぽいところがあるのがオリジナルとの違いかな？世界観の広がり、物理学的なアプローチなどは遜色ない。三体の三部で曖昧な理解だった事をおさらいをしながら説明しもらえる感じ。ますます三体ワールドが好きになってしまう一冊だった。

2022/12/20

三体のスピンアウト小説。
ファンによる隙間埋めのものがたり
三体世界の世界観を踏襲しつつつ、三体三部作で語られていなかったことの隙間を埋め、また地球や宇宙のその後の展開を描く。
三体同様、壮大なスケールのSFである。
しかし、本家と比べると、小粒な印象。
まぁまぁですけど、かろうじて及第点といったところか。

2022/12/16

三体の世界を余すところなく引き継ぎ、見事に種明かしをしているという意味で、他人が書いたとは思えないレベルの高さだった。
三体もそうだったが、宇宙と物理学への興味がある人にはたまらない内容だろう。

2022/12/15

audibleにて。

中国のSF大作「三体」シリーズの、別の著者によるスピンオフ作品。

三部作を読み終えまさに「三体ロス」だったが、本作を読み始めてあの独特の高揚感が再び味わえて感激した。

別の著者によるものだが、同じ翻訳チーム、同じ朗読のおかげでまったく世界観を損なわずに楽しめた。ありがたい。

スピンオフなのでそんなに深みを期待していなかったが、いい意味で裏切られた。本家同様SF要素が深く、本家で語られていない部分で大胆に理論を展開していて引き込まれた。

あとがきにもあるように確かにところどころオタクっぼさは感じたけれど、三体の世界観を再現している価値の方がずっと大きいので気にならず。

読めてよかったー

2022/12/11

何という贅沢で重厚で豪華な同人誌…！とうっかり言ってしまったが、三部作で一番面白く読んだ『死神永生』への愛をものすごく込めて書きまくったこの「裏話」は、作品世界をうまく保管してイメージを広げてくれたり驚愕させられたりといろいろと楽しませてくれた。なんとも熱い二次創作だし、これが正式に出版されるのもすごい。そして今度は著者による前日譚が出ると知って「おそるべし三体…」と慄いてる。

2022/12/15

劉慈欣氏の三体シリーズの「二次創作」←これ大事。続編じゃない。
青色惑星に残された雲天明とAAの関係から、天明と“マスター”とのやりとり、そして三体の先の物語。著者の三体への愛が溢れまくる一冊。私は好き。ラスト最高→

ご都合主義な部分もあれば、よくまぁアレをこう繋げたなーってところもあり、劉慈欣氏っぽい箇所もあり読んでいて楽しかった！
三体シリーズをキャラ小説としても読んだ人は多分好きじゃないかな。とくにラスト。ニヤニヤできる（笑）雲天明物語になってるんだけど、それもラストで納得。