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言葉の還る場所で の商品レビュー

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2024/05/19

実体のないもの、気持ちや感情の表現は 簡単なようで難しい。「言葉」を疑うか、信じるか。 「言葉の達人」二人、奇跡の対談。

Posted byブクログ

2024/02/18

決して迎合することなく自身の美学をぶつけ合うような、静かで激しい戦いをみた。(実際は静かにお互いを分かりあうようにお話しされてますが)

Posted byブクログ

2022/08/28

日本でイチニを争う様なお二人の対談。日本語が母国語で良かった!と、久々に感じた。言葉の匠な使い手さん二人が紡ぎ出す絶妙なテンポで一気読み。

Posted byブクログ

2022/07/17

本書は『Web新小説』オンライン対話「谷川さん←→俵さん『もっと聞きたい!?』詩人と歌人の今日から明日」の書籍化だそうです。 Session01「言葉」を疑うか、信じるか この章が一番、読みごたえがありました。 万智さんの息子さんが初めて読めた漢字は「谷川俊太郎」だそうです。...

本書は『Web新小説』オンライン対話「谷川さん←→俵さん『もっと聞きたい!?』詩人と歌人の今日から明日」の書籍化だそうです。 Session01「言葉」を疑うか、信じるか この章が一番、読みごたえがありました。 万智さんの息子さんが初めて読めた漢字は「谷川俊太郎」だそうです。面白いですね。 谷川さんは、短歌はメロディーだとおっしゃり、万智さんはリズムだとおっしゃいます。 谷川さんは音楽は必要不可欠なもので、万智さんはほぼ無音。人によって違うものですね。 ただ、万智さんは韓流ドラマ『愛の不時着』(私は未見です)には人が涙する抒情性があると3回もおっしゃっています。(万智さんは16話を4周したそうです) 谷川さんは短歌を歌にする作曲家が多いともおっしゃっています。全然知りませんでした。 Session02『谷川俊太郎の33の質問』再び 谷川さんの質問に万智さんが答えます。 Session03都会のデタッチメント、田舎の密度 万智さんが「短歌は人に覚えてもらえるというのが、一番の強みというか、ひとつの大きな魅力だなと思います」とおっしゃり、谷川さんが「そこが自由詩とはまったく違うところなんですよね」と答えているところが印象的でした。 万智さんは短歌の良しあしって「『人の心に棲みつけるのか棲みつけないのか』ということが大きくて。だから、いいものは覚えられるんでしょうね」とおっしゃったのもなるほどと思いました。 詩人や歌人の私生活や感じていることなどに触れられて興味深く読みました。 また、私も最近、短歌を読み始めたので好きな歌は暗唱できるようになりたいと思いました。 ※評価が☆4つなのは、ページ数が少なく字が大きいので内容が少ないのに値段が高いと思ったからです。 詩集や、歌集なら、高いのもわかりますが、対談集は適正価格にするか、もっと深い話をするかしてほしいと思いました。

Posted byブクログ