腹を割ったら血が出るだけさ の商品レビュー
たくさんの視点から読めて良かった。少女のマーチを読んでみたいと思った。1番最初の書き出しからびっくりした。
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【ネタバレ無】【感想】 表の自分と真の自分。ギャップの多寡でうまれる自己肯定感や葛藤をもつキャラクターたち。彼らが交わり紡がれるストーリー…これはカタルシスの予感… 丁寧な心理描写、視点を変えて映る彼らの一面。 学生さんも社会人も共感できる部分があるはず! 現実も、誰しもそれ...
【ネタバレ無】【感想】 表の自分と真の自分。ギャップの多寡でうまれる自己肯定感や葛藤をもつキャラクターたち。彼らが交わり紡がれるストーリー…これはカタルシスの予感… 丁寧な心理描写、視点を変えて映る彼らの一面。 学生さんも社会人も共感できる部分があるはず! 現実も、誰しもそれぞれの物語で「自分」を演じているんだよなと改めて認識。
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正直そこまで刺さらなかった。私の物語ではなかったのかもしれない。多感な10代の子が1人でも多く救われれば良いと思う。
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ヒロインの少女が自分の2面性(裏と表の顔)に悩んでいて、アイという人物に救われていく?話。 誰しもが人には言えない内面を持っている筈だからそこに悩むのは、30代の自分には青春だなぁと思ってしまう。 高校生じだいだったらまた違う感想と共感があったかも。 この話のヒロインと同じくらいの年齢の人に読んでもらいたい。
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「少女のマーチ」、、焦燥感、絶望感、無力感、疎外感にまみれた青春期の自意識過剰からの逃げ場を探す茜寧の妄想が生んだ架空の御伽話にも思えたけれど、ならば20代社会人の2人がもっと魅力的でないとこの話し、説得力が欠けるのでは。自分らしく生きる、のが無神経に人を傷つける鈍感な女装の王子...
「少女のマーチ」、、焦燥感、絶望感、無力感、疎外感にまみれた青春期の自意識過剰からの逃げ場を探す茜寧の妄想が生んだ架空の御伽話にも思えたけれど、ならば20代社会人の2人がもっと魅力的でないとこの話し、説得力が欠けるのでは。自分らしく生きる、のが無神経に人を傷つける鈍感な女装の王子様と、仕事に覚悟が足らずに周囲に迷惑かけるアイドル。これ、作者の意図せずな反面教師なのか。 むしろ、青くて未熟で愚かだけれど、自分たちの過不足を悟って足掻く高校生2人の物語の方が読み応えある。迷いながら微調整しつつ進んで行く未来を予感させて好感を持った。
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「本音」と「建前」は誰にでもあると思う。自分自身で作り上げたもの(小説や人間性含め)が、人々の中で育ち、様々な解釈をされる。その解釈は受け取り手の数だけある。
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内容に関係ないけど、レイアウトというか、地の文のある版面が横に長すぎて違和感が。 認知欲求が高い女のコやSNSばかり気にするアイドルや少年など、共感はできないけど、興味深い。 でも、一つの物語にあまりにも依存するのって、気持ち悪い、というか他人本位で気味悪い。 そうでもしないと生...
内容に関係ないけど、レイアウトというか、地の文のある版面が横に長すぎて違和感が。 認知欲求が高い女のコやSNSばかり気にするアイドルや少年など、共感はできないけど、興味深い。 でも、一つの物語にあまりにも依存するのって、気持ち悪い、というか他人本位で気味悪い。 そうでもしないと生きていけない苦しさは理解できるけど。
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ボリュームのある小説だったけれど、焦点を当てられる登場人物が次々と切り替わるので、少しずつ時間をかけながら読むことができた。アイドルやアンチの描写も新鮮で面白かった。愛されたい茜寧、ストーリーをつくりあげる樹里亜。少し大袈裟に描かれているかもしれないけれど、現実世界を生きる多くの...
ボリュームのある小説だったけれど、焦点を当てられる登場人物が次々と切り替わるので、少しずつ時間をかけながら読むことができた。アイドルやアンチの描写も新鮮で面白かった。愛されたい茜寧、ストーリーをつくりあげる樹里亜。少し大袈裟に描かれているかもしれないけれど、現実世界を生きる多くの人たちにも、同じようなところが少しはあるんじゃないかと思う。小説や物語の意義についても考えさせられた。
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- ネタバレ
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面白かった。読解力も必要で少し疲れた部分もあるが面白かった。割とスッキリとする。一人一人ストーリーを持って登場人物が生きていおり、同時進行で物事が起こる。本当に当たり前の事なのだが、自分が悩んでる時に、アイドルは踊っていたり、友人はタバコを吸っていたり、同じ時間軸をどう過ごすかは普段わからない。全てがとても平行に思えた。平行すぎて少し不思議な感覚も生まれる。そこまで自分が生きている間に周りの人生も取り込み同時進行で物事は進むと理解しつつも、平行を感じることは難しい。作中にもあるが、確かにこの小説は主人公がいるようでいないと自分も感じた。誰が中心となって物語は進むわけじゃない。環境でも他人でもなく、本当に登場人物自身の性格と感情に任せきりのような物語の進み方をする。いや、それはそうなんだけど、難しいな。まあ、世の中色々な生き方があってもいいんだと感じたらそれでいいのかもしれないな。
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心の底で叫び続けること。 解釈は人それぞれであるが、ここまで脳内で自由に動いていたら違う物語にならないか。 理解されない想いであったとしても、逃げ場があるだけで変わるのかもしれないな。
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