組織の盛衰 決定版 の商品レビュー
組織開発を学ぶ勉強会で主催者からオススメされていたので、図書館で借りて2週間弱で読了。 全318ページで少し分厚め?で、最近読んだビジネス書の中では比較的難解だった。(たぶん歴史や政治に詳しくない故。) 良い組織には大きさ・固さ・強さがあり、組織のタイプは機能体と共同体の2つに大...
組織開発を学ぶ勉強会で主催者からオススメされていたので、図書館で借りて2週間弱で読了。 全318ページで少し分厚め?で、最近読んだビジネス書の中では比較的難解だった。(たぶん歴史や政治に詳しくない故。) 良い組織には大きさ・固さ・強さがあり、組織のタイプは機能体と共同体の2つに大別できる。それらは二者択一的なものではなくグラデーションだけれども、両立するには必ず矛盾や反発に突き当たることになる。 綺麗事ではなく、嫉妬や惰性など人間のドロドロした部分に向き合わないと良い組織は作れないのだなぁと、厳しくも悲しい現実を突きつけられた感じ。衰退する組織の事例がリアルかつ納得感がありすぎて、いろんな意味でゾクゾクした。 この本を元に、目指したい組織像と自分の役割(ポジション)を明確にしておくとよさそう。
Posted by
はじめて本が好きになったきっかけとなる本 何十年も前に書かれたのに、いつ読んでも今も大切だと思うことがたくさん書かれてる。
Posted by
なかなかちゃんと組織を論証できている本が存在しない中、科学根拠ではなく仮説ベースではあるものの、歴史を振り返りながら納得感ある整理をしている本。組織論の本としては名著ではないだろうか。
Posted by
日本史における巨大組織の盛衰から、組織の「死に至る病」を検証し、未来への処方箋を提案する。二十年以上にわたる組織論研究の集大成に、著者解説を付した決定版。
Posted by
- 1